2021年MacBook Pro M1 Pro M1 MaxのGPUベンチマークはどのくらいか?
公開日:
ガジェット
遂にMacBook Pro『M1 Pro』と『M1 Max』が発表
正直、M1Maxの値段を見た時に高過ぎじゃねーか?って思ったんだ。でも、色々と調べていくともしかして妥当かも?下手すると割安かもしれないと思い始めてきた。
取り敢えず一番安い14インチの239,800円(税込)モデルとMacBook Airの115,280円(税込)モデルのスペックを見ていこう。
MacBook Pro M1 Pro 239,800円(税込)モデル
Apple M1 Proチップ
6つの高性能コアと2つの高効率コアを搭載した8コアCPU
14コアGPU
16コアNeural Engine
200GB/sのメモリ帯域幅
16GBユニファイドメモリ
512GB SSD
MacBook Air M1 115,280円(税込)モデル
Apple M1チップ
4つの高性能コアと4つの高効率コアを搭載した8コアCPU
7コアGPU
16コアNeural Engine
8GBユニファイドメモリ
256GB SSD
M1モデルとM1Proモデルのスペック差
まず、値段が倍以上になっている
CPUに関しては
6つの高性能コアと2つの高効率コアを搭載した8コアCPU
4つの高性能コアと4つの高効率コアを搭載した8コアCPU
と言う事で2個の高効率コアが高性能コアに変わった。
GPUに関しては
14コアGPUと7コアGPUなのでキッチリ倍になっている
同様にメモリもSSDの容量もキッチリと倍になっている
メモリ8GB → 16GB
SSD 256GB → 512GB
スペック的にも大体、倍くらいにしているのでべらぼうに高い訳でも無さそうだ。
問題は実際の性能がどのくらい上がっているのかと言うところ。
MacBook Pro M1 Pro M1 MaxのGPUベンチマーク
基本的に一般に使うだけなら俺的にはMacBook Airの一番安い115,280円(税込)モデルをお勧めする。正直、普通はこれで困る事ないと思うしコスパがかなり良い。
M1 ProやM1 Maxに興味のある人は動画編集や3Dソフトなどのめちゃくちゃ重たい作業をする人だと思う。だから今回、一番気になるのはM1 Pro、M1 MaxのGPUベンチマークだ。
しかし、いくらネットを検索してもM1 Pro、M1 MaxのGPUベンチマークは出てこない。だから現在、確認されているデータを元に推測してみる事にした。
———–
2021/10/23 追記
下記のサイトよりM1 ProとMaxのGPUベンチマークを発見
https://taisy0.com/2021/10/21/147756.html
M1 Max GPUのベンチマーク
M1 Max 10コアCPU/32コアGPU
OpenCL : 60167
Metal : 68870
M1 Pro GPUのベンチマーク
M1 Pro 10コアCPU/16コアGPU
OpenCL : 38359
Metal : 不明
M1 GPUのベンチマーク
M1 8コアCPU/8コアGPU
OpenCL : 19000
Metal : 21000
AMD Radeon Pro 5600Mのベンチマーク
OpenCL : 44942
Metal : 41000
これによるとM1 Pro 16コアGPUの性能はAMD Radeon Pro 5600Mのベンチマークに近いものがありそうだ。だが、APPLE公式サイトに書いてあるファイナルカットプロで1.7倍、ダヴィンチリゾルブで1.4倍と言うのは疑わしい。ごく一部の機能に限ってはそうなのかもしれないけど。ただ、ファイナルカットプロに関してはソフト側もかなりM1に合わせてチューニングされているのでGPUの性能以上に速い可能性はあり得る。
どちらにせよ今までの最高峰のオプションで(確か6万円くらいする)AMD Radeon Pro 5600Mと同等近いスペックなら16インチ M1 Proで30万円は安いと思う。
また、M1 Maxに関してはGPUが倍になっているだけあってかなり速そうだ。まさにモンスター。ただし、CPUの速度はM1 Proとほぼ同じ。
———–
まずはAppleの公式サイトの情報
これ、しれっと書いてあるけど16インチMacBook Proにカスタム出来る『AMD Radeon Pro 5600M』ってノートPCにしてはかなりのスペックで、確か6万円位カスタム料金が掛かったはずだ。
下記のサイトによると
MacBook Pro (16-inch, AMD Radeon Pro 5600M)のGPUベンチマークまとめ。
https://applech2.com/archives/20200619-macbook-pro-16-inch-amd-radeon-pro-5600m-gpu-benchamrk.html
AMD Radeon Pro 5600MのGPUベンチマークは
OpenCL 38540
Metal 41083
これはほぼ、俺の持っているiMac 2019の一番高いモデル(Radeon Pro 580X)と同じくらいのスペックだ
iMacの2019年モデルとは言え、ノートPCでデスクトップマシン並みのGUPはかなり驚異的だ。
それを今回、AppleのサイトではなんとM1 Proで1.7倍、M1 Maxで2.9倍と言う!
