世界を50年間も放浪し続け学んだCOOLで自由な人生哲学 ロバート・ハリス 著
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読書&映画

旅人が共感できるロバート・ハリスさんの哲学
「周りに合わせて歳をとっていくなんて、まっぴらゴメンさ。」
by ロバート・ハリス
この人、もう70歳なんだけど、言っている事が超かっこいいの。もう、10年以上も前の話だけど高橋歩さんのトークライブで、ゲスト出演されていたロバート・ハリスさんと、ちょっとだけど実際にお話させてもらった事があるんだ。すごく気さくな方で、雰囲気が超若かかった。当時、俺はまだ、20代後半だったのだけど、お話しさせていただいた感覚が、一回り上の先輩くらいの感覚だった。
当時、俺はロバート・ハリスさん自伝『エグザイルス』とか『エグザイル ギャングス』なんかを読んでロバート・ハリスさんの大ファンだったからイメージ通りの人で、すごく嬉しかった事を覚えている。
特に『エグザイルス』は傑作で、それまでロバート・ハリスと言えばJ-WAVEのDJって感覚しかなかったのだけど、この本を読んでからはめちゃくちゃかっこいい人生の放浪者って感じで憧れた。いいなぁこう言う人生!俺も放浪したい!ってね。
そんなロバート・ハリスさんの新刊が、ふらっと寄ったビレッジバンガードに売っていたから即買いだった。サンクチュアリ出版の本だからほんの数時間で読めちゃうんだけれども歳をとっても相変わらず考え方が不良でかっこいいの。で、読んだ後は、しばらく本棚に置かれたままだったのだけど、先日、2年ぶりくらいにもう一度、読んでみて、やっぱりロバート・ハリスさんの本はいいなと思ったからこのブログで紹介する。
この本の内容は、簡単に言うとロバート・ハリスさんが語る、深くてアツい34のスタンス&ポリシー。
CHAPTER 1
【LIFE】全ての人生には、その人が知らない秘密の目的がいくつかある。
CAPTER 2
【STYLE】格好良く生きる人間の唯一の違いは、風格にある。
CHAPTER 3
【FRIENDSHIP】社会からはみ出した時なお、残っているもの、それが友情である。
CHAPTER 4
【MEN&WOMEN】人生に一度は、恋に狂って生きた方がいい。
CHAPTER 5
【TRAVEL】この一度限りの人生に、愛と自由と冒険を。
「一番自由な生き方は、自分のイメージに囚われないことさ。」
by ロバート・ハリス
うん、相変わらずかっこいい。この本は、自伝ではなくロバート・ハリスさんの人生哲学が書かれた本で、これからも確実に歳をとっていく俺たちとしては、ジジイになっても不良な生き方をしているロバート・ハリスさんの言葉に勇気付けられる。
「周りに合わせて歳をとっていくなんて、まっぴらゴメンさ。」
日本で嫌なのは、みんな周りに合わせて歳をとっていく事。俺はもう40歳だから、50歳だから、なんとかだ。
うるせー!そんな事、勝手に決めんじゃねーよ!
日本って、なんか同調圧力のようなものがあるよね。俺も、周りに合わせて歳をとるとかまっぴらゴメンなんだよね。だから、こう言う言葉に勇気付けられる。
後、似たような本でロバート・ハリスさんの『ワイルドサイドを歩け』も超おすすめ。
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