『オーロラツアー』カナダ、ユーコン準州ホワイトホース1日目

2014年4月10日、快晴。5日間の連休を取りカナダのホワイトホースへオーロラを見に向かう。成田空港から16時のエアカナダでバンクーバーで乗り換えてホワイトホース空港へ向かう。成田 – バンクーバー間で約9時間のフライトを経てバンクーバー – ホワイトホース間の国内線で約2時間半のフライトと言う長旅。四泊五日の旅の約一日はそれで終わる。
ホワイトホース空港では両替が出来ない
注意したいのはホワイトホース空港は国際線では無いので両替所が無い。もし、事前に両替をしておきたい場合は成田空港かバンクーバー空港で両替をするしか無い。両替はレートも悪く手数料なども掛かったりするので空港でクレジットカードでキャッシングをするかホワイトホース市内の銀行で両替をした方が良さそうだ。また、カナダはかなりクレジットカードが使えるので現金が無くても大体の物は買う事が出来る。
4/10のレートで1カナダドルは約93円(FX会社、外為オンラインのレート)、しかし、バンクーバー空港で1万円ほど両替をした所、約89カナダドル。手数料が6カナダドル程度掛かったのを差し引いてもレートは1カナダドルで104〜105円程度。両替をすると大分、率が悪い。

カナダは予想以上に物価が高い
カナダでまず驚いたのは思っていた以上に物価が高い。缶のコカコーラが2カナダドル(200円位)1.7リットルのミニッツメイドのオレンジジュースが3カナダドル。サブウェイで二人で食事をして約20カナダドル。カフェでスープとサンドイッチのセットを頼んで二人で24ドル。
ホワイトホースのスーパーで買い物をしたがどれもこれも微妙に日本より高い感じを受けた。後でガイドの人に聞いたところによるとホワイトホースは僻地だから高いらしくバンクーバーなどではもう少し安いとの事。また、ホワイトホースより更に僻地へ向かうと更に物価が高くなるらしい。

開拓者の街、ホワイトホース
ホワイトホースの街はスケールがデカい。車もデカければ道も広いし、建物もデカい。土地が余っているので全てにおいてゆとりがあり気持ちが良い。
ホワイトホースの春は気候は日本の冬くらい。日差しは暖かいが気温は低い。しかし、北極圏に近いので昼が長い。日没はPM9:30なので時間の感覚が変になる。空気は澄んでいて世界一空気が綺麗な都市に選ばれた事もあると言う。空は広くて青い。ホワイトホースの街は最近まで条例で四階建て以上の建物が建てられなかったので上を見上げると遮る物が殆どない。とにかく冷たくて澄んだ空気と青空が広がっていて開放的な気分になる。

元々何も無い様な所に金脈が見つかりゴールドラッシュが始まる。フロンティアスピリットを持った一攫千金を狙う冒険家達が集まり土地を切り開いていったまさに開拓者の街。この辺りを切り開いていった人々の歴史を聞くと金が出る場所に10万人以上の人が向かい3万人程度しかたどり着けない様な僻地だったらしい。まさに命がけの冒険家たちが切り開いた土地だ。

夜はいよいよオーロラ鑑賞に繰り出す事になる。
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