ペルーの物価と治安 | 31泊32日の滞在費は25万5千円、飛行機代も合わせた総費用で57万7千円
1月18日〜2月28日(帰国日は3月2日)
この期間のうち、10泊11日ほどボリビアに滞在
1ソル = 35円で計算
ペルーの物価
ペルーの物価はわりと安いけれども観光系の料金はべらぼうに高い。例えばマチュピチュに電車で行こうとすると往復で120ドル以上も掛かってしまう。更に、マチュピチュ村からマチュピチュ遺跡までのバスがほんの10分、20分の距離なのに片道12ドル、往復で24ドルも掛かる。そしてマチュピチュ遺跡とワイナピチュのセットの入場料が200ソル(7000円)と目ん玉が飛び出るくらいに高い。合計すると2万5千円位掛かる計算だ。それでも、ペルーに来てマチュ・ピチュに行かないと言う選択肢は無いだろう。
俺たちはあまりにも高額になるので電車代とマチュピチュ遺跡までのバス代を片道抜いて歩いたので一人1万1千円くらいに収まった。それでも二人で2万2千円だ。
ペルーでの滞在費
31泊32日の滞在費は、約25万5千円
なんだかんだで結構高くついたなって言うのが俺の感想。
旅も終盤に差し掛かり、節約する気が全く無かったのも原因だけど俺の感覚だと南米は、結構切り詰めない限り安くは無い。下手したらヨーロッパにいた頃の方が安く上がっていたかもしれない。
6794.5 x 35円 = 237807円
155USドル x 113円 = 17515円
合計25万5322円
これにプラスして日本までの片道の飛行機代が二人で22万6400円 (これ、下手したら安い往復の航空券代と変わらないよね。)
キューバからクスコまでの飛行機代が二人で9万5130円
飛行機代だけで321530円も掛かっている。
特に南米はLCCが発達していないのでヨーロッパなどに比べるとべらぼうに飛行機代が高い。
全部合わせると合計57万6852円
ふぅ〜
改めて計算するとなかなかヘビーな金額だぜ
ペルーでの宿代
大体一部屋15ドル〜30ドルくらい。もっと安い宿も探せばあるのだろうけれどもブッキングドットコムで良さそうな宿を予約して行くと大体20ドルちょっとが相場かな。特にクスコ近辺の山岳部の場合、ホットシャワーが無いと致命的だからあんまり安い所は避けた。
まぁどんぶり勘定だけど一泊平均20ドルちょっとと計算すると大体宿代だけで7万〜10万位かかったのかな、30ドルくらいする宿にもちょいちょい泊まっているしね。
食事代
ローカルフードなら安い所で大体5ソル〜7ソル(2〜300円)で定食を食べる事が出来るけれども15ソル(約500円)以上するお店も沢山ある。屋台はまぁまぁ安くてウズラのタマゴが5個入って1ソル、コロッケみたいな1ソルで売っている揚げ物も美味しかった。また、串焼きもオススメで大体一本1ソル、肉によっては2ソルとかの物もある。ただし、クスコで売っている串焼きは一本5ソルもした。
ペルーの山岳部は、標高が高いので基本的に米や麺があんまり美味しく無い(何故かたま〜にやたら米がうまい店もある)。ただし、ペルーの場合、お金さえ払えば料金に見合った美味しい物を食べる事が出来る。その場合は、大体、一食1000円前後。
俺たちの旅の傾向からして飯マズだと結構、食費が掛かる気がする。特に旅も後半に差し掛かると現地の飯って何食っても全然、美味しいと思わなくなってきてしまうからどんどん食費が高くなる。あと、キッチン付きの宿にあまり泊まれなかったと言うのと、標高が高くてパスタとか米を炊いても全然うまく出来なくて萎えたってのもあるけどね。
交通費
ローカルバスやコレクティーボは安いが旅行者用の長距離バスはまぁまぁ高い。ただし、高いだけあって乗り心地は快適。大体8時間くらいの移動で2000円位かな。ただし、ペルー最高級のバス、クルスデルソルはそれの1.5倍〜2倍くらいはする。(旅の後半は、クルスデルソルの味をしめちゃったので移動費がかさんだ)
クスコからプーノまで夜行で一人60ソル (3列シートのカマーで超快適だった)
プーノからコパカバーナ経由のラパス行きが一人45ソル
アレキパからナスカまで一人115ソル (クルスデルソルのカマーで超快適だけど高い)
パラカスからリマまで65ソル (クルスデルソルのセミカマー)
こうして見ると後半に乗っていたクルスデルソルは快適だけど高すぎかな
これ以外にも細かく移動費は沢山掛かっているけれども大まかにはこんな感じで大体、合計で二人で13000円位
観光費
ペルーで一番キツいのは観光費
最高だったけれども高かったマチュ・ピチュ
二人で約2万2千円
クソ高いけれども高いだけの価値がある。
聖なる谷の10日間の遊週券
130ソル(約4500円)なので二人で約9000円
移動は自力でローカルバスなどを使ったのであまり掛からなかったがチケットがとにかく高かった。でも、最高!ペルーで一番楽しかったかもしれない。
レインボーマウンテンの1日ツアー
80ソル(約2800円)なので二人で約5600円
これは山に登るだけだから比較的安かったかも。ペルーのツアーで、この値段でこの満足度は破格とも言える。超オススメ!
