ランキング形式で紹介する最近見た映画ベスト19(2018年1月、2月)
去年、かなりの数の映画を見てしまったというものあるが今年は全然映画を見ていない。
年間100本は映画を見ようと思っているが流石に去年のペースでは映画を見られない。
それでもちょいちょいアマゾンプライムで映画を見ているので今年見た映画をランキング形式で紹介する。
– – 19位 – –
ダークマン(Darkman)
1990年
監督:サム・ライミ
出演:リーアム・ニーソン , フランシス・マクドーマンド , コリン・フリールズ , ラリー・ドレイク
昔のアメコミ映画は酷い出来きだった
最近のアメコミ映画のデットプールなんかはかなり面白かったけれども、ダークマンはマジで最悪。いちいち演出がダサいし、ストーリーとかも全然ダメ。金掛けてる分も、ブシドーマン以下の出来栄えだと思う。いくら古い映画とは言え、1993年のカリートの道は最高傑作だし、1988年のクロコダイルダンディー2はチープな出来ながらにもしっかりとした面白さがある。
この映画は進撃の巨人並みに酷かった。
– – 18位 – –
ブシドーマン
2013年
監督:辻本 貴則
出演:虎牙光揮(Toramaru) , 三元雅芸(Eiji Mimoto) , 山口 祥行 (Gensai) , 水野 美紀 (M)
日本のB級アクションコメディだけどやっぱりダメだった・・・
多分、相当な低予算映画で素人感満載だからコメディテイストにしている映画。あんまり面白くないのだけれどもロケ地がまた、超ローカルで、俺の地元の西国分寺近辺でロケとかされていて思わず見入ってしまった。棒術使いとの戦いは四小付近の神社、その他、お鷹の道とかも出てくるので国分寺出身の奴らは見た方がいい。
– – 17位 – –
イップ・マン 最終章
2013年
監督:ハーマン・ヤウ
出演:アンソニー・ウォン , ジリアン・チョン , ジョーダン・チャン , エリック・ツァン
やっぱりイップマンはドニー・イェンが主演じゃないと面白くない
ドニー・イェン主演のイップマンとは同じ物語を描いているが制作会社、監督、主演の違う全く別の映画。やっぱりイップマンはドニー・イェンが良い。
– – 16位 – –
ペット(原題 : The Secret Life of Pets)
2016年
監督:クリス・ルノー , ヤーロー・チーニー
出演:ルイ・C・K , エリック・ストーンストリート , ケヴィン・ハート , スティーヴ・クーガン , エリー・ケンパー , ボビー・モイニハン
新しい映画だけあってCGが結構すごい
俺は見るきが全くなくて、妻が見ていたのだけれども何気にCGがめっちゃ凄くてなにこれ?って見ているうちに全部見てしまった。結構面白い。
– – 15位 – –
タッカーとデイル 史上最悪にツイてないヤツら(Tucker and Dale vs Evil)
2010年
監督:イーライ・クレイグ
出演:タイラー・ラビン , アラン・テュディック
マジでくだらないB級ホラー&ブラックコメディ
昔ながらのB級ホラー映画が好きな人は好きだと思う。
ブラックコメディなんだけれどもなんつーか、そういう終わり方でいいのか?
期待してなかったけれどもまぁまぁ面白かった。
– – 14位 – –
聖☆おにいさん
2013年
監督:高雄統子
出演:森山未來 , 星野源
結構面白い
面白いんだけれどもブッダとキリストのあのオネエ感は何なんだろう?
