ボリビアの物価と治安 | 10泊11日の総費用は約8万円

公開日: ボリビア 旅の費用

ラパス

2017年2月8日〜18日

1ボリビアーノ = 16円で計算

ボリビアの物価

南米、最貧国と言われるボリビアの物価は基本的に安い。ただ、観光客向けの施設や利用料は結構高めに設定されており、時と場合によっては高くつく。俺たちは観光地であるコパカバーナと首都ラパス、そしてウユニにしか行っていないが思いのほか高くついた。

俺たちがボリビアで使った総費用は

5056ボリビアーノ = 80896円

マジで!?
これ、計算した時には自分の目を疑ったね
ボリビアのくせに結構高いなと。

まぁ値段がかさんだ理由は何となくわかっている。

まず、ラパスで体調を崩して三日もダラダラとしていたのであんまりラパスでは金を使っていない。ただ、体調も悪かった事もあり、ウユニまでのバスを観光客向けのバスで評判の良い『Todo Turismo』を使った事がまず失敗だった。250ボリもするくせにカマー(3列シート)じゃなくてセミカマー(4列シート)。

俺は料金が高いのは別に良いのだけれどもそれに見合ったサービスが受けられないのは許せない。帰りのバスは150ボリだったけれどもカマー(3列シート)で快適だった。ちなみにセミカマーなら100ボリ程度だ。

評判の良かった『Todo Turismo』だが、料金が高いわりには、あんまり良く無いのでおすすめ出来ない。
ただ、夜食が出たり、食後のコーヒーみたいなきめ細かなサービスがある事にはビックリした。

あと、酷い目にあったのがブッキングドットコムで予約したウユニの宿。これはマジで本当に酷い、俺たちは体調が悪かったから少し奮発して60ドル近くもする宿を予約したのだけれども着いてみたら30ドルでも高いよと言う宿だった。ここに二泊。マジでアレは完全にぼったくられた・・・

単純にこの移動費と宿代だけで27000円くらいしてしまう。

参加したツアーで言えば

世界一の絶景と噂されるウユニ塩湖のサンセットツアー

ウユニ塩湖のツアー
一人130ボリで、二回参加したから130ボリ x 2回 x 2人 x 16円 = 8300円
これは結構楽しかったのでお値段以上かな

ティワナク:ティワナク文化の宗教的・政治的中心地

世界遺産『ティワナク文化の宗教的・政治的中心地』へのツアー
210ボリ x 2人 x 16円で約7000円
これはちょいと高めな感じがしたかな

チチカカ湖に浮かぶ太陽の島『Isla del Sol』

チチカカ湖に浮かぶ太陽の島『Isla del Sol』
65ボリ x 2人 x 16円で約2000円
これは、時間が・・・

ツアー代が合計で17380円

ざっと見積もってもこれだけで総費用の半分以上掛かっている。

あと、バカに出来ないのが食費。ボリビアの食費は基本的に抑えようと思えば結構安い、しかし、ボリ飯と揶揄されるボリビアの飯はマジで不味くてボリ飯ばかり食うのは精神的に苦痛を強いられる。特に標高が高い事から水の沸点が低く、米も麺類もクソまずい。そんな訳で、ちょっと高い物が食いたくなったりするのだけれども俺たちがラパスで食ったインドカレーなんて一人1000円くらいした。二人で2000円!下手したら日本より高いじゃねーか・・・

ウユニ塩湖でも気軽にその辺のレストランに入ったら一人1000円くらい取られる。まぁ不味くは無いし、ローカルフードに比べれば多少はうまいのだけれども決して1000円も取れるクオリティに達していない。それでも何回かそう言うお店に行ってしまっているので7000円〜8000円はそう言うお店の食事代として消えたと思う。

ちなみにローカルフードを食べれば二人で500円位なので、高いお店の1/4程度だ。

俺たちはどうもボリビアって国が肌に合わなかったらしく、色々と無駄にお金使ってしまったりしたが、満足度はかなり低かった。最終的にはあんまりうまく無いけれどもローカルフードの方が安いからストレス溜まらないよねと言う結論に至った。高いわりに満足感が得られない時ほど不満は強く感じる。

