アレキパ市の歴史地区 | ペルーの世界遺産
2017年2月18日〜20日
2月15日にウユニ塩湖のデイツアーに行き、その夜に夜行バスでラパスまで行き、早朝のバスで4時間かけてコパカバーナで行ってようやくホテルで一泊。翌日の17日には、チチカカ湖に浮かぶ太陽の島『イスラデルソル』のツアーに参加して、また、夜行バスに乗って11時間もかけてようやくペルー第二の都市、アレキパに到着。コパカバーナ、アレキパ間のバス代は110ボリ(約1800円)
ウユニ塩湖からアレキパまでは1泊4日のバス旅で、久々の強行だったが南米のバスは、高い金さえ払えばわりと快適に寝る事が出来る。
正直なところ、一ヶ月以上も標高が高くて酸素の薄い場所におり、肉体的にかなり疲れてしまっていたので、なるべく早く、ボリビアを出て、標高2300mのアレキパでゆっくりと養生したかった。
アレキパ市の歴史地区
アレキパ(Arequipa)は、ペルー南部にある第2の都市で、人口は約90万人。近郊で採れる白い火山岩で造られている事から白い町(Ciudad Blanca)と呼ばれている。
早朝のアルマス広場。
プロの写真家は、早朝と夕方しか風景写真を撮らないと言う。この2つの時間は、光が柔らかく、風景を撮るのには最適だからだ。久し振りに早朝から町を歩いたが、朝のアルマス広場はとても清々しかった。
ちなみに、バスターミナルからこの広場まではタクシーで10ソル(約350円)で、この広場からバス停までは8ソルだった。
うん、光がとても柔らかだ。
多分。
旧市街は散々見てきているので今更、珍しくも無いし、特に興味も惹かれない。だけど、アルマス広場の教会はとても立派な造りだった。
早朝なので人が少ないし、とても気持ちの良い朝だ。
これから町を撮影する時は、早朝にしたい。
中南米の町の感じは大体どこも同じような造りで、アレキパは、例えるとグアテマラの世界遺産アンティグアをこぎれいにしたような広場だった。
一応、アレキパも世界遺産だから観光したけれども旧市街は、もうお腹いっぱいだった。ただ、アレキパがあまり好きではないと言う訳ではない。ボリビアで疲れた身体を癒すには最高の町で、ちょっと高いけれども美味しいレストランはあるし、町の治安はとても良さそうだし、綺麗だし、のんびりするには丁度よい。
アレキパの街並。
結構、キレイな建物が多い。
町の中心部はもう、ヨーロッパと言っても過言ではないくらいにヨーロッパの街並だった。
白い町と呼ばれるだけあって、確かに白い建物が多かった。
立派な建物はあるし、綺麗だし、他の旧市街なんかよりもいいんじゃないかな?
中南米の旧市街の中では落ち着いているし好きだな。
アレキパでは特に何をしていたとかどこに行ったとか言う訳じゃないけれどもとてもゆっくり出来た。
アレキパの街並。
もうほとんどヨーロッパだよね。
ほとんどヨーロッパなんだけれども、生ハムとかチーズが安く売っていないし、物価も特別安い訳でもない。何か南米とかアフリカを旅して思ったけれども、今はグローバル化が進んで途上国だからって激安とかじゃ無いんだな、むしろ、コスパで考えたら割高なイメージ。
ペルーとかボリビアも物価自体は安いはずなのだけれども、なんだかんだ言って、旅行者にとってそこまで安く無い。ロシアとかバルト三国の方がお得感がよっぽどあった気がする。
まぁこの頃の俺たちの興味と言えばもっぱら食事。はっきり言ってクソマズイ、ボリビアの飯からようやく解放され、キッチンも付いているし標高も下がった事だから早速、砂肝のアヒージョでパスタを作った。標高が高すぎると米もうまく炊けないし、パスタすらうまく茹でられない。
ようやく標高が下がってきたのでアンティグアの安宿で一緒だったヒゲさん直伝の砂肝のアヒージョパスタに手を加え、よりいっそう美味しく改良した。
これはマジで激ウマ!
こんな感じで疲れを癒した俺たちは、次回、いよいよ南米、最後のハイライトであるナスカの地上絵を目指す!
アレキパで泊まった安宿 Los Andes Bed & Breakfast
Los Andes Bed & Breakfast
この宿は、部屋が広く、とても過ごしやすかった。お湯もちゃんと出たし、キッチンはあるし、雰囲気がとても良い。何よりも立地がメチャクチャ良くてアルマス広場まで徒歩1分かからないってのが素晴らしい。
本当にオススメの宿。
一泊59ソル。
30ソルでレイトチェックアウトも出来るので夜行バスに乗るまで部屋でゆっくりする事も出来る。
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