モーリシャスの世界遺産、一覧 全2カ所のリスト
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世界遺産
モーリシャス共和国はインド洋のマスカレン諸島にある国で首都はポートルイス。言語は主にフランス語だがほとんどの人が英語も話せる。通貨はモーリシャス・ルピー (MUR)で物価は日本よりは安め。クーリー(労働移民)として渡ってきたインド人が多く人口の約7割近くを占める。また、治安も良くビーチリゾートとして有名。日本人にはあまり馴染みの無い国なので行ってみたい。
アプラヴァシ・ガート
英名:Aapravasi Ghat
インドからやってきた労働者の迎え入れに使われた建造物群
2006年、世界文化遺産に登録 / (vi)
アプラヴァシ・ガート(アープラヴァシ・ガート)は、首都ポートルイスにある1834年〜1910年まで主にインドからわたってきた労働者の迎え入れに使われてきた建造物群の総称でユネスコの世界遺産に登録されている。当時、イギリス人の農園主たちが奴隷に代わる労働力として移民を受け入れた。彼らは「クーリー」と呼ばれ、この施設は当時「クーリー・ガート」と呼ばれていた。アプラヴァシ・ガートとはヒンドゥー語で「移民の駅」と言う意味。
ル・モーンの文化的景観
英名:Le Morne Cultural Landscape
ラグーンで囲まれた楽園
2008年、世界文化遺産に登録 / (iii)(vi)
モーリシャスの南西端に位置する半島、ル・モーン・ブラバンにある文化的景観がユネスコの世界遺産に登録されている。半島はラグーンで囲まれており中でも玄武岩のル・モーン山からの見晴らしは美しく観光名所ともなっている。18~19世紀頃には逃亡した奴隷が隠れ場所として使用していた。美しいビーチに乗馬、パラセイリング、ウィンドサーフィンなどのアクティビティが楽しめる、まさに南の国の楽園の様な場所なのでぜひとも行ってみたい世界遺産のひとつ。ただし、お金は掛かりそうだ。
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