バトア島のサブサブに温泉があった | フィジー
公開日:
フィジー
レブカからサブサブへの行き方
5月28日
寝むたい目をこすりながら朝4時のバスに乗り込んで俺たちが向かったのはフィジーで2番目に大きな島、バトア島のサブサブ。ここは、日付境界線(デイトライン)をまたぐ事が出来る島、タベウニに行く中継地点となる場所だ。
Natoviのフェリー乗り場で、海から登ってくるキレイな朝日を見る事が出来た。フィジーはこう言う風景がとても良く似合う。
レブカからこの島へは一旦、本島にあるNatovi経由(7:30発)でバトア島(11時着)に向かい、そこから更にバスにゆられて3時間(14時着)ようやくサブサブに到着。料金はバスとフェリーの代金を合わせてひとり57ドル(約3000円)、所要時間は約10時間。
久し振りにハードな道のりだ。
旅に出て以来、毎日のようにバックパックを背負ってバスに乗っていた。それが当たり前の日々だった。車の旅では味わえない不自由さ、そして身体ひとつで旅をしているんだと言う充実感!
これが旅なんだ!
なんて気持ちには1ミリもならない
オーストラリア、ニュージーランドをまわった、たった一ヶ月半の車旅がそれらの感覚をすべて変えてしまった。
やっぱり車の旅は最高だ
きっともうこの感覚は戻らないのだろう、車はいい。最高に自由だ。
そうは言っても仕方が無い。
今は今なりの旅を楽しむしか無い。
バス旅もいいところはある。寝てれば勝手に目的地に着くんだ、楽勝だ。
そしてフィジーのバス代は良心的だった。
10時間もの移動を経て辿り着いたサブサブの町はキレイな町だった。サンサンと降り注ぐ太陽の光と穏やかな海。沢山のヨットが停泊していた。
サブサブの海に沈む夕日がとても美しかった。こうして毎日、朝日と夕日を拝む事が出来るのはとても贅沢な事だ。
この辺りには温泉が出ているらしく、ビーチから湯気が出ている。試しにお湯を触ってみるとかなり熱い。
砂浜から流れ出ている熱湯と海の水が丁度よく混ざり合った場所は絶好の足湯スポット。足首くらいまでしか浸からないけれどもなかなかよい湯だった。まさかフィジーで温泉を味わえるとは思わなかった。
空が広い。
南の島のゆったりとした時間が心地よい。
サブサブの安宿 Budget Lodge
俺たちが泊まったサブサブの安宿は『Budget Lodge』。ファンの部屋で一泊65ドル、エアコンの部屋で一泊90ドル。ファンの部屋を求めて行ったが空いておらず、仕方が無いのでエアコンの部屋に泊まる事に・・・
正直、この部屋で一泊90ドル(約5000円)もするのかよと言いたかった。フィジーは宿のクオリティーが低い割に宿代がめちゃくちゃ高い。
しかも隣がナイトバーで、夜中の2時くらいまでマジでうるさくて最悪の宿だった。とてもおすすめ出来ないが、一泊65ドルのファンの部屋ならいいかもしれない。
翌日はいよいよ日付境界線(デイトライン)のあるタベウニ島に向かう。
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