お風呂は男の仕事 | 0歳児の育児

一旦は家に来た我が子だが、しばらくまりちゃんが実家に帰って育てる事になった。
まりちゃんの実家も孫が来るのを楽しみにしていたし、俺もパパの休日がやってくるので嬉しかった。

最初の1週間くらいは久しぶりに遊びに行ったり、好きなことをしていたのですごく楽しかったのだけれどもすぐに飽きた。
毎日、毎日、泣いてばかりでめんどくさいなと思っていた我が子も居なくなると寂しいもので、子供が家に居た時はあれだけしたかった仕事も、ちっともしたいと思わなくなっていた。

特に俺は家で仕事をしていたので捗ると言えば捗るのだけれども、誰とも口を聞かない日々が続いた。

自分の子供は確かに可愛い。
でも、子供が産まれた頃は

「可愛い」 < 「大変」

育児、マジで大変だわと言う気持ちが勝っていた。
でも、居なければ居ないで寂しいので里帰りから帰って来た頃には

「可愛い」 = 「大変」

くらいの方程式に変化していたが、この頃の俺はまだ、育児より仕事をしていた方が楽だった。

お風呂は父親の仕事

父親の仕事の代表格として子供をお風呂に入れると言うのがある。

最初はまりちゃんが全部やってくれていたのだけれども、お風呂やってみる？
と振られて嫌だと言うわけにはいかなかった。

正直、別にやりたいとはちっとも思わなかたけれども、お風呂は父親の仕事と言うのが昭和の時代から続く伝統のようなもので、昭和生まれの俺としても避けて通る訳にはいかない道だった。

今でこそ、子供とお風呂で一緒に遊んでいるけれども、一番最初のお風呂は大変だった。
台所で幼児用のバスタブにお湯をはり、まだ首が座っていないから首を優しく押さえ、慎重に慎重に洗っていく。

幼児ってマジで手間が掛かる。

たまにウンコをジェット噴射し、せっかく洗ったのにまたやり直し。

これがマジモンの
サンライトイエロー・ダイアリア・オーバードライブ！

また、ちょっとでも顔に水が掛かろうものなら

フガ、フガフガフガフガフガッ！
ビエェーーンッ！

とか言ってギャン泣きする。

これは、生後7ヶ月ちょっと経つ今でもそうなんだけれども顔に水が掛かるのをすごい嫌がる。
未だにシャワーも嫌がるし、シャンプーした後、お湯で髪の毛を流す時も毎回嫌がる。

だから俺は自分の髪の毛にお湯をぶっ掛けて首を振ってその雫を子供の顔に掛けて鍛えてる。
ちょっと位だったら嫌な顔するけれど泣きはしない。

因みにバスタブで暴れて極たまに顔ぽちゃしちゃうけれど、その時は即ギャン泣き。
自分でやったくせに。

また、お風呂に行くとなぜか毎回おしっこをピーってする。
そう言えば俺も子供の頃、なぜかお風呂でおしっこしていたな。
男の子ってそう言うものなのかもしれない。

因みに、バスタブでもたまにサンライトイエロー・ダイアリア・オーバードライブをかましてくれる。
一緒にお風呂に入っている俺は確実にその波紋を食らう。

幼児の足はプニプニ

幼児の何が可愛いって足プニだよね。
これは猫の肉球以上だと俺は思っている。

まだ、歩けないから足の裏がプニプニしていて本当に触り心地がいい。
また、猫みたいに嫌がらないので触り放題。

育児はマジで大変だけれどもまりちゃんは育児が大好きで楽しんでいるから俺は本当に助かっている。

世の中の全ての母親をリスペクト！
特に仕事しながら子育てしている人には頭が上がらない。

ぶっちゃけ生活に困らないだけのお金さえあれば、まりちゃん一人でも子育てできそうだけれども
俺一人だとかなり厳しい

自分が親の立場になって初めてわかる事だけれども片親で子供を育てるのって本当に大変だろうな
心の底からそう思う。