ジップライン | ターザンのように山から山へ飛んで行くアクティビティ
公開日:
フィリピン
土曜日、相変わらず天気はよくない。この一週間は晴れわたる青空を見ていない。平日は基本的に勉強をしているので雨が降っても涼しくてちょうど良いのだが休みの日はシュノーケリングなどしに海に出かけたいので晴れてほしい。
天気は相変わらずだが雨は降っておらず、前から行きたいと思っていたジップラインにトライする事にした。
ジップライン
ジップラインはポンデロッサと言う場所にあり、ゴルフ場に併設されているアクティビティで、ターザンのように山から山へと張られたワイヤーロープを、ハーネス付きのプーリー(滑車)で飛んで行く事が出来る。
学校と同じ山にあるポンデロッサは、歩いて行く事も出来るが1時間くらいかかるのでアンジェラに頼んで車で連れて行ってもらう事にした。昼食後、誰か一緒にいく?と学校の仲間に聞いてみたのだがみんなの反応はノーリアクション。
超面白そうなのに何故か誰も興味をしめさない。
でも、こんなものは行きたい人だけ行けばいいし、無理して団体行動するような感じの学校ではないのでむしろ居心地が良い。学校の生徒は全部で8人いてみんなあまり出かけない。俺は四週間しかいないので土日はあと1回しか無い。だから毎週末、遊びに出かけたい派。
そんな訳で俺と妻とアンジェラとカトーさんの四人でジップラインをしに行くことになった。
アンジェラの車で山を登りポンデロッサに辿り着き受付を済ませるとイカツいフィリピンジープでスタート地点へと向かう。この道は荒れたオフロードで、ボッコボコの地面にゆられながらジャングルを進むアトラクションみたいで面白かった。
俺の中で勝手にジップラインとは背中から吊るされてドラゴンボールの武空術のように空を飛ぶものだと勝手に勘違いしていたが実際のところは吊るされてターザンのように進むだけ。それでも別に構わない、ならば俺は進撃の巨人ごっこをするまでだ。
立体機動装置を装備したあと、気分はもうすでに調査兵団。緑の濃いジャングルを滑走し木々の上を抜けてリフトオフ!ジップラインで山から山へと飛んで行く。
気分は最高で景色も良く爽快だった。
Dioさま風に言うと
最高に『ハイ!』ってやつだァァァァァァアハハハハハハハハーッ
ただ1つだけ不安な事があった、それはどうやって止まるのかと言う事。大丈夫、行けばわかるさと言うけれど結構なスピードが出ている、止まり方は重要だ。
ジップラインの終わりの頃にライン上にタイヤがある、嫌な予感がすると言うかもうわかっちゃったけれども衝撃に備えるしかない。グハァっ!二個のタイヤで減速させて最後もグハァっ!なかなかの衝撃ですね。
止めてくれたフィリピーノがどうだった?と笑顔で聞いてくる、もちろん俺は笑顔で『最高だったぜ』と答えた。
やっぱり空を飛ぶのは本当に気持ちがいい。
本当は吊るされているだけだけど。
次に妻がやってきたのだが終わり間近で減速してタイヤにぶつかる前に止まってしまった。あれ?俺が早すぎたからスピードが出ないように紐を緩めたのかな?それとも体重の差なのだろうか?
その次にカトーさんが超楽しそうにやってきて、最後にアンジェラがノリノリでやってきた。明らかにみんな俺よりもスピードが出ていない。俺が止まったときは身体が70度近くまで振られたのに。
なぜか俺だけがリヴァイ兵長並みのスピードだった。
ジップラインはプエルトガレラのポンデロッサと言う場所で出来き、料金は一人500ペソ(1400円位)で飛行時間は大体1分くらい。ちょっと短かった気もするけれどめちゃくちゃ楽しかった。
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フィリピン
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