ゲイのカップルって言うわけでも無さそうだけどどっからどう見てもオネエなんだよね。
– – 13位 – –
マッハ!無限大
2013年
監督:プラッチャヤー・ピンゲーオ
出演:トニー・ジャー , ペットターイ・ウォンカムラオ , ジージャー・ヤーニン , RZA
トム・ヤム・クン!の続編だがイマイチ
名作マッハの続編ではない。
監督は同じ。
今回は、チョコレートファイターのジージャー・ヤーニンなども出演して豪華キャストで予算も大分上がったのか派手にやっているけれどもストーリーがゴチャゴチャしすぎて、出演者も多すぎてなんだかつまらないB級アクションに成り下がってしまった感じで残念。マッハ!の面白さを知らなければ普通に楽しめるがマッハの名前が付いているのでどうしても期待してしまう。
– – 12位 – –
SR サイタマノラッパー
2009年
監督:入江悠
出演:駒木根隆介 , みひろ , 水澤紳吾 , 杉山彦々 , 奥野瑛太 , 益成竜也 , 上鈴木伯周
色々とじわじわくる映画
アマゾンプライムでドラマ、マイクの細道が始まったので久しぶりに見て見たけれどもやっぱり終わり方が全然パッとしない。途中まで面白いのだけれども・・・
でも、何気に続編が2本もあってドラマで遂に完結する。
– – 11位 – –
SRサイタマノラッパー ロードサイドの逃亡者
2012年
監督:入江悠
出演:奥野瑛太 , 駒木根隆介 , 水澤紳吾 , 斉藤めぐみ , 北村昭博 , 永澤俊矢 , ガンビーノ小林 , 美保純
相変わらずグダグダな映画、だけど見ちゃう
今回はマイキーが主演。映画自体は相変わらずグダグダなのになぜか面白い。あんまり面白くねーとか思いながらもサイタマノラッパーの新作が出たら迷わず見てしまう、そんな映画。
埼玉生まれのブロばたけ育ち
山の幸とは大体ともだち
俺はマイキー
テンション高めのダンディー
– – 10位 – –
クロコダイル・ダンディー2(Crocodile Dundee II)
1988年
監督:ジョン・コーネル
出演:ポール・ホーガン , リンダ・コズラウスキー
古き良き映画
俺が子供の頃に金曜ロードショーなんかで楽しく見ていた映画。久しぶりに見るとチープな感じもするけれどもやっぱり面白い。俺の記憶が確かなら1の方が面白かったような気がする。後、時代背景の1988年ごろのオーストラリアのイメージってど田舎の秘境だったのかな?
ちなみにこの映画は人気シリーズで3まで出ている。
– – 9位 – –
ピースメーカー
1997年
監督:ミミ・レダー
出演:ジョージ・クルーニー , ニコール・キッドマン
ジョージ・クルーニー x ニコール・キッドマンと言う豪華キャスト
90年代のアメリカっぽい設定の映画で旧ソビエトの核弾頭が盗み出されて、それを回収すると言う王道ストーリーに豪華キャスト。普通に撮れば面白いでしょと言う設定を普通に面白く撮っている。個人的にやっぱり90年代のハリウッド映画が好き。
– – 8位 – –
セッション(原題: Whiplash)
2014年
監督:デミアン・チャゼル
出演: マイルズ・テラー , J・K・シモンズ
とにかく迫力のある映画
この映画は音楽映画と言うか、パワハラ教師と生徒のバトル映画的な感じ。パワハラ教師と生徒の対立から最後のセッションまで兎に角、ド迫力。そして最後のあのシーン、多分、名作なことは間違い無いのだけれどもどうも俺はあんなクソみたいな先生のパワハラシーンが延々と続くので見ていて胸糞が悪かった。
– – 7位 – –
ゼロ・グラビティ
2013年
監督:アルフォンソ・キュアロン
出演:サンドラ・ブロック , ジョージ・クルーニー
息がつまるパニックムービー
やっぱり宇宙は僻地だ。人が住む事が許されぬ究極の僻地。
俺は高所登山の冒険物の小説とかが好きなんだけれども、宇宙っていうのはそれを上回る僻地で人間の作り上げた機械がないと一瞬で死んでしまう世界。見ていて息がつまる、なかなか疲れる映画だった。
