南米の旅、まずはメキシコ
公開日:
メキシコ

2016年8月31日
7月の中頃にオセアニアの旅から帰国して早、一ヶ月半。長かった俺たちの夏休みも終わり、いよいよ最終章、南米の旅が始まる。
今までに数十カ国を旅して来たけれども南米はハードルが高い。日本から遠いと言う意味でも、危険と言う意味でもアフリカと双璧をなす冒険の地だ。しかも、言葉がスペイン語。正直、スペイン語とか『ハスタラビスタ、ベイビー(ターミネーター2の決め台詞)』位しか知らない俺には言葉の壁が一番キツい。思いだせばロシアの旅は、すごく楽しかったけれども何言ってるのかさっぱりわからず苦労した。
俺たちは既に一年以上、旅をしている。働いていた当時に思い焦がれた『旅に出てぇーっ!!!』と言う欲求は既に満たされている。今は、そこまで旅したいと言うほどではない。不思議な事に働いてもいいかなとすら思える。
南米に行くのは大変だし、お金も掛かる。正直なところ、もういかなくてもいいかな?って言う気持ちもあった。すっごい悩んだ挙げ句、スーモで賃貸を探してみたり、リアルに社会復帰を考えてみたりもした。でも、人生で長期の旅に出るのはそれなりに大変な事だ。これから先、子供が出来たとしたらもっと大変だ。
今ならまだ半年くらい旅をする時間もお金もある。
昔から自ら望み、やっと手に入れた機会だ。
この機会をモノにしないで何が男なのだろうか?
俺の大好きな漫画『ガンダム ORIGIN』で、ランバ・ラルが妻のハモンに言う台詞がある。

流石、ランバ・ラル先輩!
今なら南米の旅に出る事が出来る、人生では今しか出来ない事を優先してやるべきだ。先延ばししちゃダメだ。実際にいくと決めると一気に面倒くさい作業に追われる事になる。
航空券は?宿は?現地の治安は?
またあの重い荷物を背負って、訳わからん町を彷徨うの?
誰に頼まれた訳でもなく、誰かの役に立つ訳でもなく、なんのしがらみもなく
俺たちが好きで始めた事だし、やりたくてやっている
でも、実際に準備に取りかかると
期待 < 不安 < 恐怖 < 責任 とプレッシャーが強くなってくる。特に責任と言うプレッシャーはかなり大きい。一人で旅をしていた時は 期待 < 不安 くらいしかなかった。それでも行ける機会があるのに行かないと言う選択肢は無い。 そんな訳で、成田から飛行機で約13時間以上かけてメキシコシティーに到着。二週間ほどメキシコを観光したあと、グアテマラまで飛んで一ヶ月くらいスペイン語を勉強しようかと思っている。 さぁいよいよ中南米の旅が始まるぜ!
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