遂にやってきたドイツ、ベルリンの壁 | イーストサイドギャラリー

ホーネッカーとブレジネフが接吻して挨拶するベルリンの壁の中でもっとも有名な絵

11月27日

フィリピンで友達になったドイツ人夫婦とベルリンで再会する約束を果たすためヴロツワフからバスにゆられて約4時間半、遂に俺たちはEUの実質的なリーダー国、ドイツまでやってきた。

写真はフィリピンのサガダにて
サガダの安宿で出会った欧米人夫婦とトレッキング | エコーバレー

ベルリンにある世界遺産は『ベルリンのムゼウムスインゼル(博物館島)』と『ベルリンのモダニズム集合住宅群』、ちょっと郊外まで足を伸ばせば『ポツダムとベルリンの宮殿群と公園群』がある。

ベルリンの壁　イーストサイドギャラリー

俺が生まれて初めてドイツと言うものに馴染みをもったのはキン肉マンに出てきたブロッケンJrで必殺技は『ベルリンの赤い雨』

次に出てきたドイツ人はジョジョの奇妙な冒険第二部のシュトロハイム。口癖は『ナチスの科学は世界一チイイイイ！！』

俺が小学生の当時、ドイツはこのベルリンの壁によって西と東に分かれており、漫画のキャラクターからもわかるように軍人のイメージと怖い国のイメージだった。

ところが大人になるにつれてドイツの先進国っぷりに注目するようになってきた。例えばベンツをはじめとする質のいいドイツ製品。最近では太陽光発電などエコなイメージに難民を無制限に受け入れると言うメルケル首相の人道的政策。

そんなドイツで俺がもっとも行ってみたいと思っていた場所はここベルリンの壁。今では『イーストサイドギャラリー』として21カ国118名ものアーティストによって様々な絵が描かれている。

その中でももっとも有名な絵がこのホーネッカーとブレジネフがキスをしている絵。この絵は東西ドイツの仲直りのキスだと俺が勝手に勘違いしていたのだけれども実は旧ソ連のブレジネフ書記長と旧東ドイツのホーネッカー書記長のキスで東ドイツとソ連の親睦を表している絵だそうだ。

この車の絵も有名っぽいよ

なんだか良くわからないけれども日本の映画館に出てくる盗撮禁止の宣伝を思い出す。

イーストサイドギャラリーは壁一面、アーティストの絵で埋まっている。それにしてもこう言う作品の上に落書きはしない方がいいのじゃないかと思うけど落書きだらけだった。

良くわからないけどこう言うアートの方が気軽に楽しめる気がした。

派手な絵が多かったけれどもこれは珍しくシブい絵だった。

こっちは超ハデな絵。

壁じゃなくてこう言う場所にも描かれている。

ドイツと言えば堅苦しいイメージがあったのだけれども実際にベルリンへ訪れてみるととても自由な空気のある都市だった。

俺たちがベルリンで泊まった安宿

アムステル ハウス ホステル（Amstel House Hostel）

一泊30ユーロくらいだったのでベルリンにしてはかなり安かった。若い人たちが多いので夜、うるさい事がネックだが値段を考えれば我慢出来るレベル。
スタッフの人もフレンドリーだったのでおすすめ。