– – 6位 – –
ストロベリーナイト
2013年
監督:佐藤祐市
出演: 竹内結子 , 西島秀俊 , 大沢たかお , 小出恵介 , 宇梶剛士 , 丸山隆平 , 津川雅彦 , 渡辺いっけい , 遠藤憲一 , 高嶋政宏 , 生瀬勝久 , 武田鉄矢 , 染谷将太 , 金子賢 , 三浦友和
テレビの刑事ドラマ『ストロベリーナイト』の劇場版作品
ドラマを一回も見た事なかったのだけれども面白かった。多分、ドラマを見ていたらもっと深く楽しめたのだと思うが映画だけでも完結されたストーリーだったので普通に見れた。大沢たかおが主役級にかっこよかった。
– – 5位 – –
パッセンジャーズ(Passengers)
2008年
監督:ロドリゴ・ガルシア
出演:アン・ハサウェイ , パトリック・ウィルソン
面白かったけれども今更、このラストじゃ驚かない
サスペンススリラー映画で、見ていて面白いし、アン・ハサウェイもイカしているんだけれども今更感のあるラストだった。面白いけど惜しいって感じ。
– – 4位 – –
パプリカ
2006年
監督:今敏
原作:筒井康隆
サイケデリックアニメ超大作
夢を共有する装置を開発したのだがその装置が盗まれてしまい、夢が氾濫する悪夢が始まる。内容はかなりぶっ飛んでいて、パニックっぷりが半端ない。好き嫌いが別れると思う映画だけれどもかなり面白い。
すげーデブな天才開発者役をアムロ・レイ(古谷徹)の声優さんが担当していて、アムロ・レイそのままの喋り方で熱演。バトー(大塚明夫)の声優さんも相変わらずいい味出している。
– – 3位 – –
第9地区(District 9)
2009年
監督:ニール・ブロムカンプ
出演:シャールト・コプリー
ドキュメンタリー調で撮られたエイリアン物
作風がドキュメンタリー調で撮られているので妙にリアルな感じのするSF映画。ただでさえ移民が問題になっている今のご時世に、やっぱりあの風貌のエイリアンと共存は難しいよねってお話。人間のエゴとか勝手さがよく表れている映画でもし、エイリアンがやって来たらと言うSFを見事に体現している。あと、この映画を見ちゃうとやっぱり南アフリカのヨハネスブルグとか行くの怖いなって思ってしまう。ただでさえ、世界一治安の悪い街候補によく上がる街なのに。
– – 2位 – –
カリートの道
1993年
監督:ブライアン・デ・パルマ
出演:アル・パチーノ , ショーン・ペン
ギャング映画の最高傑作
スカーフェイスのブライアン・デ・パルマ x アル・パチーノ
続編ではないが、俺的に勝手にスカーフェイス続編的な扱いにしている映画。アル・パチーノはゴッドファーザー3でも老年のギャングを演じているがカリートの道の方がハマり役。もっとも面白かったギャング映画のうちの一つ。
スカーフェイスを見た後にこの映画を見ると楽しさ倍増。
俺的にギャング映画の頂点はゴッドファーザーシリーズかこのスカーフェイス、カリートの道の二作のどちらかだと思う。
– – 1位 – –
アバター(Avatar)
2009年
監督:ジェームズ・キャメロン
出演:サム・ワーシントン , ゾーイ・サルダナ , シガニー・ウィーバー , スティーヴン・ラング , ミシェル・ロドリゲス , ジョヴァンニ・リビシ
映画の次元を超えた革命的な映画
俺が初めて映画館で3D映画を見た作品で、この作品を機に映画の在り方が変わったと確信した。
それほどの衝撃だった。最高の映画だった。
でも、アバター以降に作られた3D映画はイマイチぱっとせず、映画の在り方が変わることはなかった。
そんな映画史に残る超大作だが3Dでは無く自宅のモニターで改めて見てみると3Dじゃ無くても十分に面白い、さすがはジェームズキャメロン監督だ。
一番好きな映画監督はだれ?と聞かれたら俺は迷わずジェームズキャメロンをあげる。
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