アルバミンチから車をチャーターしてエチオピア南部の先住民族に会いに行く

公開日: エチオピア

ムルシ族 mursi

写真はムルシ族

2月16日

ゴンダールからアディスアベバ経由でアルバミンチまでやってきた。アルバミンチの空港を出るとワラワラとトゥクトゥクのドライバーが群がってきた。

『町まで100ブルだ!(約550円)』

高いよとか言いながら辺りを見回してみたが、その他の交通手段が何も無さそうだ。飛行機から一緒に降りてきた白人達はどうやら宿からのお迎えが来ているようでトゥクトゥクに乗りそうな客は俺たちしか見当たらない。

そんな訳で4、6人のドライバーたちに囲まれてわーわー言われている。他に交通手段が見当たらないので高かろうが安かろうがトゥクトゥクに乗るしか無いのだけれども幸いな事にドライバーが余っているのでドライバー同士の喧嘩が始まった。

俺は90ブルだ!いや俺は80だ!何だとこの野郎あっちに行け!さあ俺とくるんだ!

50ブルと最安値を付けたドライバーについて行くと他のドライバーが俺の腕を引っ張ってくる、それを俺たちのドライバーが蹴散らしながらトゥクトゥクに乗り込んだ。

エチオピア南部は着いて早々、ヘビーだぜ。

俺たちはトゥクトゥクでエチオピアンエアラインのオフィスへと向かった。オフィスの近くには目当てのホテルもあるのでちょうど良い。

時間に追われていた俺たちは、エチオピア南部を車で一気にまわり、アルバミンチから飛行機でラリベラまで行くと言うグレートプランを練っていた。

しかし、アルバミンチからラリベラまでは一日で行くことは出来ずアディスアベバに一泊してからラリベラ、そしてラリベラからアディスアベバに戻る3つのフライトで、ひとり200ドル以上もかかるとの事だった。

更にラリベラの世界遺産は入場料でひとり50ドルも掛かる上にアディスアベバやラリベラでの滞在費を含めると二人で8〜10万円近くの出費となる。

旅の初期なら行っていたかもしれないが、この頃になるとリアルにその金額を払ってでも行きたいのか?とシビアに考えるようになってきてしまっていた。

お金にも時間にも限りがある。

この半年間でまわってきた世界遺産は70件以上、もうすでに文化遺産に情熱を持てなくなっていた。

アルバミンチから車をチャーターしてエチオピア南部の先住民族に会いに行く

俺たちは、この町からダイレクトに先住民族に会いに行く方法を探していた。

おそらくジンカまでバスで行ってそこから車をチャーターした方が安いのだがその途中にあるコンソの町には世界遺産『コンソの文化的景観』があるので寄ってからジンカに行きたい。

そんな訳でアルバミンチに着いたその日に車をチャーターしたかった。一番最初に声をかけられたのはエチオピアンエアラインのオフィスで、既に中国人のひとりがいたので三人で一台をシェア出来るとの事だった。料金は一日140ドル、三人で割れば俺たちは一日で約92ドルとなる、出来る事なら四人でシェアしたい。

その誘いを一旦、断って他の人にも聞いてみた。ただ、どのエチオピア人もイマイチ信用しづらい。一番、信用出来るのは俺たちが泊まっていたツアリストホテルだがシェアする人が見つからない。

料金はミニバンで一日120ドル、ランドクルーザーで一日150ドル。

Facebookを見てるとエジプトで出会ったアフリカ南下組が何人もエチオピア南部をウロウロしている。シミエンで再会したサイトーさんもこの辺りに移動している。

誰かに出会うはず。
でも世の中、そんなに都合良く出来ていない。

俺たちに残された時間はあまり無かった。
なんとしても今日中に車をチャーターして明日には出発したかった。

アフリカの旅人

写真は一緒に旅をした中国人のリュウさん

結局、ツアリストホテルではシェアする人が見つからず、最初に会った中国人のリュウさんと三人でランクルを三泊四日でシェアする事にした。値段は値切って一日130ドル。

翌日に出発出来る事になって一安心した俺たちはツアリストホテルに戻って食事でも取ろうと思ったらエジプトで一緒にカルナック神殿を見に行ったママイヤさんが登場!

しかも、ママイヤさんは韓国語と中国語を話せる奇跡とか言いようの無い人選。

世の中、わりと都合良く出来ている。

ママイヤさんはアフリカを陸路で南下して南アフリカを目指している。エチオピア南部の部族はどうしようか悩んでいて、たまたま俺たちに出会ったので2日間だけ参加してそのままケニアを目指すそうだ。

これで最初の2日間だけだけど四人でシェア出来る。

アフリカの旅人

写真はママイヤさん

旅をしていると常に決断を迫られる。

どこに行くのか?バスか飛行機か?どのツアーに申し込むか?どの人を信用するのか?何処に泊まるのか?

毎日、毎日、決断を迫られる。
正直、けっこうキツい決断を迫られる時もある。

主に金額やかかる時間が大きくなれば大きくなるほど決断を下すのに勇気が必要になる。そして、素早く決断をしなければならない。

出会って数時間の胡散臭いエチオピア人と数万円の取引をする。
判断をミスったらそのまま全部持っていかれてしまう事もあると思う。
だれも保証してくれない、信じられるのは自分の判断力だけ。

でも、しょせんお金の問題、たとえダマされたところで数万円ですむ、命を取られる訳ではない。だから最終的にはエイって決めて後は自分の決断が最高の決断だったと思うしかない。

だけど、この時ばかりは翌日からすごく後悔した・・・

エチオピア南部の旅

アルバミンチから車をチャーターしてエチオピア南部の先住民族に会いに行く

コンソの文化的景観 | エチオピアの世界遺産

唇にお皿をはめたムルシ族 | エチオピア南部の先住民族

カイヤファール(keyafer)のマーケットは入場無料です。

ハマル族(ハマー族)のブルジャンプとむち打ち

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公開日: : 最終更新日:2016/03/20 エチオピア

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