Facebookマーケティングって実際どうなの?【実例】

公開日: ブログ運営

Facebookマーケティングって実際どうなの?

Facebookマーケティング

世界遺産ハンターでは、Facebookページってのを2016年3月に作り、今日まで約3年近く運営してきて、フォロワー数は414人。最初は友達だけだったのだけど、今では直接の知り合い以外からもフォローしてもらっていて、個人のブログとしては多い方かなと思っている。

これからFacebookページを作って運営したいとか、既に運営している人に実際はどうなの?と言う質問を頂いたので、あくまで世界遺産ハンターのFacebookページはこうだよと言う前提でお話しする。

Facebookページは効果あるのか?

何を持って効果があると言うのかは人それぞれだと思うけど、世界遺産ハンターの場合、ブログへ誘導する事を目的としたらFacebookページの効果は、かなり薄い。

Facebookページは、インサイトと言うもので、どれくらいの人のタイムラインに流れたか?とか『いいね』の数とか、その投稿からリンク先のURLへ飛んだかなどを調べることが出来る。

これは過去2年分、遡って見ることが出来るのだけど、フォロワー数が414人の世界遺産ハンターの場合、一回の投稿で大体150〜300人くらいのタイムラインに表示される。500人行けばいい方で、100件以上投稿して1000件を超えたのはわずか12件だけだった。

これが、世界遺産ハンターのFacebookマーケティングの実情だ。

あれ?フォロワー数より少なく無い?って思うかもしれないけれど、みんながみんな毎日、フェイスブックを見ているわけじゃ無いからそんなものなのかもしれない。

この投稿に『いいね』が付いたりシェアされたりすると、色々な人のタイムラインに表示される時間が伸びるから沢山の人にリーチ出来るようになる。

因みに、この2年で、約100件ほど投稿したが、その中でもっともリーチが多かった投稿は、なんと4,744人にもリーチしたこの投稿。

レインボーマウンテン (Vinicunca)| 標高5100mにある絶景

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レインボーマウンテン(Vinicunca)| 標高5100mにある絶景

クスコって言ったらマチュ・ピチュが有名なんだけれども近年、注目されているレインボーマウンテンって言うすげー山がある。標高が5100mもあって行くのが結構大変なんだけどそれに見合う絶景だったよ!

https://xn--5ck5a4gob177z170cgian33q.com/peru/rainbowmountain/
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この投稿は、おそらくレインボーマウンテンの写真が珍しくて沢山の人に見られたのだと思う。やっぱり、沢山の方にリーチしようと思ったら写真が重要。

しかし、この投稿のリンク先からブログへ飛んて行った人は、わずか28人。ブログへの誘導を最終目的とするならば、あまりうまくいかなかった事例となる。しかし、投稿に『いいね』を押してくれた人には、世界遺産ハンターのFacebookページをフォローしてよと勧誘することができる。これによってフォロワーを増やすことが出来るのでブログへ誘導できなくとも沢山の人に見られるのことはとてもありがたい。

では、もっとも成功した事例は何か?

サハラ砂漠の旅 | モロッコ、メルズーガ

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世界30ヶ国周遊、夫婦ふたりで旅をした2年間の総費用は? (実質約1年半)
https://xn--5ck5a4gob177z170cgian33q.com/cost/worldtrip-cost/
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紹介テキストも無く、記事のタイトルとURLだけの投稿だけどリーチした人は4,082人。そして、この投稿からブログへの流入数はなんと283人。

レインボーマウンテンの投稿の10倍だ。

この事からわかるのは、みんな2年間の旅の総費用が知りたかったんだ、きっと。この投稿からだと総費用がわからないのでみんなリンクをクリックしてくれたと言う事だ。

因みにこの投稿はリーチ数がこの二年で2番目に多かった投稿で、ブログへのクリック数が50件を超えたのはこの投稿だけだった。

では、三番目にリーチが多かった投稿はと言うと意外なんだけど『世界遺産ハンター Young Age』を始めた時の投稿で、2,859人にリーチした。因みにブログへのクリック数は45人。

世界遺産ハンター ヤングエイジ

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Wi-Fiと情報が世界を多い尽くすより、少し前の時代。
人々は、有線でインターネットに接続し、ネット上にある情報は、まだ心もとなかった。

ネットよりも書籍の情報の方が頼りになる時代。
人々は、旅の道しるべに地球の歩き方や旅行人などの書籍を利用していた。

そんな時代に
俺は、バックパッカーと言う旅のスタイルを知り、憧れた。

https://xn--5ck5a4gob177z170cgian33q.com/youngage/young01/

世界遺産ハンター Young Age
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なんでこの投稿がこんなに人気だったのか、わからないけどみんなが『世界遺産ハンター Young Age』に期待してくれたのかと思うとかなり嬉しい結果だ。

四番目にリーチの多かった投稿は、2,099人にリーチしたこの投稿。

ウユニ塩湖のデイ・ツアー

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色々と諦めた方が人生は輝きだす
https://xn--5ck5a4gob177z170cgian33q.com/column/3tunokoto/

