カフェ・ビエンチャン大作戦 黒田 信一 (著)
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読書&映画
著者の黒田信一さんが50歳を目前に心機一転、ラオスのビエンチャンにカフェを作っちゃおうと言うお話。
もちろん、それまでの過程が色々あって物語としてもすごく面白いのだけれども、どっか物価の安い国に基地を作りたいななんて思っている俺としては、マジで参考になる大先輩。手作りで作るとそんなに安くカフェ作れちゃうんだとか、建物がボロいとかシロアリだとかそう言うところで苦労したんだなどと経験者ならではの体験談がものすごく為になった。
ちなみにこの本は、中国にカレー屋を作ろうとする所から始まって、二転三転してビエンチャンにカフェを作ろうと言う事になり、カフェを完成させるまでの物語なのだけれどもなんと、続編があってWEBマガジンで連載されていた。
コラム: カフェ・ビエンチャン、ただいま営業中! – WEB本の雑誌
今、これを読んでいるのだけれどもめっちゃ面白い。
カフェが出来てからのお話で、まさに本の続きがそのままWEBで読める感じ。
WEBだけ読んでも面白いと思うけれどもやっぱりカフェを作る所から読むのをお勧めする。
カフェ・ビエンチャン大作戦
黒田 信一 (著)
2006年に出版された本だけれども本の中のお話は2001年頃から2004年頃のお話。
話の中で一番、心に響いたのは黒田さんが単身でラオスに乗り込んでカフェを作り始めた時、みんな出来る訳ないと思っていが彼はこう考えていた。
俺にはそれが不思議だった。
やろうと思ってやり続ければなんとかなるのに、どうしてみんな最初から出来ないと決めつけるのだろう。
できないと思うからできないので、できると思えばだいたいどうにかなるものだ。
あとはどうすればできるのか考えればいいだけ。
人生なめちゃいけないが、そのくらいの強引さとお気楽さがなけりゃ楽しくないってもんだろう。
そうなんだよね
俺も常にこう言う心持ちで居たい。
俺は別にカフェを経営したいとかゲストハウスを経営したいと言う野望はあんまり無いんだけれども、海外の物価の安い場所に基地を作りたいんだ。
それも、著者の黒田さんのように出来ればお金を余りかけないでなるべく手作りで。
もちろん、基地の規模によってはゲストハウスとカフェなんかも面白そうだけれども自分が店を切り盛りするのはメンドくさいなって思ってしまうから誰かが代わりにやってくれるか、エアビーなんかで貸し出すのが楽かも。単純に基地を作ったり、自分の隠れ家的な逃げ場所が欲しいだけなんだけど。
本当は東京に基地が欲しいけれども、色々高いからね。
メキシコのサンクリなんかも最高だったけれどもちょっと遠いからやっぱり東南アジアがベストな気がする。
この本を読んでラオスもいいなぁ〜
なんて思い始めたけれどもやっぱり役所回りの厄介ごとが難しそう。
黒田さんは、ラオス人で手伝って貰える人が居たからラオスでやろうと思ったそうだけれども、やっぱり現地語も出来ない日本人が海外で店をやろうと思うと登記が一番大変そう。
俺的には最近、カンボジアが熱いんじゃないかなと思っていて、年内に一回、視察に行ってみたいななんて考えている。
勿論、資金もないし、今の日本での生活もしっかりやらないといけないので観に行くだけだけど、もし、めっちゃ安く出来そうだったら心が揺らいじゃうな
なんて言うか、黒田さんみたいに面白そうだからやってみる。
俺はこう言うスタンスが好きだな。
この本は人事だから気楽に読んでいて面白いけど、実際に自分が似たような事やってみるかと言う視点で読むとなかなか大変そうだ。面白そうだけど。
そして、俺もいつかこう言う事をやって、それを本にしたい。
黒田さんみたいに。
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