ビニャーレス渓谷 | キューバの世界遺産

2017年1月11日〜12日
ビニャーレス渓谷への行き方
ハバナからビニャーレスまではバスで12CUC、コレクティーボで15CUC、タクシーでひとり20CUC、所要時間は約2時間半。
俺たちの行った時期は正月の混雑が続いており、バスがなかなか取れない状況だったので、行きはタクシー、帰りはコレクティーボだった。タクシーで一人20CUCなので俺たちは、二人で40USドルも掛かった。キューバは移動費が結構辛いけれどもタクシーだと宿 to 宿なので金さえ払えば旅行は超ラク。これに味をしめた俺たちは、キューバ国内の移動は全てタクシーで移動した。
ちなみにタクシーは、クソボロい車が普通なのでかなり乗り心地は悪い。
ビニャーレス渓谷
Viñales Valley
1999年、世界文化遺産に登録 / (iv)
ビニャーレス渓谷は、カルスト地形の窪地で、面積は132キロ平方メートル。伝統的な農法で、タバコやコーヒーなどが栽培されており、乗馬、ハイキング、ロッククライミングなどを楽しむ事が出来る。
固有の植物
ボンバクス・エマルギナトゥム(Bombax emarginatum)、ガウシア・プリンケプス(Gaussia princeps, ヤシの仲間)、エクマンヒアンテス・アクティオピラ(Ekmanhianthes actinophilla)、ミクロキカス・カロコマ(Microcycas calocoma)など。
固有の動物
ハチドリの一種(Bee Hummingbirds)、 プリオテルス・テムヌルス(Priotelus temnurus, キヌバネドリ目)、キューバコビトドリ(Todus multicolor, コビトドリ科)、ミュアデステス・エリサベト(Myadestes elisabeth)、ティアラス・カヌラ(Tiaras canura)など。

ビニャーレスでオススメのアトラクションは何と言っても乗馬体験。二時間で10CUCと激安!
タバコ農園を見学して、コーヒー農園に行って帰って来ると言うスケジュール。四時間で20CUCのプランもあったがあんまり長い時間、馬に乗っているとケツが痛くなるので2時間にしたのだがビニャーレスでの乗馬はメチャクチャ楽しかったので4時間でも良かったかなとすこし、後悔した。

タバコ農園で乾燥しているタバコの葉

このビニャーレス渓谷で伝統的な農法によって栽培されている煙草の畑は、ビニャーレス独特の景観をつくりだしてる。

葉巻の説明をしてくれたイケメン。
マジでイケメンな上に英語まで話せて、俺たちに色々と説明してくれた。

葉っぱの真ん中に90%のニコチンが入っているとか、この葉っぱのこの部分しか葉巻に使わないとか、手で巻くんだとか、葉巻は10%しかニコチンが入っていないとか、色々と教えてくれたんだけど、まぁ英語だから半分くらいしかわからなかった。スペイン語圏で英語を聞くとなんかすげーわかるような気がするけれども気のせいだねきっと。

葉巻を試し吸いさせてもらった。一人一本くれると言ったけれどもそんなに吸えないから一本を回し吸いした。吸わない代わりにお土産にもって帰る事は出来ないそうだ。

これは、お土産用の品物。安かったら買っても良かったのだけれども一本3CUC(3USドル)もすると言う事なので買わなかった。なんせ、一本3ドルも出せば、キューバでは本物のコイーバの工場横流し品が買える。自慢じゃないが葉巻の味なんて、さっぱりわからないからこそ、ブランド力に頼りたいってもんだぜ。

タバコ工場を見学した後は、いよいよ乗馬。

カンクンの宿で一緒だったケン君、ハバナの安宿で偶然再会したのでそのままビニャーレスまで一緒に行く事になった。

キューバではしばらく一緒に旅をしたケンタロウ君。今、何処にいるんだろう?

コーヒー農園に到着。乗馬中は写真が撮れなかったので途中の風景の写真が全然無い。

ここで取れたコーヒー豆。

カフェみたいな場所があってそこでコーヒーを注文。確か2CUCくらいだったかな

俺の乗った馬、超いい奴だった。

ビニャーレスでの乗馬は本当に楽しかったな。フィリピンで馬に乗った時は乗り心地が悪くて全然面白く無かったけれどもここの馬は乗り心地が凄く良いし、自由に馬に乗って駆けられたので本当の意味で初めて乗馬ってやつをした。また機会があったら馬に乗りたいな。
なんだかんだ言って、キューバ10日間の旅の中でこの乗馬体験が1番面白かったかな。

翌日、俺たちは、ハバナに帰る前に銀行に寄ってゲバラ札に両替してもらった。このお札はお土産に人気のあるお札で、3モネダ(約14円位)なのに1CUC〜3CUCくらいで売ろうとしてくる奴がいっぱい居る。俺たちは銀行で変えたので正規の料金だったけれどもピン札はほとんどなかった。

ゲバラコインもある。
ビニャーレスのオススメレストラン Rompiendo Rutina
ビニャーレスは観光地なので基本的に飯代が高い。ハバナみたいな街はモネダ飯と言って現地人が食べるような価格で食べられるお店が沢山あるがビニャーレスは基本的に観光客用の値段。

そんな中で俺たちが1番気に入ったのはこのお店。
屋内の席はないが安くて美味しいレストラン。サンドイッチ:0.5cuc ピザ:2.0cuc ご飯とオカズのプレート:3.5cuc
ビニャーレスの安宿 Casa Ottoniely Rosy
宿に着いた時に観光案内をしてくれて、そのまま乗馬ツアーも申し込んでくれた。追加料金を払えば夕食もここで食べれる。宿のオーナーの人もとても親切で居心地が良かった。
料金はひとり10CUCで朝食つき。俺たちのキューバ10日間の旅の中でここの朝食が1番美味しかった。と言うより、ここの朝食以外は、お世辞でも美味とは言いがたい。
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