勿論、Appleの誇大広告は今に始まった事じゃ無いので全部は信じられないが、全くの嘘は書かないだろう。M1チップに最適かされているApple純正の『Final Cut Pro』だとこれだけのスペックが出ると言う事なんだろう。しかし、俺が普段使っている『Blackmagic DaVinci Resolve Studio』でもM1 Proで1.4倍、M1 Maxで1.9倍出ると言う。
今使っているiMac2019に特に不満がある訳では無いが、4K10bit動画にエフェクトを掛けたりクリップを重ねたりするとカクカクする。これがAppleの言う通りであるならばM1 Proで十分に動画編集が出来るし、M1 Maxであればかなりかなり快適だ。
だとすれば、あの値段も特別高い訳じゃ無い、性能に見合った金額だ。いや、ノートPCと言うことを考えればお値段以上のスペックかもしれない。
M1 GPUのベンチマーク
M1チップのGPUベンチマーク調べてみると下記のサイトにこのように記載されていた。
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2011/13/news060.html
13インチMacBook Pro M1チップ(GPU8コアモデル)
OpenCL 18656
MacBook Air(GPU7コアモデル)
OpenCL 16900
今回のM1 Proは一番安いモデルでGPU14コア、高い方でGPU16コア、M1 MaxだとGPU32コア
正確なベンチマークはわからないが、AppleはGPU16コアモデルで
AMD Radeon Pro 5600Mの
OpenCL 38540
をダヴィンチリゾルブで1.4倍、ファイナルカットプロで1.7倍くらいだと言っている。
ただし、これはベンチマークでは無くレンダリング速度だと言っていたのでM1 Pro 16コアGPUのベンチマークは8コアGPUの倍くらい、つまりOpenCL 37000くらいの可能性もある。
オススメの外付けSSD
正直、動画を撮っているとSSDの容量なんていくらあっても足りない。
Mac本体のSSDはめちゃくちゃ早くて素晴らしいけど正直、高過ぎる。
だから俺は基本、動画は大体外付けのSSDに保存している。
このSanDiskのSSDはUSB3.2Gen2なので転送速度も問題ないし、2TBにしては比較的安いのでオススメ。
公開日:
:
最終更新日:2021/10/24
ガジェット
関連記事
-
iMac 2019 新型の比較とおすすめモデル、ベンチマークなど
iMacの新作が発表された 2019年3月19日にiMacの最新型モデルがしれっと発表
-
Boot CampでMacのキーボードのキー配列を換える(Macのように使う)
Boot CampでWindowsをMacっぽく使う設定 Boot CampでWind
-
【SONY α7IV 遂に発表】値段、発売日は未定、10bit対応、4k60pは1.5倍クロップが残念
α7IIIの発売から三年半以上、遂にSONYがα7IVを発表。 俺が期待していたスペックは
-
iPhone13 Pro Max レビュー シネマティックモードはイマイチ、超広角+手振れ補正と電池の持ちは最高
iPhone13 Pro Max レビュー iPhone13 Pro Maxを買ったん
-
iMac 2019 レビュー
昨日、遂に俺のiMacが届いたので実際に使ってみてどうだったのかをレビューする。 セットア
トラックバック用URL