フィンランドの世界遺産、一覧 全7カ所のリスト

公開日: 世界遺産

フィンランドの世界遺産、一覧

フィンランド共和国は西はスウェーデン、北はノルウェー、東はロシアと隣接している北欧の名所。首都はヘルシンキで通貨はユーロ。北欧なので物価が高い事が心配だが世界遺産はもちろんの事、オーロラベルトの下にある国なのでオーロラ観測も楽しむ事が出来きる。北欧の旅で外す事は無いだろうと思うほど期待値の高い国。また、フィンランドと言えば俺の大好きなサウナ。実は『サウナ』と言う単語はフィンランド語だそうだ。

日本人にとって有名なのは、サンタクロースとムーミン。やっぱりフィンランドはどうしてもまわりたい国のひとつだ。

旅人はみんな大好きスナフキンの名言集。フィンランドで読んだらより一層、旅に浸れると思う。

世界文化遺産

ラウマ旧市街

中世にタイムスリップしたような旧市街
1991年、世界文化遺産に登録 / (iv)(v)

ラウマ旧市街は約600軒ほどの木造建築が並ぶラウマの町の中心地で、約800人が暮らしている。この街は18世紀~19世紀に海運業で繁栄したボスニア湾にある港町で、17世紀に大火事ですべて焼失してしまったが、中世の美しい街並みを見事に再建した。場所はヘルシンキから北西に約250キロメートル。

スオメンリンナの要塞群

フィンランドで最も人気のある名所の一つ
英名:Fortress of Suomenlinna
1991年、世界文化遺産に登録 / (iv)

スオメンリンナの要塞群 | フィンランドの世界遺産

スオメンリンナの要塞群 | フィンランドの世界遺産

首都ヘルシンキ市内の橋で結ばれた6つの島の上に建造された海防要塞で、ロシアに対する守りを固めるため1748年から建設が始まった。
アクセスはヘルシンキからフェリーで約15分、運賃は往復で5ユーロ。

とても気持ちの良い場所だったのでピクニック気分で散歩するのがオススメ。

ペタヤヴェシの古い教会

地元の棟梁たちによって建てられた木造教会
1994年、世界文化遺産に登録 / (iv)
フィンランド中西部の町ペタヤヴェシ(Petäjävesi)にある木造教会で、1763年〜1765年にかけて地元の棟梁ヤーコ・レッパネンよって建てられた。この教会は壁も屋根もすべてこの土地の松の木を使って造られている。
アクセスはユヴァスキュラからローカル列車で約30分、入場料は5ユーロ

ヴェルラ砕木・板紙工場

湖のほとりにたたずむレンガ造りの古い工場
1996年、世界文化遺産に登録 / (iv)

ヴェルラ砕木・板紙工場

ヴェルラ村にある1872年に始まった製紙・製材工場だった場所で、現在は博物館となっている。建物はネオゴシック様式のレンガ造りになっている。世界遺産の登録対象は『砕木・板紙工場』、『板紙乾燥所』、『砕木・板紙倉庫と製粉工場』、『工場長宅』、『木製包装倉庫』、『円形パビリオン』、『防火設備庫』の7件。

サンマルラハデンマキの青銅器時代の石塚墳

フィンランド最大の遺跡群
1999年、世界文化遺産に登録 / (iii)(iv)

サンマルラハデンマキの青銅器時代の石塚墳

サンマルラハデンマキは、ラッピ (Lappi) 近郊にある青銅器時代の墓地遺跡で、33の石塚が世界遺産として登録されている。紀元前1500~前500年頃のスカンジナビアの宗教、文化構造、埋葬習慣を今に伝える貴重な遺跡群。

シュトゥルーヴェの三角点アーチ観測地点群

世界10か国に跨る世界遺産
英名:Struve Geodetic Arc
2005年、世界文化遺産に登録 / (ii)(iv)(vi)

シュトゥルーヴェの三角点アーチ観測地点群

世界10カ国をまたぐ珍しい世界遺産『シュトゥルーヴェの三角点アーチ観測地点群』

北極海に面する北端のハンメルフェスト(ノルウェー)から黒海に近い南端のスタラ・ネクラシウカ(ウクライナ)までの2,800kmに設置された265か所の測量点のうち10か国に跨る34か所が世界遺産に登録された。その北端と南端には測量事業の完成を祝って建てられた記念碑がある。『ノルウェー』、『スウェーデン』、『フィンランド』、『ロシア』、『エストニア』、『ラトビア』、『リトアニア』、『ベラルーシ』、『モルドバ』、『ウクライナ』に跨る。

世界自然遺産

ハイ・コースト/クヴァルケン群島

リバウンドしている大地
2000、2006年、世界自然遺産に登録 / (viii)
ハイ・コーストはスウェーデンのウップサーラ県、ボスニア湾西岸の海岸で、国立公園、自然保護区に指定されていて、海岸線沿いに先史時代の遺跡が点在している。かつて氷河期にスカンジナビア半島を覆った巨大氷河の重みによって800mも凹んだと言われているが、氷河が溶けた後に凹んだ大地が年平均1cmほど大地が隆起し続けているという地質学的にとても珍しい地域。フィンランドのヴァルケン群島はボスニア湾をはさんで対岸あり、ハイ・コーストと同じ現象が起こっていて2006年に世界遺産として追加登録された。

フィンランドのオーロラスポット

せっかくオーロラが見られる国に行くのであればやはりオーロラは外せない。俺は世界遺産ハンターなのだが、初めてであれば世界遺産よりもオーロラの方が感動する人は多いと思う。そして一度、オーロラを見に行ってしまうとオーロラハンターになりたくなるほど魅力的。

一生に一度は見てみたいオーロラの旅

ロバニエミ
ロバニエミではサンタに会えるサンタクロース村があり、オーロラ観測バスも運行している。アクセスはヘルシンキから電車で約12時間。

サーリセルカ
フィンランド屈指のウィンターリゾートで、スキーや犬ぞりなどのアクティビティーも充実しているオーロラスポット。

レヴィ
スノーアクティビティが充実したオーロラスポット。

ユッラス
フィンランドの秘境と言われる場所で人口光が少なくオーロラ観測に向いている。

公開日: : 最終更新日:2015/10/03 世界遺産

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