ヌエストラ・セニョーラ・デ・ラ・アスンシオン教会 | 世界遺産『フィリピンのバロック様式教会群』のひとつ

7月28日(火)
この日はビガンから世界遺産『フィリピンのバロック様式教会群』のひとつヌエストラ・セニョーラ・デ・ラ・アスンシオン教会を目指してサンタ・マリアへと向かった。
ビガンからサンタ・マリアまではミニバンで約1時間。料金は一人50ペソ。ハイエースの後部座席を4人がけの4列にカスタムしてあり16人ギュウギュウに詰め込まれて発車。通常は3人がけの3列なのでかなりキツい。
ヌエストラ・セニョーラ・デ・ラ・アスンシオン教会
英名:Church of La Nuestra Senora de la Asuncion

四件ある『フィリピンのバロック様式教会群』はこれでマニラのサン・オウガスチン教会、パオアイのサン・オウガスチン教会についで三件目。

かなりマイナーな観光地らしく観光客は誰一人として居ない。世界遺産を独り占め出来てかなり嬉しい。

この教会も地震のバロックと言うのに相応しくどっしりとした重厚な造りだが相変わらず屋根はトタン屋根。

教会の裏にはなんだか興味を引かれる一本道があり、進んで行くとなんとジャングルと同化した俺好みの超カッコいい遺跡を発見!めちゃくちゃテンションが上がる。ラピュタ感がとまらない。

この遺跡をくぐり抜けるとなんと!

ジャングルに埋もれた超遺跡を発見!凄すぎる!ラピュタなんて目じゃない。超ラピュタ。入り口とか完全に草に覆われていたけれども冒険心を駆り立てる。この規模でこれだけ感動するのだからカンボジアのジャングルの中からアンコールワットを発見した冒険家や中南米のジャングルの中からマヤ遺跡やアステカ遺跡を発見した冒険家の感動を思うと物凄いロマンを感じずにはいられない。

入り口はこんな感じ。中は完全に木とか生えちゃっていてフィリピンは元々ジャングルなんだなと言う事を思い出させてくれる。
入って行くとこんな感じ。iPhoneで撮影。

中は完全にジャングル。どれくらい放置されているのだろうか?

パオアイのサン・オウガスチン教会がめちゃくちゃ良かったから正直、ヌエストラ・セニョーラ・デ・ラ・アスンシオン教会はあんまり期待していなかったのだけれども良い意味で期待を裏切られた。

こんなすげーところに誰も来ないなんてもったえない。でも人が沢山来たらこんなジャングルになっていないだろうから俺たちは相当ラッキーだった。
教会に戻ると欧米人夫婦が観光していたのでちょっと自慢したくて話しかけたら『君たちはもう教会の中に入ったのかい?』と尋ねられた。

教会の扉は閉まっており入れなかった。俺たちは鍵がかかっていて入れなかったと言うとスライドさせれば普通に入れると教えてくれた。よく見ると鍵は掛かっていない。おかげで内部は諦めていた俺たちも内覧をする事が出来た。
そしてかわりにあの奥の道を行くとすげーぜと教えてあげた。

なかなか綺麗な内部。

だれもいないのでゆっくりと内部を撮影する事が出来た。平日だったせいか本当に観光客が少なくてゆっくりと見てまわる事が出来た。

教会内部は小鳥がさえずっておりよく見ると小鳥の巣まであった。

かなりマイナーな世界遺産っぽいが今回の世界遺産巡りで一番感動した。
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