グアテマラのジャングルを抜け、ジャックスパロウの居るカリブ海を目指せ!

公開日: ベリーズ

belize キー・カーカー

11月18日

累計でまる2ヶ月以上も滞在してしまったグアテマラを遂に抜け、憧れのカリブ海、ベリーズを目指す。ベリーズは中南米でも珍しく、公用語が英語の国で、今までのスペイン語圏に比べると格段に旅は楽になるが物価は、かなり高い。

どんな場所かは行ってみないと分からないが、俺が目指すべき世界遺産はただひとつ『ベリーズ珊瑚礁保護区(Belize Barrier-Reef Reserve System)』のみ。なかでも有名なのがグレート・ブルー・ホールと言う、海にぽっかりとあいた穴。

そんな世界遺産を目指してグアテマラのフローレスから、かつてバックパッカーの楽園とまで言われたベリーズにある島、キー・カーカーを目指す事にした。

世界の絶景・秘境100、この本の表紙を飾っているのが俺たちの目指すブルーホールだ。ちなみにこの本は、世界中を旅するなら一読に値する。やっぱりこう言うのを知っているとあ、行ってみよとかなるのでオススメ。

フローレスからベリーズシティ、キー・カーカーへの行き方

行き方もへったくれも無いのだけれどもフローレスの旅行代理店で、ベリーズシティまでのバスチケットを購入してバスに乗れば約5時間半でベリーズシティに到着。大型バスで料金は125ケツァール。朝5時発で10時半にベリーズシティに到着。

ちなみにキーカーカーまでのフェリーチケット付きだと200ケツァールだがどの道、バスを降ろされるのはフェリー乗り場なのでジョイントチケットを買う必要は無い。また、ベリーズシティ、キー・カーカー間のフェリー往復チケットだと割引が効くのでその方が良さそうだった。(俺たちはフローレスからキー・カーカーまでのジョイントチケットを購入してしまった。)

ベリーズシティからキー・カーカーはフェリーで約50分

また、グアテマラ、ベリーズ間の国境は、フローレスから約2時間で到着。荷物を全部持って移動しないといけないのが面倒だったが国境はスムーズに越える事が出来た。東南アジアなんかの国境と比べると中米の国境は空いているし、めちゃくちゃスムーズ。特にシンガポール、マレーシア間の国境越えはめちゃくちゃ混んでいて大変だったな。

大型バスはトイレ付きで快適そのものだったが、運転手が馬鹿なのかやたらと冷房を効かせ、凍えそうだった。途中で、冷房を切ってもらったがしばらくすると今度はクソ暑くてどうしょうも無かったのでまた冷房を入れてもらった。もしかしたら冷房がうまく調節出来ないのかもしれない。

遂にやってきたジャックスパロウの居るカリブ海

遂にやってきた憧れのカリブ海は噂にたがわぬ美しさで、透明度の高い、エメラルドグリーンの海が広がっていた。

キー・カーカーはかつてバックパッカーの楽園とまで呼ばれていただけあって、めちゃくちゃのんびりと出来そうな雰囲気の良い島だった。だが、しかし、物価が高い。クソ狭くて騒音の酷いゲストハウス(バス・トイレ共有)ですら一泊70ベリーズドル(4千円近い)。食事は大体、1000円くらい。うーん、フィジーを思い出す・・・

La Cubana

俺たちが最初に泊まった安宿は『La Cubana』と言う隣がクラブなので夜クソうるさいゲストハウス。あまりオススメは出来ない。ただ、立地は抜群に良くて、すぐ目の前がオーシャンビュー。ここで食べる朝食はなんとも贅沢な気分。

俺のベリーズの第一印象は飯と宿がクソ高くて嫌になるがキー・カーカーの町はすごくのんびりとしていて落ち着く素敵な町だった。ただ、かつてはバックパッカーの楽園とまで呼ばれたそうだが、今時の物価じゃバックパッカーは来たがらないだろう。

