英単語のスペルには俺たちの知らないルールがある【フォニックス】だから日本人は英語のスペルの法則がわからない
俺たちの世代は、英語を習う前にローマ字を教えられた。
今、思うとあれは嫌がらせじゃねーかって思うくらい英語学習の妨げになる。
確かに英語はローマ字読みをする時もあるけれども、例えばAだったらローマ字読みの『ア』とアルファベット読みの『エイ』みたいな読み方をするよね。ローマ字から入った俺は英語の不規則性に全くついて行く事が出来ず、中1で意味が分からな過ぎて嫌になっちゃった。
ただ、どういう法則でそうなるのかはわからないけれどもAを『エイ』と読む事や、Eを『イー』と読んだりする事は、英語を学んでいく過程でその事に気がつくと思うんだ。
だけどこれから書くフォニックスのルールにはこの本を読むまで全然気がつく事が出来なかった。はっきり言って、この法則がわかっていれば英単語を覚えるのはだいぶ楽になっていたんじゃないだろうか?
この本の中のチャプター5から始まるフォニックスのルールは目から鱗で、これを知らなかったがために俺みたいに中1で英語が嫌になっちゃう奴って結構沢山居ると思うんだよね。
それじゃ、俺たちの知らない英語のルールってやつを紹介していこう。
最初の母音をアルファベット読みして次は読まない母音のペア
2文字の母音からなるルールで、最初の母音をアルファベット読みして次の母音は読まないと言うルール。例えば
bean (豆)は、ビアンではなくビーンと読む。
俺はこのルールに全く気がつかなかったので英語のスペルが全然読めないし、書けない。beanにしたってスペルを覚える時は、ビーンのスペルはべアンみたいな感じで暗記していた。はっきり言ってこの暗記方法はメチャクチャ効率が悪い。そりゃ中1で英語を挫折する訳だよね。
ai = エィ
アイって読みたくなるけれどもaiときたら大体エィと読む。例えば”rain”は”レイン”でしょ
“main”は”メイン”と読む。
ay = エィ
例:”day”は”デイ”、”gray”は”グレイ”
ie = アィ
例:”pie”は”パイ”、”tie”は”タイ(ネクタイ)”
これがフォニックスか、なんかわかりかけてきたぞと思った所でまた嫌がらせが入るんだよね
ie = イー
ieはイーとも読む。
例:”field”は”フィールド”、”shield”は”シールド”
おい、おい、おい、さっきとルールが違うじゃねーかとか思うけれどももう仕方ないよね、英語ってそう言うものだからこう言う読み方するんだって全部、暗記するしかない。それだって今までに比べたらだいぶマシさ、このルールを暗記すれば良いんだから。
ue = ユー or ウー
例:”blue”は”ブルー”、”true”は”トゥルー”
ui = ユー or ウー
例:”juice”は”ジュース”、”suit”は”スーツ”
これに関しては”U”の事をアルファベット読みでユーとかウーって言うから仕方が無い。
ea = イー
これは最初にやった”イー”で”bean”が”ビーン”で例えば”beach”が”ビーチ”
ee = イー
例:”free”は”フリー”で”green”は”グリーン”
これは直感的で、わかりやすいね。
oa = オゥ
例:”boat”は”ボート”、”coast”は”コースト”
ow = オゥ
例:”snow”は”スノウ”、”grow”は”グロウ”
Rの付いた母音のルール
ar = アR
例:”park”は”パーク”、”car”は”カー”
or & ore = オR
例:”north”は”ノース”、”score”は”スコア”
er & ir & ur = アR
例:”perm”は”パーマ”、”girl”は”ガール”、”return”は”リターン”
air & are = エァR
例:”fair”は”フェア”、”care”は”ケア”
ear = イァR
例:”clear”は”クリアー”、”dear”は”ディア”
ま、これもこのまま覚えるしかねーな
新しい音を作る母音のペア
今までは最初の母音だけをアルファベット読みすると言うルールだったけれども今度は2つの母音が結びついて新しい音を作ると言うルール。
