スイスの世界遺産、一覧 全11カ所のリスト
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世界遺産

スイス連邦は、九州と同じ位の大きさの国なのに11カ所もの世界遺産がある、世界遺産ハンターとしてはどうしても外せない国のひとつ。この国は永世中立国として有名で、俺には関係ないが『ロレックス』、『オメガ』、『フランク・ミュラー』など多数の有名時計メーカーがあり、ゴルゴ13でおなじみのスイス銀行などがある。ちなみにスイスの首都はジュネーブでもチューリッヒでも無く世界遺産にもなっている都市、ベルン。
スイス政府観光局のサイトがよく出来ていて、スイスにある世界遺産の地図などが載っておりとても参考になる。
http://www.myswiss.jp/jp.cfm/culture/topic_unesco/
ベルン旧市街
中世のヨーロッパを今に伝える美しい町
1983年、世界文化遺産に登録 / (iii)
1191年にツェーリンゲン家のベルヒトルト5世によって創設されたベルンの旧市街がユネスコの世界遺産として登録されている。16世紀頃には、ヨーロッパ屈指の美しい都市となった。見所は『時計塔』、『ベルン大聖堂』、『噴水』、『ベルトルト5世の像』、『マルクト通り』など。この街は1848年にスイスの首都となる。
ザンクト・ガレンの修道院
中世から続く歴史ある修道院
1983年、世界文化遺産に登録 / (ii)(iv)

ザンクト・ガレンの修道院は、中世から続く歴史ある修道院だが、現在の建物は18世紀に建造されたもので、バロック建築の傑作と言われている。この修道院は、613年に聖ガルスが設立した小さな庵が母体となって8世紀にザンクト・ガレン修道院は創設され、中世ヨーロッパにその名を轟かせた。また、修道院付属図書館は世界最大級の中世の図書館として有名。
聖ヨハネ・ベネディクト会修道院
保存状態の良い希少なカロリング様式の建造物
1983年、世界文化遺産に登録
グラウビュンデン州の都市ミュスタイアにある聖ヨハネ・ベネディクト会修道院(ザンクト・ヨハン修道院)は、保存状態のとても良いカロリング様式の建造物として世界遺産に登録されている。780年頃にカール大帝(シャルルマーニュ)の命を受けたクールの司教によって建てられたと考えられており、12世紀からは女子修道院となった。
ベリンツォーナ旧市街にある3つの城、要塞及び城壁
中世に難攻不落を誇った要塞都市
2000年、世界文化遺産に登録 / (iv)
ティチーノ州の州都ベッリンツォーナにあるカステル・グランデ、カステーロ・ディ・モンテベーロ、カステーロ・ディ・サッソ・コルバーロの3つの城塞と防衛施設がユネスコの世界遺産として登録されている。この3つの古城と街を囲む城壁により中世には難攻不落を誇る要塞都市だった。
ラヴォー地区の葡萄畑
スイス有数のワイン産地
2007年、世界文化遺産に登録 / (iii)(iv)(v)
ローザンヌからモントルー郊外まで、レマン湖の上にのびる丘陵にある美しい葡萄畑で、スイス有数のワイン産地となっている。この地域は中世より続く伝統ある葡萄畑で、1000年以上もの間、周辺の美しい自然環境と共存し、ワインを作り続けてきた。
レーティシュ鉄道アルブラ線・ベルニナ線と周辺の景観
約100年の歴史と伝統の鉄道路線と周辺に広がる風景
2008年、世界文化遺産に登録 / (ii)(iv)
1898年に着工し、1904年に開通したアルブラ線と1910年に開通したベルニナ鉄道。スイスとイタリアが共有する「国境を越える世界遺産」のひとつ。ヒンターライン地方のトゥージスから、エンガディン地方のサン・モリッツを結ぶアルブラ線と、サン・モリッツからイタリアのティラーノまでを結ぶベルニナ線で構成されている。
ラ・ショー-ド-フォン/ル・ロクル、時計製造の町
世界中の時計職人が憧れる聖地
2009年、世界文化遺産に登録 / (iv)
ヌーシャテル州にある基礎自治体で17世紀頃からスイス時計製造業の中心地として知られており、『タグ・ホイヤー』や『ジラール・ペルゴ』などの本社がある。見所は世界最大の国際時計博物館など。また、近代建築の父と言われるル・コルビュジェの故郷でもある。
アルプス山系の先史時代杭上住居跡群
紀元前5000年頃〜前500年頃までにアルプス山脈周辺で建設された杭上住居の遺跡群
2011年、世界文化遺産に登録 / (iv)(v)
スイス(56件)、イタリア(19件)、ドイツ(18件)、フランス(11件)、オーストリア(5件)、スロベニア(2件)の6か国、111件の資産によって構成されている。約7000年ほど前に起源を持つ、考古学上の遺産で、杭上住居は高床式の住居の一種。中でもスイスはもっとも多く、56件もの場所が登録されている。
スイス・アルプス ユングフラウ-アレッチュ
世界で最も美しい高山風景のひとつ
2001、2007年、世界自然遺産に登録 / (vii)(viii)(ix)

『スイス・アルプス ユングフラウ-アレッチュ』は、ユーラシア大陸で最大の氷河地帯で、ヨーロッパ最長の氷河あり、世界で最も美しい高山風景のひとつと言われている。アイガー、メンヒ、ユングフラウの3名峰があり登山家憧れの地にもなっている。
映画『アイガー北壁』予告編
サン・ジョルジオ山
太古のロマン!恐竜の化石が出土する山
2003、2010年、世界自然遺産に登録 / (viii)
サン・ジョルジオ山(モンテ・サン・ジョルジオ)は、ティチーノ州、南部にあるピラミッド型の山で標高1,097m。2億4,500万年前〜2億3,000万年前の地層から、ティキノスクスやタニストロフェウスの恐竜を含む多くの化石が出土している。周辺をまわる4時間位のハイキングコースや1時間半程度で山頂を目指すハイキングコースなどを楽しむ事が出来る。
スイスのサルドーナ地殻変動地帯
地学研究上重要な意味を持つグラールス衝上断層
2008年、世界自然遺産に登録 / (viii)
スイスのサルドーナ地殻変動地帯(テクトニックアリーナ・サルドーナ)は、とても観察しやすく地学研究上重要な意味を持つアルプス山脈山中にある巨大な衝上断層、『グラールス衝上断層』を対象とした世界遺産。テクトニックアリーナ・サルドーナは”プレートテクトニス理論(プレート理論)”を説明するうえでも大きな意味を持つ地形となっている。
場所はグラールス州、グラウビュンデン州にある。
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