砂漠のオアシス『ワカチナ』でマッドマックス的なバギーでヒャッハー!
公開日:
ペルー
2017年2月21日〜23日
ペルーと言ったら何を想像する?
有名なのはやっぱりマチュ・ピチュ遺跡とナスカの地上絵だよね。超古代文明好きの俺は、それにプラスしてサクサイワマン遺跡とチチカカ湖くらいかな。都市で言えば首都のリマと古都のクスコを知っていれば良い方で、もちろん、俺もこっちに来るまではそれくらいの知識しかなかった。
だからペルーに砂漠があるなんて全く知らなかったし、絵に描いたようなオアシスがあるだなんて知る由もなかった。
旅をする時に、まず重要になるのはルートを描く事。これは旅の基本中の基本で、俺たちみたいに行き当たりばったりの適当な旅をしている旅人でも、このルートを描く事だけはしっかりとやっている。なにせ、これをしっかりとやっておかないと、旅の途中で行き止まりになってしまったり、引き返したりととても効率の悪い旅になってしまう。
無駄に長距離バスに乗るのが大大大ッ嫌いな俺としては、どのルートが一番、無駄無く移動出来るかと言う事にかなり気を使う。
自分たちが行きたい場所をあらかじめ、チェックしてどのようなルートでそこを通りながら目的地を目指すのか?俺は最低限、このルートだけはしっかりと確保しながら旅をするようにしている。
で、今回は、南米に来る前に、大まかにウユニ塩湖から陸路でリマまで帰って来るとルートを決めて、その途中にある見所って何?ってことで色々な人に教えてもらったのだけれどもその時に、この砂漠にあるオアシス『ワカチナ』の事を教えてもらったんだ。
砂漠のオアシス『ワカチナ』
ナスカでセスナ機に乗ってヘロヘロになった俺たちは、その日のうちにイカ郊外にある砂漠のオアシス『ワカチナ』を目指した。ナスカ地上絵が描かれた荒野を一時間ちょっと走ると景色はいつの間にか砂漠になっていた。
イカのバスターミナルからワカチナまではタクシーで8ソル(帰りは10ソルだった。)で、日帰りをする事も出来るがどうせならワカチナに泊まる事をおすすめする。俺たちが泊まった安宿は『Hospedaje Rocha』サンドバギーのツアー代二人分と2泊の宿泊料金が込みで150ソル。サンドバギーのツアーがいくらだかよくわからないのでホテル代がいくらなのかは良くわからないが結構安かったんじゃないかな。
ホットシャワーも出るとか言っていたけれどもタダの冷たく無い水しか出なかったがワカチナは砂漠なだけあってクソ暑かったので気にならなかった。
クスコからボリビアのウユニ塩湖、そしてアレキパまでの道のりは全て標高が高い場所に居たのでわりかし寒かったのだが、このペルーって国は赤道に近くてクソ暑い国なんだと言う事を思い出した。しかも、ここは砂漠。
いくら水を飲んでものどの渇きが癒えない・・・
今までは標高が下がれば体調が良くなると思っていたのだが、あまりの急激な気候の変化にやられ、俺もまりちゃんもぐったりとしてしまい、たどり着いたその日は、何もする気になれなかった。(ナスカのセスナ酔いの影響もあり)
翌日は、マッドマックスばりのサンドバギーのツアーに参加。このツアーは、マッドマックスに出てきそうなサンドバギーに乗って、かなり急な砂丘をジェットコースターのように駆け下りると言う絶叫系アトラクションのようなツアーでかなり面白いのだが、マジで急斜面を駆け下りるので結構怖い。いや、ジェットコースターならこのくらい別に怖く無いのだけれどもペルー人の運転だからいつ事故るかわからない。正直な所、俺は、こう言うのをあまり信用していない。
とは言え、バスに乗っていても運の悪い人は事故にあう。こうなったら己の運を信じて楽しむしか無い。
サハラ砂漠に行った俺たちとしては、ペルーの砂漠なんてどうせ大した事無いだろうとか思っていたのだが、ワカチナは想像していた小さな砂漠とは違って、かなり本格的な砂漠が広がっていた。
本当に立派な砂漠なのだけれども町が近いからか、頻繁にバギーツアーが出ているからなのか、ゴミが沢山落ちているのが少し残念な所。
ちょっと写真が無いのだけれどもこのツアーではサンドボードも楽しめる。これが何気に結構な急斜面から滑り降りるので最初は結構怖い。何回か滑り降りればすぐ慣れる。
大まかに言うとサンドバギーでヒャッハーなアトラクションを楽しんで、砂漠で散歩して、サンドボードをやってサンセットを見ると言うモリモリのツアー。かなり充実した内容なのでとてもオススメ。
たまにはアトラクション系のツアーも良いななんて思った。
サハラ砂漠の砂は赤っぽかったけれども、ワカチナの砂漠の砂は何だかビーチっぽい。
段々と日が暮れて来る。
砂漠のサンセット。
結構、人が多くてゴミゴミしているのが玉にきずだけどツアー自体は色々楽しめるようになっているのでお得なツアーだなと思った。
ワカチナでサンドバギーのツアーを楽しんだ俺たちは、ペルーのリトルガラパゴスと言われる『パラカス』へと向かった。
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