ジャマイカの世界遺産『ブルー・アンド・ジョン・クロウ・マウンテンズ』

公開日: 世界遺産

ジャマイカの世界遺産『ブルー・アンド・ジョン・クロウ・マウンテンズ』

ジャマイカの世界遺産

ジャマイカにある世界遺産は、2015年に初めて登録された『ブルー・アンド・ジョン・クロウ・マウンテンズ』の一件のみ。

首都はキングストンで宗教は当然、ラスタファリアかと思いきや人口の約65%がキリスト教(ほとんどプロテスタント)。公用語は英語で、通貨はジャマイカ・ドル (JMD)。

物価は意外と高くて、日本と比べても高いと思う事の方が多いそうだ。また、治安は悪く特に首都のキングストンは殺人、強盗などの凶悪犯罪の発生率が高く何も調べずにブラブラと歩けるような場所ではない。しっかりと現地に詳しい人から情報を得ないと危険な地域となっている。実際にジャマイカへ行った友達の情報によると『モンテゴ・ベイ』と言うカリブ海に面した地域が楽園のような場所なのでおすすめだそうだ。

俺のイメージするジャマイカといえばボブ・マーレイにレゲェにラスタとマリファナ。多分、そんなに間違っていないはず。

ちなみにジャマイカこそラスタの聖地でラスタ発祥の地だと思われがちだがエチオピアにあるジャマイカンビレッジこそがラスタ発祥の地でレゲエの聖地なのだ。

ラスタ発祥の地でレゲエの聖地、シャシャマネにあるジャマイカンビレッジ

ブルー・アンド・ジョン・クロウ・マウンテンズ

英名:Blue and John Crow Mountains
2015年に世界複合遺産に登録

ブルー・アンド・ジョン・クロウ・マウンテンズ

コーヒーの銘柄ブルーマウンテンで有名なブルーマウンテン山脈とジョン・クロウ山脈などを含む保護区が文化的遺産的にはマルーン解放の歴史と密接に結びついていると自然遺産的には生物多様性が評価され複合遺産として世界遺産に登録された。

ブルー・アンド・ジョン・クロウ・マウンテンズは、ジャマイカの約20%もの面積を占める国立公園で、標高850m〜2,256mの高地にあり、ジャマイカ島南東部の2つの山地に広がる。多様な生態系や様々な固有種のを有する場所(顕花植物、蘚苔類等の多様性が高く、鳥類等の固有種も多い)で、植民地時代に逃亡したアフリカ系奴隷が独自のコミュニティーを作った場所でもある。ここに発祥した独自の文化であるマルーン文化は、山々を神聖視する宗教思想や伝統医学、舞踊、儀式などが残っている。これらの自然環境と独自の文化がユネスコに評価され複合遺産として世界遺産に登録された。

ブルー・マウンテンへのアクセス

首都のキングストンから車で約1時間。キングストン発のツアーが出ているのでそれに参加するのが一番簡単なアクセス方法である。

公開日: : 最終更新日:2019/03/28 世界遺産

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