例えば”coin”はoとiが結びついて”オィ”と読む。
そんな事言ったら”rain”だって同じようなもんじゃないかと言いたくなるけれども細かい事は考えない方が良い。英語と日本語の間には深い溝があって頭で理解するのは厳しいんだ。そう言うもんだと思って慣れるしか無い。
でも、とにかく、さっきのルールよりこっちのルールの方が難しいよ、全然意味が分からない。でも、ここが一番大事な場所だ。ここを丸暗記してしまえば大分、アルファベットが読めるようになるんじゃないかな。
oi = オィ
例:”oil”は”オイル”
oy = オィ
例:”boy”は”ボーイ”、”toy”は”トイ”
ou = アゥ
例:”out”は”アウト”、”about”は”アバウト”
“country”の”カントリー”の時は”ア”
ow = アゥ
例:”now”は”ナウ”、”down”は”ダウン”
“ou”と”ow”はよく見かけるけれども何故”o”がアになるのか良くわからない。こう言う所で俺は中学生の時に英語を挫折した。今は、ただひたすらにそう言うルールなんだと言い聞かせ覚えるのみよ。
ew = ウー or ユー
例:”news”は”ニュース”、”knew”は”ノウ”、”view”は”ビュー”
読みづらいけれどもそう言えばそう読むな、こう言うパターンをとにかく覚えるしかない。
ei = エィ
例:”eight”は”エイト”、”neighbor”は”ネイバー”
oo = ウ
例:”book”は”ブック”、”look”は”ルック”、”hood”は”フード”(頭巾、かぶるフード)
oo = ウー
例:”moon”は”ムーン”、”school”は”スクール”
同じooでも伸ばすウーと短いウがある。
au = オー
例:”August”は”オーガスタ”、”sauce”は”ソース”
aw = オー
例:”law”は”ロー”(法律)、”straw”は”ストロー”
a始まりでオーなんとかとかo始まりでア読みする奴とか紛らわしいったらありゃしない。
「a」と「o」の後に「u」か「w」が来たら要チェック、「a」をオーと言ったり「o」をアと言ったりする可能性が高い。
クソみたいな仕様だがそう言うものだと思うしかない。
単語の終わりが母音 + 子音 + eの時に母音をアルファベット読みして最後のeは発音しないルール
これな、その単語を見ればそれっぽいけれども、こんなに明確なルールがあったなんてマジで知らなかったよ。
例:”cake”は”ケイク(ケーキ)”、”lake”は”レイク”、”make”は”メイク”
例:”mine”は”マイン”、”hide”は”ハイド”
例:”home”は”ホーム”、”stone”は”ストーン”
例:”cute”は”キュート”、”muse”は”ミューズ”
例:”eve”は”イヴ”、”scene”は”シーン”
これはしっかりしたわかりやすいルールだからありがたい。
eがサイレントeになるのは慣れているんだけれども、その前の母音がアルファベット読みになるなんて言われるまで全然、気がつかなかったよ。
まとめ
最低でも太字にしてあるルールだけ暗記しちゃえば大分、英語のスペルが大分マシになる。英語の勉強はマジで大変だけれども、一番最初にこのフォニックスの本を勉強すると、少しは、のちのちの勉強が楽になるんじゃないかな。でも、やっぱり英語はイレギュラーが多くて難しい。
俺はDuo3.0をやっていて読めない英単語とかかなりあるけれども、このフォニックスのルールが少しわかるようになってきたおかげで、単語が読みやすくなってきた。これは、英語の勉強をして行く上でかなり大きい。
この記事を見て、ああ、こう言うのがわからなかったんだと思った人はこのフォニックスの本を買った方が良いよ。マジで。
基本的に発音矯正の本なのでCDもついていて、フォニックスルールと発音が学べちゃうナイスな本。俺はこのDuo3.0とフォニックスの二冊だけ頑張って勉強して英語のレベルを上げるぜ!
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