フィンランドの空港でまたもや散々問いつめられるも何とかEUに入国。
公開日:
フィンランド
9月24日
遂にヨーロッパに入国。
ロシアのサンクトペテルブルクから飛行機でフィンランドのヘルシンキへ一直線。一時間ちょっとの軽いフライトを終えフィンランドに入国しようとしたら出国のチケットを持っていなかった為に散々問いつめられた。
帰りのチケットは無いのか?
フィンランドはどの位いるのだ?
次はどこに行くのだ?
俺はヨーロッパを鉄道とバスで遊周したいんです。
日本人だからシェンゲン協定によって90日は滞在出来るはずです。
数日後には船でタリン(エストニア)に出国します。
いつヨーロッパを出国するんだ?
まわるルートを全部言え
まわるルートなんて決めてもいないよとか思ったけれども仕方ないから知っているヨーロッパの国の名前を適当に並べてスペイン辺りからめんどくさくなってもう最後はトルコに飛ぶって言うしか無かった。
何処に泊まるんだ?
ストリートで寝るのか?
は?ホテルは取ってあるよ(ホステルだけど)
金は幾ら持っているのだ?
現金は3000ユーロくらいだけどクレジットカードをいっぱい持ってるよ。
俺は金を十分に持ってる!
俺がそんなに怪しいのか?出国チケットを持っていないからある程度聞かれるかと思ったけれどもストリートで寝るのか?なんて初めて言われたよ。
流石にちょっとイラっとして最後の方はアイムジャパニーズ!シェンゲン、シェンゲンと言ってたらなんとか入国させてもらえてた。
今はヨーロッパ全体で難民問題が凄いから少しシビアになっているのかもしれない。それにしても俺の予想じゃ95%以上の日本人は普通に十分なお金もってフィンランドに入国すると思うけど。
フィンランドの安宿
北欧フィンランドはロシアと比べるといきなり物価が跳ね上がってマジでビビる。今まで一泊2千円から3千円程度の安宿に泊まっていたのにユースホステルレベルで一泊60ユーロ(約8千円)もする、長居は出来ない。
ドミトリータイプの安宿でも一泊ひとり25ユーロもする事を考えると俺たちが泊まった『ユーロホステル』はダブルで60ユーロだからフィンランドの中では安い方なのだと思う。また、モーニングサウナが付いていて朝、6:30-9:30は無料でサウナに入れるとの事。これは嬉しい!さすがサウナの国フィンランド。
ちなみにサウナとは元々フィンランド語だそうだ。
フィンランドの物価はさすがは北欧と言うだけあってマジで高い。500mのペットボトルの水でさえ2ユーロ。カンのコーラなどが2.5ユーロ、水すら買うのをためらってしまう。ネットで調べたら北欧は水道水の方がうまいと言う噂を見つけたのでもうそれを信じて水道水を沸かしてお茶を飲む事にした。
ロシアはいい意味で節約しがいのない国だったけれどもフィンランドはマジで節約しがいのある国だ。レストランにでも入ろうものならばあっという間に二人で5千円くらいは無くなってしまう、今まで殆ど節約とかしていなかったけれども今、この場所でこそ節約しなければ。
フィンランドは治安も良く、街は綺麗でオシャレ、空気はうまいし雰囲気は最高なのだけれども物価が高いからヘルシンキにある世界遺産『スオメンリンナの要塞』だけまわって早々にエストニアのタリンへ行くことにした。
俺は北欧の家とか家具とかオシャレですごい憧れがあるのだけれども今、ここにいるとあっという間に退職金が無くなってしまう。残念だが先を急がねば。
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最終更新日:2015/10/01
フィンランド
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