カイヤファール(keyafer)のマーケットは入場無料です。

公開日: エチオピア

カイヤファール(keyafer)のマーケット

午前中、ムルシ族の村を見学したあとカイヤファール(keyafer)のマーケットへと向かった。ボロ車の調子はずっと悪く、俺たちが昼食を食べている時にドライバーが車を修理しに行った。

リュウさん、ママイヤさんと俺たちの四人で昼食を食べ、雑談をしていたのだが待てども待てどもドライバーは帰ってこない。一時間、また一時間と過ぎ合計三時間が過ぎ去った。

おい、おい、おい・・・
俺たちの荷物、全部車の中だよね。

だんだんと考えたくも無い事が頭に浮かんでくる。いや、いや、いや、あいつそんなに悪い奴じゃないでしょう〜

でも、俺たち、ドライバーの事とか全く知らないし。
こんなとこに置き去り???

いや、いや、流石にそれは無いでしょ、大丈夫だよきっと。

そういえばカイロの安宿で出会った子は、エチオピア南部の部族巡りをしている時に高額紙幣だけ抜き盗られたそうだ。いつ盗まれたかわからないけれどもおそらく車に入れっぱなしにしていたときだったと思うとか言っていた。

いや、今そんなこと思い出さなくていいし・・・

俺たちの不安がピークに達した時に汗だくのドライバーが帰ってきた。

おー!!何処行ってたの?

ドライバー『マフラーを直していた』

飯食った?
まぁとりあえず水の飲みなよ
みんなやけにドライバーに優しい

ドライバー『時間が無くなってしまったので今日はカイヤファールまでしか行けない』

OK、OK!

三時間も待たされた挙げ句、ポンコツ車だし、予定地にも行けない。

だけど誰も文句を言わない。
もうそう言うレベルを通り越してしまっていて、むしろ帰ってきてくれてよかった〜。
人を疑っちゃダメだよね〜みたいな気分になっていた。

カイヤファール(keyafer)のマーケット

カイヤファールには様々な部族が特産品などを売買しに集まってくる。写真の子達はカラフルなクリップでオシャレをしているクリップ族(仮名)。

カイヤファール(keyafer)のマーケット

ドライバーによるとカイヤファール(keyafer)のマーケットは入場料ひとり200ブル(約1100円)だと言う。そんな事は無い、マーケットは誰でも無料で入れる。実際にエジプトで一緒の宿に泊まっていた友達が無料で入っているので確かな情報だ。

しかし、ドライバーが連れて行った場所にいたチンピラ2人組はひとり200ブル払えと言う。俺たちは無視してマーケットに向かうのだがずーっとついてきて警察を呼ぶだのなんだのと脅してくる。

どうぞ警察を呼んでくださいと言ってるのだけれど、なんやかんや話をそらしながら本当にしつくお金を請求してくる。

カイヤファール(keyafer)のマーケット

可愛い子供達の左側にちょこっと写っているヤンキーみたいな黒人がタカリのひとり。

ちょっとくらいならまだ良いとしてもひとり200ブルだから四人で4400円くらい。いくら何でも酷過ぎる。しかも、払う言われの全く無いお金なので完全にタカリ。

ふざけんな!って感じなのだけどやっぱり黒人ってちょっと怖い。ママイヤさんがずっと対応してくれてたのだけれどもラチがあかず、ひとり50ブル(約280円)払うと言う事で落ち着いた。無視する事も出来たが相手もあれだけの時間かけて粘っているので成果が何もでないと強硬策に出る恐れがある。半分、脅し取られたようなもんだ。

俺たちのドライバーは知らなかったとシラを切るが完全にグルだった。

金を取る手口が強引過ぎてゲンナリとする。

世界三大ウザい国としてインド、エジプト、モロッコが有名だけれども俺の中でエチオピア南部がぶっちぎりの一位になった瞬間だった。

エチオピア人のタカリの仕方は本当に強引で汚い。

ゴンダールで友達を待っていた時の事だ。俺たちに『どうしたんだ?何か困っているのか?』と声を掛けてきたエチオピア人がいて『友達を待っているんだ』と返事したのだが、じゃあ金をくれと言ってきた。『嫌だよ』って言ったらお前の為に俺は時間を使ったんだとか何とか言い出してお前はお金を払うべきだと言う。

『はっ?何言ってるの?』

マジで切れそうで、シッシッ!って追い払いたかったけれども怖いからグッと堪えて『俺は払わないよ〜』って言いながらやり過ごした。

糞みたいな理屈でしつこくタカられるのでウザいなんてもんじゃない。

カイヤファール

この日の俺は相当つかれていた。
ムルシ族がすご過ぎたのでマーケットを見ても物足りないし、何より人と関わりたい気分ではなかった。こいつらと話すの面倒くさっ!と言う気分が先行してしまってマーケットを見る気も起きなかった。

カイヤファール(keyafer)のマーケット

マーケットではもう、子供たちとしか話さなかった。

keyafer

マリちゃんは子供達のひとりに靴を買ってくれとせがまれていた。ここにいる半分くらいの子供達は靴をはいていなかった。

カイヤファール(keyafer)のマーケット

この子供たちも大きくなったらタカリとかやりだすのだろうか?

カイヤファール

お金が無い、仕事が無い、親がいない、家が無い。

世の中は不平等にできている。
疲れた心にアフリカの現実が染みこんでくる。

俺の心がだんだんとダークサイドに落ちていく。

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人の悪いところばかりを見て、あら探しをしても何もいい事は無い

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公開日: : 最終更新日:2016/03/20 エチオピア

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