ナスカの地上絵
US85ドル + 飛行場使用料30ソルで二人で大体2万円ちょっと
個人的にはベリーズのブルーホールで一人200ドル取られているので高いとは思わないが、セスナ酔いがマジでキツくて全然楽しめなかった。もうセスナには乗りたく無い。
砂漠のオアシス『ワカチナ』でマッドマックス的なバギーツアー
二日分の宿代込みで150ソルだったので正確には幾らだかわからないが一人1000円ちょっとと言う噂。まぁ二人で2400円と計算しておこう。
リトルガラパゴス『バジェスタ諸島』
ここは不覚にも料金をメモるのを忘れてしまったのだけれども確か一人1000円くらい?まぁ二人で2400円としておこう。
大体、観光費で6万ちょっと掛かっている。その他にも観光する為のちょっとした移動費などを含めれば7万円以上にはなるかな
雑費
この他にもペルーはお土産が魅力的だったし、帰国も近いのでお土産代なども掛かった。1、2万円は使っていると思うけどペルーはお土産のクオリティがめっちゃ高いのでお土産を買うならペルーがオススメ。
ペルーの治安
ペルーの治安は、リマを見る限り、決して良いとは思えない。いや、むしろ悪いだろうきっと。だけれどもクスコ近郊の田舎町なんかはとてもほのぼのとした雰囲気で治安が悪いってことは無いんじゃないかと思う。クスコやアレキパなどの地方都市もキレイに整備されており、中心部はむしろ治安がいいんじゃないかな。もちろん、そう言う道を少し外れて変な所に行ってしまったら危険はあると思う。人が多い街は大体、危ない所はあるんじゃないかな。
俺が南米へ行く前に想像していた南米よりも比較的治安は良かった。だけれども、やっぱり南米はなめてかからない方が良い。基本、治安が悪いと思って行動した方が良いだろうと言うのが俺の感想。でも、危険過ぎて旅するのをためらう程かと言われればそんな事は無い。十分に安全に注意して旅をすれば大丈夫だと思う。
まぁ、ぶっちゃけ俺の想像していた中南米って映画『シティ・オブ・ゴッド』の世界だから、実際はあんなに治安は悪く無いだろう。
最後に、ペルーの世界遺産、一覧へのリンクを
ペルーの世界遺産一覧
関連記事
-
フィンランドの物価と治安 | 2泊3日の滞在費は約5万円、飛行機代が約3万円
2015年9月24日〜26日 もう今から一年半くらい前になってしまうけれども俺たちはロ
-
ドイツの物価と治安 | 6泊7日の滞在費合計は6万7千円
写真はアレックスとマルガリータと一緒に行ったベルリンの卓球バーにて 2015年11月2
-
マレーシアの物価と治安 | 6泊7日の滞在費は約3万円
2016年6月13日〜19日 1マレーシアリンギット = 26円で計算 物価の高
-
クスコ市街 (City of Cuzco) | ペルーの世界遺産
太陽の帝国インカ クスコはインカ帝国の首都だった場所で、伝説によると、創造神ビラコチャ
-
オセアニア・東南アジアの旅6カ国、3ヶ月間の旅、総費用は約122万円(内:飛行機代が約36万円)
2016年4月13日 〜 7月7日 総費用合計は 121万8900円 内 : 飛行機
-
アレキパ市の歴史地区 | ペルーの世界遺産
2017年2月18日〜20日 2月15日にウユニ塩湖のデイツアーに行き、その夜に夜行バ
-
聖なる谷ピサックにあるミニ・マチュピチュ
マチュピチュへの行き方は、バスとか電車とか色々あるのだけれども、なんか調べるのとか面倒くさい
-
オリャンタイタンボ(Ollantaytambo) | 聖なる谷の旅
1月27日、28日 ピサックから聖なる谷にある遺跡を巡りながら、ゆっくりとマチュピチュ
-
ロシアの滞在費は19泊20日で約14万円、総費用が約31万円
ロシアでの滞在費 飛行機代が片道二人で137,780円(ドバイ経由) Visaの取得代行
-
旅の終わりにバンコクでオフタイム | 7泊8日の贅沢な旅費は約5万5千円 + 飛行機代が15万円
サメット島にて 2016年2月23日〜3月1日 最高に楽しかったけれどもボロクソに疲
トラックバック用URL