漫画『火の鳥』を読むと日本の世界遺産をより深く楽しめる

公開日: 読書&映画

漫画『火の鳥』を読むと日本の世界遺産をより深く楽しめる

火の鳥を読むと世界遺産の勉強にもなる

俺は世界遺産をまわっている時に、もっと知識があればもっともっと世界遺産を楽しめるのにといつも思っている。でも、世界遺産検定の勉強とかクソつまらないし、事前に行く場所を調べてはいるけれどもあんまり頭に入ってこない。

勉強するぞと思ってする勉強は大体面白くも無く、そう言った勉強を全くしてこなかったから日本の歴史すらも、まともに知らない今の俺がいる。自業自得だ。

でも、そんな俺でもすいすいと頭に入ってくる勉強方法がある。それは漫画。

学校の図書館にあるようなクソつまらない歴史の出来損ない漫画などとは違ってプロのエンターテイナーたる漫画家が描いた漫画だ。しかも漫画の神とまで呼ばれた手塚治虫先生の漫画、火の鳥が面白く無い訳が無い。

ちなみに俺は手塚先生の漫画で一番好きなのは何と言ってもブラックジャック。そして、その次に好きな漫画が火の鳥。

漫画が面白ければあっという間に読めてしまう。そして、漫画を読んだだけで世界遺産をよりいっそう楽しむ事が出来るようになる。すごくお得だ。

火の鳥 鳳凰編を読んで奈良の東大寺へ

火の鳥 鳳凰編

中でも一番のおすすめは『火の鳥 鳳凰編』。これを読むと東大寺にある奈良の大仏、盧舎那仏を見た時に漫画の中で茜丸が製作したのはこれか、とか東大寺が出来た時代はあんなじだいだったんだ、などと思いを馳せる事が出来る。また、実際の東大寺の初代別当である良弁も我王の師匠として登場する。東大寺に行く前には絶対に読んでおいて損は無い。

ただし、火の鳥は基本的に史実を織り交ぜて作られたフィクションなので実際の歴史とは違う。しかし、手塚治虫の視点で奈良の大仏がどのようにして出来たのかが描かれていてとても面白い。

東大寺、奈良の大仏

東大寺に行った時の記事
奈良の大仏で有名な東大寺(とうだいじ)| 世界遺産『古都奈良の文化財』その3

火の鳥 乱世編を読んで平泉へ

火の鳥の乱世編の主人公はあの武蔵坊弁慶。平泉の世界遺産、中尊寺には弁慶堂があり、世界遺産では無いが弁慶と共に平家を打ち破る牛若丸こと源義経の最期の地、高館義経堂などがある。

乱世編では平安時代末期、源平の抗争について描かれていて直接、世界遺産とは関係ないが漫画にも出てきた弁慶や義経の最後の地としてより平泉を楽しむ事が出来る。ただし、乱世編はかなりコミカルに手塚アレンジが加えられているので歴史の勉強にはあまりならない。それでもあの時代の雰囲気を理解するにはやはり漫画が一番、わかりやすい。

源義経の人形

平泉に行った時の記事
平泉にある世界遺産一覧、全5件のリスト

ヤマト編

「奈良県明日香村に石舞台古墳と呼ばれる、できそこないの墓のあとがあります。なぜか、むき出しになって、さらされているのです。…なぜ、こんな中途ハンパな墓があるのでしょう? もしかしたら、ここに埋葬された王さまに、いろいろ家庭の事情があったかも… ひとつ…こういう物語はいかがでしょうか?」

と、始まる「ヤマト編」に出てくる奈良県明日香村にある石舞台古墳は世界遺産の暫定リストに登録されている。話、自体はかなり手塚治虫のオリジナルアレンジでギャグ系だけれどもやっぱり、こういうのを読んでいると実際に現地に行った際の感動が全然違うと思う。

前回、奈良の世界遺産を巡った際は時間が足りなすぎて、残念ながら石舞台古墳には行く事が出来なかったが機会があれば石舞台古墳にも行ってみたい。

奈良の世界遺産、一覧『古都奈良の文化財』と『法隆寺地域の仏教建造物』全9件

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