チチカカ湖最大のお祭り『カンデラリア祭』 in プーノ
公開日:
ペルー
2月6日
クスコからカマと呼ばれる三列シートで、VIP仕様の夜行バスに乗り、チチカカ湖最大のお祭り『カンデラリア祭』が開催されているプーノへとやってきた。
夜10:15 クスコ発の翌朝5:20 プーノ着で、料金は60ソル。
かなり大きなお祭りの為に普段よりもバスの料金は高かったかもしれない。だが、このVIPバスは、メチャクチャ快適だった。
チチカカ湖最大のお祭り『カンデラリア祭 (Fiesta de la Candelaria) 』
プーノは、ペルー南部の標高3800m以上の高地にあるアンデスの街で、インカ文明発祥の地と言われるチチカカ湖に面している。俺たちは元々、お祭りに興味があった訳ではなく、ただ、チチカカ湖に行ってみたかったのと、この後に目指すボリビアのウユニ塩湖への道中にあったから寄る事にした。
プーノのチチカカ湖は残念ながらかなり汚くてガッカリだったけれども、チチカカ湖最大のお祭り『カンデラリア祭 (Fiesta de la Candelaria) 』はかなり凄かった。
このお祭りは国内だけでなく、周辺のボリビアなどからも約4万人のダンサーと5千人のミュージシャンが集まると言われている。
元々は、スペイン人が持ち込んだカンデラリアの聖母像を担いでまわるお祭りだったが、チチカカ湖周辺はインディヘナの人が多く住んでいる事もあって、徐々にアイマラ族やケチュア族などの色が濃くなって行きペルーを代表するようなお祭りになったそうだ。
チチカカ湖周辺は標高3800m以上もあり、ちょっとした上り坂でも疲れてしまうのだがこの人たちは、何時間も掛けて思い思いの格好で踊りながら行進する。
この時期は、観光客だけでなく、お祭りに参加する人たちも遠方からわざわざ来るので移動費やホテル代が高騰する。俺たちの泊まったホテルも普段の2倍の料金だった。
民族っぽい衣装からド派手な衣装まで
なんだか凄い出立ちだ。
本当に色々な人たちがいて面白い。
チチカカ湖周辺には、なんと約300種類もの伝統舞踊があるらしい。
やっぱり標高が高くて日差しが強いからかだと思うが、インディヘナのファッションには、帽子が欠かせない。
踊ってる人たちの後ろには楽団がついてくるので、街はものすごい騒ぎ。
地元の人や観光客もいっぱい。
こう言ったお祭りなどを通してインディヘナの文化は受け継がれて行くんだろうな
なんかもう、リオのカーニバルみたいな格好の人とか
初代インカ皇帝が誕生したという伝説のある、このチチカカ湖で行われる『カンデラリア祭』。本当に色々な格好をしている人たちが居て面白い。きっと民族衣装とかそう言うのが好きな人たちには、たまらないお祭りなんだろうな。
なんかすげーカッコいいけど、こう言う衣装って重いものだと30kgとか下手すると50kgちかくあるそうだ。こんな重い装備で、動き回るなんてマジで凄い。この標高だと、俺たちのバックパックのフル装備、約20kgで歩くとすぐにへばってしまうと言うのに・・・
ハデな衣装だったり、民族衣装だったり
普段、あんまりお祭りとか興味なくてわざわざカーニバルとか行かないのだけれども、今回はたまたま俺たちのルートと日にちが重なっていたので参加出来た。プーノのチチカカ湖は残念な汚さだったけれども、カンデラリア祭の方は、なかなか見応えのあるお祭りだったな。
最後にオマケ
生後、数ヶ月の子猫
ネコ好きのまりちゃんは、プーノって言ったらお祭りの事じゃなくて、このネコの事しか話題に出さない。
プーノで泊まった宿、ウアイトゥシブ(Huaytusive)
ウアイトゥシブ(Huaytusive)
一泊20ドル、ホットシャワー、Wi-Fiも問題無しで結構良いと思うのだけれども、隣がクラブかなんかで夜ウルサい。
俺たちは二泊したのだけれども、お祭りのせいで一泊は40ドルで、祭りが落ち着いた二日目が20ドルだった。祭りの時期は安いホテルはすぐに埋まってしまうし、通常よりもかなり高くなるのを覚悟した方が良い。
公開日:
:
ペルー
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