黄色い硫黄泉がわき出す泉と塩のキャラバン | ダナキル砂漠ツアー03
ダロール火山をあとにして塩の砂漠へと戻る。
手前がダロール火山の硫黄で出来た奇抜な地形でその奥に見える白い部分は塩の砂漠。
塩の砂漠を戻り、塩の層の起伏によって出来た塩の山(岩)を越えて南へ進んでく。
硫黄泉
しばらく塩の砂漠を進むと鉄などを含んだ黄色い水がわき出す泉がある。
なんだか地獄みたい。
骨とかした鳥の死骸が死の大地を想像させる。
この辺りには沢山の鳥の死骸があったので有毒なガスが出ているのではないかと思われる。
バッタの死骸。
見渡す限り草一本生えていない死の大地になぜバッタが居たのかとても不思議だった。バッタはイナゴみたいに結構な距離を飛べるのかもしれない。
硫黄泉
ボコボコいっていてなんだか触りたくもなかった。
色のついていない水も噴き出している。
色がついていなくとも水はオイリーでヌルヌル。
この三泊四日のツアーは不思議な場所ばかり行くので見応えがある。
ちなみにこの水はオイルみたいにヌルヌルしいて気持ち悪かったけれどもドライバーの人たちはペットボトルに入れて持ち帰っていた。なんでもかゆみ止めとかに効くとか効かないとか・・・
塩のキャラバン
つづいて訪れたのは塩のキャラバン。
塩を砕いて適切な大きさに整え、ロバとラクダで運ぶそうだ。
けっこう丁寧に同じ大きさに整えていた。この塩の塊がいくらになるのか聞いたところ一個たったの4ブル(約20円)。もしかしたらキロ20円なのかもしれないし、このブロックをひとつ作ると20円分の給料がもらえると言う事なのかもしれない。
お互い、拙い英語なので詳細はわからないがどちらにせよ大した金額にはならなそうだ。今の時期はいいが夏場は気温50度にもなると言うこの場所での作業は過酷を極る、俺は日本人に生まれて本当にラッキーだったと思った、この現場で作業する根性が無い。
ラクダさん、かわいい。
この現場で作業している人たちも大変だろうけれどもラクダさんはマジでいい迷惑だろうなきっと。なんでも200キロもの塩を運ばされるそうだ。ちなみにロバは100キロだそうだ。
モロッコ、エジプト、エチオピアとアフリカをまわってきた訳だけれども何処に行ってもラクダの扱いは酷く、かなり過酷な労働を強いられている。
今の時期はそんなに暑くないけれども日差しはかなりキツい。
かなり過酷な労働現場だった。
このツアーの2日目はダロール火山から硫黄泉、塩のキャラバンで終了。これは何気に午前中でほぼ終了で午後は移動とこの日の宿でゆっくり過ごすだけ。
つづく。
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