バラナシのお祭りDev-deepavali | インド旅行記13

俺がバラナシに行った時、ラッキーな事にお祭りをやっていた。後から知ったのだがこのお祭りは『Dev-deepavali』と言う有名なお祭りで、ガンジス川のガート(沐浴場)というガートに灯火(ディヤー)が美しく飾られなんとも幻想的な雰囲気の中、観光客とインド人でごった返す壮大なお祭りとなる。狙って行った訳でも無いのに凄いお祭りがやっていたので本当に運が良かった。

Dev-deepavali
ガンジス川のガートに降りる階段に飾られている沢山のディヤー(灯火)が美しすぎて、いきなり幻想的な雰囲気に飲まれる。これが聖地バラナシだと言われれば文句無しに納得の聖地の雰囲気が漂っていた。

この日はガンジス川のボートも稼ぎ時なので大混雑、当然、普段よりも値段が高いのだが折角なのでこの幻想的なお祭りをボートトリップと洒落込む事にする。値段は忘れたけれども日本人に取ってはさほど高くは無い。

空には花火が上がりガートは幻想的にライトアップされている。ガンジス川の上をボートに乗りながら眺めるガートは最高だった。

それにしても凄い人の量だ。

暗い中、ボートの上から撮っているのでかなりブレブレの写真だがこの日のガートはとても素敵だった。ボートトリップは一番上流のガートから一番下流のガートまで行って戻ってきてくれると言う感じでとても面白かった。

この遺跡の様な建物は現役で人が住んでいたり宿になっていたりするのだけれども、この日はディズニーランドばりにライトアップされていた。夜だとインドの汚さが目立たないのも更に良い。

幻想的な雰囲気がとても良い。

Dev-deepavaliのお祭りは大盛況でとにかく人、人、人でごった返している。明るさが足りないのでシャッターをスピードを落として撮っているので人の動きが出ていて後から写真を見返すと楽しめる。でも、半分くらいはボケボケの何が写っているかわからない写真でゴミ箱いきだったけど。

このペーナッツを売っている人もいい雰囲気だ。インドに来て思うのはアジアと言うよりは雰囲気が中東より、でも仏教の発祥の地であったりインド独特の感じやヒンドゥー教文化などがミックスされていてアジアと中東の境目と言う感じが凄くする。インド人の顔つきもアジアンっぽい人から中東っぽ人、西洋人っぽい感じの顔つきまでいて本当に人種の宝庫だなと思う。
インドではしょっちゅうお祭りをやっている。デリーでも2回お祭りがあったし、ここバラナシでもお祭りだった。
デリーであった街が戦場のようになった花火のお祭りもカオスで面白かった。
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