アクスムからシュレ経由のバスに乗ってデバルクを目指す | シミエン国立公園
公開日:
エチオピア
アクスムからデバルクへの行き方
2月7日
アクスムの観光をさらっと終えた俺たちは次ぎなる世界遺産『シミエン国立公園』を目指す。シミエン国立公園は久し振りの自然遺産なので楽しみだ。
アクスムからデバルクへダイレクトで行くバスは滅多にないそうで通常はシュレを経由していくそうだ。そのため俺たちは朝からタコ詰めにされたハイエースに乗って約一時間、シュレの町に辿り着いた。(料金はひとり50ブルだった)
辿り着いたバス停で翌日のデバルク行きのチケットを購入、料金はひとり127ブル。
そのあと、バス停で紹介されたひとり100ブルの安宿に泊まる事になったのだがその宿は最悪で一晩中、蚊と格闘するハメになりほぼ眠る事が出来なかった。(おかげで次の日のバスでは良く眠むれた。)
シュレの町は午前中についたはいいがやる事が全く無く、Wi-Fiが使える場所も見つからなかったので相当ヒマだった。
2月8日
朝5時30分にバスステーションに来いと言われたので5時20分に来たが入り口のゲートが開いておらず、朝6時にゲートが開くまで薄暗いゲートの前でただひたすら待っていた。
俺たちバスは6時半位からようやく人がワラワラと乗ってきて6時45分になってようやく出発。
朝5時30分に来る必要は全く無し!
あの親父マジでふざけやがって・・・
6時でも早いくらいだ!
シュレからデバルクまでは大体6時間くらい。前日、ほぼ寝ていなかった為にバスの中では爆睡だったのであまり辛くは無かったが座席は横三人がけシートで狭いし、椅子は直角、はっきり言ってエチオピアのバスは乗り心地が最悪。出来る事ならもうバスに乗りたくは無い。
どうやら前回乗ったメケレ〜アクスム間のバスは高いだけあっていいバスだったらしい。
デバルクでシミエン国立公園のトレッキングツアー探し
デバルクのバス停に着くとGINBIE(ギンベー)となのる怪しい2人組に安宿を紹介してもらったあと、トレッキングツアーに行かないかと誘われた。ツアーはそれなりに高額なので普段だったら信用しないところだけれどもエジプトの安宿で一緒だったサイトウさんがちょうど彼らのツアーに行っており次の日に帰ってくるとの事だった。そんな訳で信頼出来るサイトウさんの話を聞いてから決める事にした。
デバルクの標高は既に2700m〜2800mあるので数日間、この町で高度順応しておくと高山病になりづらいのでちょうど良い
写真:サイトウさんとエジプトのピラミッドにて
翌日、三泊四日のトレッキングを終えたサイトウさんと再会して話を聞いたところ良さそうだったのでGINBIE(ギンベー)のところでトレッキングをする事になった。
サイトウさんとはカイロの安宿で出会い、その後は別々に行動しながらもルートが同じだったのでダナキル砂漠のツアーに一緒に行ったりして旅中に何度も会う機会があり、今回の旅では一番、一緒に行動させてもらった方だ。
シミエン国立公園のトレッキングツアーは三泊四日でひとり280ドル、人数が集まれば240ドルになる。俺たちはたまたま台湾人の三人組と合流できたので240ドルで行くことが出来た。特に値切った訳でもないのに向こうから人数が集まったから240ドルでいいよと言ってきた事にも好感が持てる。
GINBIEのツアーはオフィスなどがないのでデバルクのバスターミナルで彼らに捕まるか下記のメールアドレスから予約するしかない。
ginbieabebe@yahoo.com
GINBIEは口コミで広げたいと言ってかなり誠実な対応を心がけているエチオピア人で、とても良くしてくれた。ツアーが終わった後も町で見かけたら声を掛けてくれ色々と世話を焼いてくれたので世界遺産ハンターとしてはGINBIEのツアーをおすすめしたい。
デバルクの安宿
俺たちがデバルクで泊まったのは地球の歩き方に乗っていたSIMEN PARK HOTEL(シミエンパークホテル)
料金はダブルの部屋で400ブルでWi-Fiもこの辺では快適な方。
このホテルからもトレッキングのツアーに申し込む事が出来るが、俺たちのオススメはGINBIEのツアー。
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