宿はラパスで泊まった安宿が一泊100ボリ(約1600円)で、コパカバーナで泊まった安宿が一泊150ボリ(約2400円)

こんな感じで、ローカルの物価は安いけれども俺たちは飯とか宿とかバスとか、ちょっと良いのを選んだので少し高くついた。だけど、ボリビアでは金を出しても満足度が低い。

ボリビアの治安

ボリビア多民族国は、豊富な天然資源を持つが貧しい状態が続いており、かつて「黄金の玉座に座る乞食」とまで言われたラテンアメリカ最貧国の一つ。そんな訳で当然、治安も良くは無い。

俺が見た感じではやっぱり政治が悪いんじゃないかななんて思う。ラパスを見てもわかるけれども都市の周りにスラムが広がっているし、ほんと、首都の隣町、東京で言えば埼玉みたいな位置づけの県の道路が舗装もされていないような状況で、見た感じ、北斗の拳に出て来る世紀末都市そのもの。

はっきり言って俺はボリビアに対していいイメージはまるで無い。あと、ただでさえ高地で空気が薄いのにあの酷い排ガスと砂埃にそこら中に溢れるゴミ。これは住んでいる人の心を荒ませるのに十分な理由になるんじゃないかな?

ちなみにウユニやコパカバーナは小さい町だし、田舎なのでそんなに治安は悪く無い。少なくとも嫌な感じは全くしなかった。でも、ラパスは中心部以外は治安悪いと思う。俺たちは運良く、危険な目に遭わなかったけれども、やっぱりボリビアを旅するなら気を引き締めて旅した方が良いと思う。

公開日: : ボリビア 旅の費用

関連記事

セントポール教会(St. Paul's Church)

マレーシアの物価と治安 | 6泊7日の滞在費は約3万円

2016年6月13日〜19日 1マレーシアリンギット = 26円で計算 物価の高

記事を読む

十字架の丘

グアテマラの物価と治安 | 63泊64日の滞在費は約37万8千円、飛行機代が二人で約24万円

9月14日〜11月18日(内2泊はホンジュラス) グアテマラの物価 1ケツァール

記事を読む

シンガポール植物園(Singapore Botanic Gardens)

シンガポールの物価と治安 | 2泊3日の滞在費は約2万円

2016年6月10日(シンガポール着は11日)〜 6月13日 1シンガポールドル =

記事を読む

世界遺産ハンター

ドバイ、ヨーロッパ縦断、そしてアフリカ、夫婦二人で半年かけて17カ国を周遊した旅の総費用

2015年8月31日〜2016年3月1日 182泊183日、17カ国周遊の旅 俺たち

記事を読む

コ・サメット

旅の終わりにバンコクでオフタイム | 7泊8日の贅沢な旅費は約5万5千円 + 飛行機代が15万円

サメット島にて 2016年2月23日〜3月1日 最高に楽しかったけれどもボロクソに疲

記事を読む

コロマンデル

オセアニア・東南アジアの旅6カ国、3ヶ月間の旅、総費用は約122万円(内:飛行機代が約36万円)

2016年4月13日 〜 7月7日 総費用合計は 121万8900円 内 : 飛行機

記事を読む

ブラックヘッド会館

ラトビア(リガ)の物価と治安 | 3泊4日の滞在費は4万1千円(本当はその半分くらい)

2015年9月30日〜10月3日 エストニアからやってきたのはお隣の国、ラトビアの首都

記事を読む

カフラー王のピラミッド

エジプト物価と治安 | 18泊19日の滞在費は9万4000円、飛行機代が6万円

2016年1月11日 〜 29日 1エジプトポンド = 15円で計算 エジプトの物価

記事を読む

ウユニ塩湖のデイ・ツアー

ボリビアの世界遺産、一覧 全7カ所のリスト

ボリビア多民族国は、豊富な天然資源を持つが貧しい状態が続いており、かつて「黄金の玉座に座る乞

記事を読む

サハラ砂漠をラクダで行く

モロッコの治安と物価 | 23泊24日の滞在費は16万6千円、総費用は22万6千円

モロッコの物価 2015年12月19日〜2016年1月11日 1dh = 12.

記事を読む

トラックバック用URL

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

PAGE TOP ↑