まるでラピュタの飛行石洞窟!土蛍が見せる神秘的な風景 | 世界遺産『オーストラリアのゴンドワナ雨林』

天空の城ラピュタの名シーンのひとつと言えば、バズーとシータが逃げ込むんだ飛行石の洞窟。ここでパズーが、シータに目玉焼きを焼いてあげるんだよね。
一説によると飛行石洞窟のモデルになったと言われる場所は、ニュージーランドにある『Waitomo Cave(ワイトモ・ケーブ)』。なんでも土蛍の光が飛行石の光のように見えるそうだ。
実は、そんな洞窟がオーストラリアにもあって、しかもユネスコの世界遺産に登録されている。『オーストラリアのゴンドワナ雨林』の一部、スプリングブルック国立公園のナチュラルブリッジと言うところにある。
スプリングブルック国立公園(Springbrook)のナチュラルブリッジ(natural bridge)

4月27日
ゴールドコーストを後にした俺たちは、ラピュタの名シーン『飛行石の洞窟』を求めてスプリングブルック国立公園(Springbrook)のナチュラルブリッジ(natural bridge)へと向かった。
このナチュラルブリッジでは、夜中になると、土蛍の光によって、まるでラピュタの名シーンのように幻想的な蒼く光る洞窟を見る事が出来る。
でも、ちょっと写真が下手だな・・・
難しくてうまく撮れなかった。

土蛍によって、まるでラピュタの飛行石洞窟のように蒼く幻想的な洞窟を味わう事が出来る。
ただし、場所が山中にあり、街頭も無いような道なので夜中にこの場所まで自力で行くのはけっこう不安だ。だから俺たちは昼のうちに一度、この洞窟までの道のりを確認しにいって、夜に再び、この洞窟を訪れる事にした。

ナチュラルブリッジの見所までは、駐車場から徒歩で20分程度なので、昼間のうちに一度、道を歩いておけば暗くなってからでも安心して歩く事が出来る。
ちなみにナチュラルブリッジに自力で行くのであれば車で5〜10分程度の場所にあるキャンプ場『The Log Cabin Camp』がオススメ。特に設備がいいわけでは無いが一泊ひとり10ドルと割安で、暗くなってからナチュラルブリッジに行くのに最適な場所にある。(Wi-Fi無し)
この辺の山道は街頭も無いので、慣れない人が長時間運転するのは非常に危険。カンガルーなどの動物が飛び出してくる事もあり非常に危険な上に、夜の運転は保険対象外になる事もあるそうだ。

このジャングルは世界遺産『オーストラリアのゴンドワナ雨林』に登録されているほどのジャングルなので昼までも見応え十分。と言うか、昼は昼の良さがあるので出来れば二回楽しんでおいた方がお得。トレッキングもほんの20分程度なので気軽に歩いていける。

とても素敵な森をしばらく歩くと滝が出てくる。

この滝がある洞窟が夜になると幻想的な土蛍の洞窟となる。

幻想的な土蛍の洞窟。
この世界遺産はなかなか見応えがあって面白かったので超オススメ!
しかも、ゴールドコーストからツアーで参加するとかなり高いけれどもレンタカーで行けば無料で行けるってのもありがたい。
世界遺産『オーストラリアのゴンドワナ雨林』はこのあと、ラミントン国立公園とイルカ自然保護区にも行ってきたのでその記事はまた後日。
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