アンティグア・バーブーダの世界遺産『アンティグアの造船所と関連考古遺跡群』
公開日:
世界遺産

アンティグア・バーブーダの世界遺産
まず、アンティグア・バーブーダって何処だよ?って思う人が多いと思うけれども、俺もそうだ。
この国はカリブ海にある島国の一つで、キューバから東にベネズエラの北に位置するアンティグア島、バーブーダ島、小さい島々からなる独立連邦国で海がめちゃくちゃ綺麗な場所だ。
アンティグア・バーブーダ(Antigua and Barbuda)にある世界遺産は、現在、2016年に登録された『アンティグアの造船所と関連考古遺跡群』の一件だけ。
首都はセントジョンズで、公用語は英語。通貨は東カリブ・ドル (XEC) で、宗教はほとんどがキリスト教。住民は大昔にアフリカから奴隷として連れてこられたアフリカ系の人が約9割を占める。
治安はそれほど良くないと言われているが観光をする分に大丈夫そうだ。勿論、スリや置き引きなどに加え、強盗なども発生しているので気をつけるに越した事はない。物価はホテル代が高くUS60ドル〜100ドルくらいするが探せばUS30ドルくらいの安宿もあるそうだ。
アンティグアの造船所と関連考古遺跡群
英名:Antigua Naval Dockyard and Related Archaeological Sites
2016年に世界文化遺産に登録された。
ジョージ王朝様式の海事施設群が世界遺産として登録された。
イギリス海軍が18世紀にアンティグア島に造った造船所で、カリブ海の拠点となった。城壁で囲まれたジョージアン様式の海軍関連建造物群で、現存する世界最古の造船所だと言われている。この場所は、周囲を高い山地に囲まれ、ハリケーンから造船所を守るのに最適な場所だった。現在も18世紀の完成当時の姿を現代に残している。
造船所の内部にはオフィスや商店があり、なんと当時から営業を続けるパン屋さんなどもあると言う。また住居として使われていたり、現在も建物が現役で利用中である。
アクセスは日本からの直行便がないのでアメリカ経由か周辺の国からの入国が一般的。
この辺のカリブ海に浮かぶ小さい国々はアクセスも大変だし、旅行するのに結構なお金が掛かるので大変だから世界遺産ハンターとしてはどうしても後回しにしたくなってしまう。
公開日:
:
世界遺産
関連記事
-
-
日本の世界遺産一覧、全22カ所のリスト
2016年、東京上野にある『ル・コルビュジエの建築作品-近代建築運動への顕著な貢献-』が日本
-
-
モスクワにある世界遺産『ノヴォデヴィチ女子修道院群』 | ロシア
モスクワにある世界遺産は3件、その内の1つ『ノヴォデヴィチ女子修道院群』に行って来た。
-
-
古都メクネス(Historic City of Meknes) | モロッコの世界遺産
2015年12月25日〜28日 美しい青い町シャウエンをあとにした俺たちが向かったのは
-
-
クスコ市街 (City of Cuzco) | ペルーの世界遺産
太陽の帝国インカ クスコはインカ帝国の首都だった場所で、伝説によると、創造神ビラコチャ
-
-
ロシアの世界遺産、一覧 全26カ所のリスト
2016年の世界遺産の多い国ランキングでは第9位の世界遺産大国ロシア。特に行ってみたいと思っ
-
-
世界遺産『オーストラリア囚人遺跡群』(シドニーにあるコッカトゥー島、ハイド・パーク・バラックス、パラマッタの旧総督官邸)
5月3日 オーストラリア、レンタカーの旅もいよいよ終盤戦、遂にオーストラリア最大の都市
-
-
ポーランドの世界遺産、一覧 全14カ所のリスト
ポーランド共和国はドイツとウクライナの間にある国で、世界遺産の数は14件と多い。中でもアウシ
-
-
マチュ・ピチュ(machu picchu)| ペルーの世界遺産
2017年1月30日 俺たちは約1週間にわたる聖なる谷の旅の末に、ペルーを代表する世界
-
-
ベルリンのムゼウムスインゼル(博物館島) | ドイツの世界遺産
ベルリンのムゼウムスインゼル(博物館島) Museumsinsel (Museum Isl
-
-
カンボジアの世界遺産、一覧 全2カ所のリスト
カンボジアには10数年前に一度、行った事がある。当時、バンコクから『アンコール遺跡群』のある
トラックバック用URL