『マニラの治安』ガードマンの装備がターミネータ並み!
フィリピンの首都マニラ、一度は行ってみたいと思っていたのだが治安が不安でなかなか行かなかった国の内の一つ。2012年、フィリピンのプエルトガレラと言うところに短期留学した際に念願のマニラに寄る事が出来た。
マニラの治安
マニラの治安は結論から言うと決して安全ではない。注意して行動すれば危険は無いかも知れないがとても安全と言える雰囲気では無かった。まず俺がビビったのは銀行やホテル等には必ずガードマンが居て、そのガードマンの装備がとにかく物々しい。ほぼ全員、ターミネーター並みのショットガンを装備しているので、この街は本当に大丈夫なのか?と不安になる。
2001年、インドネシアのワヒド大統領が罷免された時に俺はインドネシアのバタムアイランドと言う島に居たのだが、その時は町中に銃を持った軍人さんが沢山居てとても物騒な雰囲気だった。その時ほどでは無いがマニラにもそれに近い物騒さを感じた。
銃に慣れていない日本人としてはアメリカのポリスメンが何気なく銃を抜いて持っているだけでかなり怖いと言うのにマニラではガードマンがショットガンを常時、装備している。この街はどれだけ物騒なんだ?と疑いたくもなる。
2001年、インドネシアに居た時は政治的に不安定になっていて軍が出動していた。だがマニラではショットガンを装備したガードマンが沢山居るのが日常だ。
いかついガードマンの隣にひょうきんなおっさんが居ると大分、和む。見た目は物々しい装備をしているが基本的にガードマンは俺たちを守ってくれる側の人だ。そう思うとむしろガードマンの近くに居た方が安全だ。
マニラの治安についてプエルトガレラの英語の先生(フィリピン人)達には口を揃えて治安が悪いと忠告してくれた。タクシーに乗ったら必ず全部のドアをロックしろと言われ、なんで?と聞いたところ車が止まった時にドアを開けて強盗が入ってくるなどと脅された。また、カメラを首から下げて歩いたら駄目だ。ひったくりにあった時に怪我をするなどとも脅された。
プエルトガレラは田舎でとても治安の良い場所なので噂に尾ひれがついて誇張されているのかもしれない。しかし、フィリピン人が危険だ、危険だと言う場所を無防備にウロウロするのはいかがなものかとも思う。
ガードマンの厳つい装備がプエルトガレラの先生達の言葉を補強する。
少なくともマニラは安全ではない。
マニラで被害に遭った友達の話
もう、かれこれ十年以上前の話になる。タイとマレーシアの国境で出会ったAさんと言う旅人から聞いた話だ。Aさんはマニラで出会った人の家に招待されたので行ってしまったらしい。そのころからマニラでは睡眠薬強盗が流行っていたので、出されたコーヒーやビールは軽く飲んだ振りだけして手を付けなかったそうだ。しかし、流石にメロンは平気だろうと思い一口だけメロンを食べたそうだ。その後の記憶は一切無く、気がついた時にはホテルにタクシーで送り届けられたそうだ。幸いな事に割と善良な強盗でタクシー代だけは財布に入っていたそうだ。
『あれは注射かなにかでメロンにも睡眠薬入れているんだよきっと』(Aさん談)
ちなみに今でも睡眠薬強盗はあるらしいので知らない人の家に行く事はお勧めしない。
マカティの治安は良い
俺はバックパッカー向けの安宿があるエルミタ地区に滞在していた。エルミタ地区は近年、大分治安が良くなって来たと言われているが一昔前は評判の悪い歓楽街として有名だったらしい。マニラの悪い噂はかなり聞かされていたので昼でも人通りの少ないところは避けていた。
エルミタ地区の風景。物々しい装備のガードマンが居なければ普通の東南アジアの都市的な雰囲気だ。
そのエルミタ地区からタクシーでわずか数百円で行けるマカティと言うマニラ最大の街は、他の何処の地域とも圧倒的に違う超高級商業エリアで、高層ビルが建ち並びヴィトンやシャネル等の高級ブランドがはばをきかせている。
上の写真はマカティのデパート内にあるフードコートから撮った写真。
ちなみにそのフードコートで食べた食事はめちゃくちゃ不味かった。上の写真を見るとかなり美味しそうなのだが味は何故かめちゃくちゃ甘くて食えた物では無く、ほぼ全て残してしまった。基本的に好き嫌いの無いこの俺が。
マニラでこのマカティだけはシンガポールや香港のような南国の大都会といった雰囲気で、安心、安全な感じがしていて治安に不安を感じることはなかった。ここに居る人たちは明らかに裕福層でダウンタウンに居る人々とは見た目から生活スタイルまでまるで違う雰囲気だった。
マカティの公園はすごく雰囲気も良くオシャレな感じだった。
フィリピンは格差社会
先進的な大都市マカティを出てタクシーで5分も走ると、ここはスラム?と言うような街並に変わる。同じ国に生まれ同じ街に住み、タクシーで5分、10分の距離でここまで生活が変わるのか?路上にはストリートチルドレンや路上生活者が沢山居る、ものすごい格差社会だった。
フィリピンの田舎は自然がもの凄く奇麗でとても素敵なところだけれども、マニラのような都会はどこか荒んでいる感じがして怖かった。マニラに滞在したのはわずか数日間だけなので、ただ単に俺がそう感じただけかも知れない。
また行きたいなと思うような都市では無かったけれども世界遺産ハンターとしては世界遺産『フィリピンのバロック様式教会群』の1つで1571年に建てられたフィリピンで最初のキリスト教教会であるマニラのサン・アグスチン教会をハントしにまたマニラに行く事になると思う。
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