ベリーズの夕陽

物価が高い事、意外は最高にのんびりと出来る島なので、マッタリと夕陽を眺める。ホテル代と飯代、シュノーケルやダイビングなどのアクティビティは先進国並みに高いが、それ以外にお金を使うところは特にないのでのんびりとブログを更新したりするには最高の島。

また、この島にはほとんど車が通っておらず、主な移動手段はゴルフカート。これは恐らく電動なので排気ガスがなく、スローな移動手段なのでのんびりとしたこの島の雰囲気にすごく似合っている。正直、アンティグアのように排ガスだらけで、ブンブンバイクなどが行き交っていたらこの島の雰囲気は維持出来ないだろう。

ベリーズ、キー・カーカーでの食事

ベリーズの食事

俺たちのお気に入りの食事はチャイニーズ系のテイクアウトのお店。他のレストランに比べると料金がかなり安くて結構おいしい。これはベジタブルチョプシー、10ベリーズドル(約550円)

ベリーズで食べたロブスター

晩飯はさっそく再会したWORLD RUNNERと中国人の女の子と四人でレストランへ。せっかくなので頼んだロブスターは20ベリーズドル(約1100円)とけっこう高いがベリーズなので仕方が無い。味はまあまあ美味しかった。噂によるとキューバだと6USドル程度でロブスターが食べられるらしいので、次にロブスターを食べるのはきっとキューバだな。

ワールドランナーの友達の中国人の女の子が居たので会話は全部、英語。エル・ミラドールでのジャングルトレッキングでもフィンランド人夫妻と一緒だったのでほぼ英語、フローレスの町もかなり英語が通じたのでほとんど英語。そしてベリーズの公用語は英語。最近、英語と日本語しか話していない、ただでさえ、未熟なスペイン語をどんどん忘れていく。

俺たちは英語が達者な方ではないけれども、それでもスペイン語と比べると格段に英語の方が話せる。最近はスペイン語で相当苦労していたから久し振りに英語を話すと(スペイン語と比べて)めちゃくちゃ英語が喋れるようになっている気がする。もちろん、そんなの気のせいだけど。

ただ、英語の達者なフィンランド人と話すより、同じくセカンドランゲージ同士の中国人と英語で会話した方が、スムーズに会話が出来きるのは気のせいでは無いと思う。

ワールドランナーの話は相変わらず面白くてぶっ飛んでる。6年の旅の期間中、一年はオーストラリアでワーホリしていたそうだけれどもその一年で約400万程貯金して旅を再開したらしい。たった一年で400万円も貯めるってどんだけ働いたんだよ???

400万円稼ぐのと400万円貯めるのは全く別物で、生活費を考えると節約していたとしても相当稼がないといけない。そう言えばアフリカ大陸で出会ったナナちゃんもオーストラリアでブルーベリーを摘みまくって400万貯めたとか言っていたな。オーストラリアやべぇぜ!

次回は、セスナ機に乗っていよいよブルーホールを目指す!

ベリーズ キー・カーカーでオススメの安宿 Vista del Mar Guesthouse

Vista del Mar Guesthouse

目の前はすぐ海のオーシャンビューで値段も一泊70ベリーズドル(35USドル)。部屋も広くてWi-Fiもあり。前回泊まった安宿『La Cubana』があまりにも酷かったので引っ越して大正解だった。二人で旅行するなら断然、Vista del Mar Guesthouseがオススメ!

La Cubana Hostel Sleepbox

もしも一人で泊まるなら一泊17USドルで、朝食もついているLa Cubana Hostel Sleepboxは割安感があるかも。ただ日によっては隣のクラブから大音量で音楽がなりつづけちょっとキツい。2日ほど泊まったが最初の日は最悪で、次の日は平穏だった。また、小さいけど簡易キッチンと冷蔵庫が付いているのはポイントが高い。

公開日: : 最終更新日:2016/12/11 ベリーズ

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