日本に帰ってきてから早、一ヶ月。毎日、何処に行くのか考えて、バスに乗って、知らない街を彷徨って、安宿を探していた日々が嘘のように薄れていく。寂しくは無い、今までの旅の日々には十分に満足している。

俺は色々な事を諦めて、基本的に3つの事しかしないようにしている。その方が余計な事を考えずにシンプルにやりたい事に集中出来る。何かを諦めると、今やっている事に集中できて、それが輝いてくるような気がするんだ。

だから、やるべき事は少ない方がいい。
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この投稿からのブログへの流入数は47人。
何が人気だったのかはわからないけど、タイトルがよかったのか?
基本的に旅の投稿よりも、考え方とかの投稿の方が身近だから見られる確率が高いような気がする。

五番目に多かったのは、ウユニ塩湖の投稿で1,977人。

世界一の絶景と噂される『ウユニ塩湖』の幻想的な世界

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世界一の絶景と噂される『ウユニ塩湖』の幻想的な世界
https://xn--5ck5a4gob177z170cgian33q.com/bolivia/uyuni/

顔が日焼けしすぎてボロボロ剥ける・・・
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この投稿からの流入は18人。多分、写真が綺麗だったからリーチが多かったのだと思う。レインボーマウンテンの時もそうだけど、写真が綺麗だからと言う理由で見てくれる人は、Facebook上で満足して、いいねとか押して終わりってパターンが多いと思う。

また、動画は見てもらえる可能性が高いけれども、動画を見て満足する人がほとんどなので、効果的に宣伝したい場合は動画で完結させた方が良さそうだ。

以上の事からFacebookページ経由でブログへ誘導するのは余程、続きが気になるように誘導しないと難しいと言うことがわかった。ただし、フォロワーを増やしたい場合は綺麗な写真や面白い写真、動画などを投稿して『いいね』を集めて自分のFacebookページに勧誘するのが効果的かもしれない。

Facebookマーケティングってぶっちゃけどうなの?
と聞かれれば、ブログを書いたついでにFacebookページに投稿するのはそれほど手間では無いし、やらないよりやった方が少しでも宣伝になると思えば大いにやる価値はあると思う。

ソーシャルからの流入数

因みにこれは、グーグルアナリティクスで調べた過去30日のソーシャルネットワーク経由の流入数だ。

Facebook経由で453人、ページビューで950pv。数は多く無いけれども、検索流入で来てくれる人より、明らかに好意的な気持ちで見に来てくれている可能性の高いユーザーだ。そう考えるととてもありがたい。長い目で見ればとても価値のあるユーザーと言うことになる。

Facebookマーケティングのまとめ

Q.Facebookページは作った方がいいか?
A.ちゃんと運用するのであれば、作った方がいい。

Facebookページでの投稿は、基本的にFacebook内で完結するので、ブログなどに流すのは難しい。もし、ブログなどに流したければ続きを読ませたくなる工夫が必要。

例えば、企業やお店の場合、単純に商品を宣伝したり、お店の宣伝をする場合はうまくやればかなり有効。ただし、工夫は必須でただ、情報を垂れ流してもほぼ意味がない。

世界遺産ハンターの場合、旅のブログを更新してもあんまり反響がなかった。どう言った投稿に反響があったかと言うと綺麗な写真、珍しい写真は注目を集めやすい。だけど、それをFacebookで見て満足する人がほとんど。クリックされやすい投稿は何と言っても続きが気になる投稿。興味を持ってもらいやすい投稿は、当たり前だけどその人に直接関わるような内容で、例えば社会のこととか、生き方とか。

こう言ったことを意識してFacebookマーケティングをすると効果がでやすい気がする。

また、Facebookページに『いいね』をしてくれる人はかなり友好的な人が多く、とてもありがたい。

最後に
『東南アジア旅行記』の投稿、沢山の方がシェアしてくれたおかげで1,404人にもリーチ出来て、45人もの人がクリックしてくれた。この本の売り上げの9割はFacebook経由だと思うし、本当にありがたい。

Kindleで本を出版しました。『東南アジア旅行記 上巻』

https://xn--5ck5a4gob177z170cgian33q.com/kdp/kdp_youngage/

実際に本が売れたと言う実績から言ってもFacebookマーケティングはやる価値があると思う。

企業とかお店を持っている方はともかく、俺と同じようにブログなどでFacebookマーケティングをする方の参考にはなるデータだと思う。

また、Facebookの有料の広告は試したことがないけれども、やっぱり、Facebook上で完結するような宣伝なら効果はあると思うけれども自社サイトなどに流入させようと思ったら一工夫、必要だと思う。

俺の周りにはお店をやっていたり、自営業だったりする人が沢山いるからもし、参考になったのなら嬉しいな。

以上が、Facebookマーケティングが実際のところどうなの?
の実例でした。

公開日: : 最終更新日:2019/02/09 ブログ運営

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