ビガンから天空都市『バギオ』経由で欧米人バックパッカーに人気の『サガダ』までの道のり
公開日:
フィリピン
7月29日(水)
世界遺産の街ビガンからフィリピンの避暑地として有名なバギオを目指して10時にバスで出発。料金は338ペソ、所要時間は約6時間。数年前の地球の歩き方によると270ペソ位となっていたので値上がりしたのかちょっといいバスに乗ったのかもしれない。
俺たちが目指す目的地は世界遺産のある『バナウェ』。地図で見るとビガンからそんなに離れていないように見えるがここは山岳地帯で道がないので一旦、バギオまで出てバナウェを目指すと言うのが一般的なルートとなっている。
俺も最初は地図で見て、ビガン、バナウェと軽い気持ちでまわろうかと思っていたがよくよく調べると結構大変な道のりとなる。そんな訳で特に用がないバギオを経由してバナウェを目指す事となった。
バギオ(Baguio)
バギオはフィリピンの避暑地として栄えた街で標高1500mにある天空都市だ。
たかだか標高1500m位で天空都市は言い過ぎだろうと思っていたのだがバスで山をひたすら登りバギオ付近に来ると雨が降ってきて辺り一面、霧に包まれた。まるで雲の中のようで正しく天空都市。
よくもこんな山の上に人口30万の都市を作ったもんだと感心していたが街につくにつれて昔の香港のクーロン城のようなスラムが広がっていた、漫画に例えるなら大友先生の世界観。
バギオは夏の避暑地で気温16℃だが山の上にある優雅な避暑地とはまるで違い、常に交通渋滞で空気が汚染されていた。こんなに狭い山間の土地にこれだけ人が住んだらどう考えても住みやすいとは思えない。もともと世界遺産のあるバナウェに行くための中継地として寄っただけだったので、面白そうなら二泊しても良かったのだがあまりにも空気が悪い為に一泊だけして早々に立ち去る事を決めた。
唯一よかったのはコリアンフードの通りがあってそこでサムギョプサルが食べれた事。お店の人がチゲっぽいスープまでサービスしてくれて二人で約400ペソ(1100円位)。久し振りにうまい飯が食えた。
7月30日(木)
朝10:30にバギオ発のザガダ行きのバスに乗り込んだ。バスはエアコン無しのオンボロバス、この旅いちばんの長旅にいちばんのボロバスときたもんだ。料金はひとり220ペソ、所要時間約7時間の割には安いかもしれないがハードなバス旅になる事を覚悟しなければならなかった。
山岳地帯は涼しいのでエアコンが無い事は特に問題では無いのだがバギオ街は排ガスが酷くてかなり辛かった。1時間もしないうちに排ガスエリアを抜けたのでボロバスでも快適な旅となった。
途中、山に掛かる虹まで見られると言うおまけ付き。フィリピンは今、雨期なので結構な確率で虹を見る事が出来る。
道中はひたすら山道でいろは坂なんて目じゃないくらいずっと曲がりくねった道を行く。幸いな事に俺たちはバス酔いしない体質なので助かったがバス酔いする人にこのルートはかなりキツい。
ひたすら山道をバスは行くのだがよくもこんなところに住むなと言うような山道に沢山の民家があり、山を切り開いて段々畑を作って生活を営んでいる。フィリピンは暑いから山岳地帯しか育たない野菜とかを栽培しているのかもしれない。
13時前に最初の休憩所に着き、結構美味しいシュウマイを食べられた。値段は4個で27ペソ(約75円)、結構高い。
途中、石垣のライステラスを見ることができ、バナウェとはまた違った雰囲気を味わえる。
山道をひたすら何時間も走り見渡す限り風景は山しか無い。どんな秘境に向かっているんだと期待に胸を躍らせながら17:00前にようやくサガダに到着。
6時間ちょっとの長旅で結構疲れた。二日連続で6時間以上のバス旅はなかなか堪えたがサガダは予想以上に面白そうな町で、さすがは欧米人バックパッカーに人気があると言われるだけありそうだった。あいつら結構良いところ知っているし。
実際、次の日には早速トレッキングに行ったのだけれどもめちゃくちゃ楽しかった。トレッキングの記事はまた後日。
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