マニラの安宿(エルミタ)からプエルトガレラへの行き方
公開日:
フィリピン

フィリピン二日目。
あまりの暑さで目が覚めた。体中から脂っぽくてベトベトする嫌な汗がにじみ出ている。まだ全然眠り足りないがとても二度寝出来るような室温ではなかった。汗を流す為に浴びた水シャワーは、暑さのせいで適度にぬるくなっていて、とても心地よかった。
マニラの安宿 マビニペンション
初日に泊まったマビニペンションと言うマニラの安宿は、鬼のような蒸し暑さでほぼ寝る事が出来なかった。特にマニラの気温は酷い、マジで鬼。
日中に照りつける太陽の熱をコンクリートで出来た建物が吸収して床暖房、壁暖房の役割を果たす。また、人々が沢山住んでいるのでクーラーや車などの排熱も多い。恐らく断熱材などを使用していないであろうチープなコンクリート造りの建物は、夜になってもしっかりと保温されている。
基本的にクーラーは、あまり好きではないがマニラの熱帯夜に耐える事は出来きず、ほぼ眠る事が出来なかった。ちなみに妻は暑くてヤバいとか言いながら速攻で寝た、タフすぎる。基本的に女の方が男より生命力があるような気がする。

マビニペンション(mabini pension)
1337 A Mabini Manila 1000,Philippines
phone 09173961017
ツイン、ファン付きで一泊780ペソ(約2000円)
FREE Wi-Fiあり
このちっとも快適ではない宿の良いところは、これから俺たちが向かうプエルトガレラの学校の生徒達が過去に何人も泊まっているが盗難などの被害が出ていないという事。マニラではとにかく安全第一で過ごしたい。
それともう1つ、プエルトガレラまで行く為に乗るバスが隣の隣くらいにあるシティステイトタワーホテルから出ていると言う事。バスの出発は朝8:30なのでここの泊まると色々と楽なのだ。
一番楽なのは少し高いがシティステイトタワーホテルに泊まる事。ボロいけどクーラーが一応付いているし、朝食も付いている、ついでにカジノもホテル内にある。基本的にフィリピンの宿は割高で値段の割わりにしょぼい事が多いので俺はあまり宿に金をかけたくない。
シティステイトタワーホテル(Citystate Tower Hotel)
1315 A. Mabini Street, Manila
アゴダで見ると一泊4,689円(日によって若干違う)
プエルトガレラへの行き方
プエルトガレラへは、マニラのエルミタ地区にあるシティステイトタワーホテルから出ているシーカットバスと言うものに乗ってルソン島の南端にあるパタンガスと言う港に行き、そこからバンカーボートに乗って行く。
シーカットバスはエルミタからパタンガスまで500ペソ
8:30発、10:30到着予定の一日一便のみ
チケットは当日の朝7時からシティステイトタワーホテル内で販売される、満員になっているのを見た事が無いので恐らく8時頃に行けば間に合う。
前日、暑さの為にほぼ寝れなかった俺はクーラーの効いた快適なシーカットバスに乗り、うとうとしているうちにパタンガスの港に着いたので、時間はほぼ感じなかった。
バンカーボートはプエルトガレラの港の1つムリエまでで、たしか250ペソと30ペソの港使用料が掛かった。俺は学校に行く為にムリエで降りたが遊びに行く場合はサバンかホワイトビーチに行くと良い。ダイビングをするのならサバンがオススメ。また、降りる際もたしか50ペソくらいの港使用料を取られた。
バンカーボートに乗り込み出発を待っていると、港で子供用の小舟に乗って遊んでいる小学生位の子供達を見かけた。真っ黒に日焼けした、たくましい子供達を見ながら立派な海の男になるんだろうな〜などと思っていると、その内の一人がバンカーボートにへばりついて来て『お金ちょうだい』とせがんできた。少し心苦しいが追っ払うとまるでカエルのようにピョンっと海に飛び込んで行った。

バンカーボートに乗ってしばらくすると睡魔に襲われ、気がつくとムリエの港に着いていた(大体1時間くらい)。昨日、ほぼ眠れなかったおかげで移動が超楽だった。
プエルトガレラに来るのは二回目で、ムリエの港には前回もお世話になった校長のアンジェラが迎えにきてくれていた。久し振りの再会をハイタッチで祝い、懐かしのプエルトガレラに安堵した。
プエルトガレラはマニラと違ってとても治安が良い。これだけでも心がとても軽くなる。
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