マラケシュの旧市街 | モロッコの世界遺産
2016年1月4日〜6日
世界遺産『アイット-ベン-ハドゥの集落』の見学を終えた足でワルザザードに戻り、そのままマラケシュを目指した俺たちは、ゲロバスの試練を乗り越え、4日の夜にはマラケシュに着く事が出来た。
ワルザザード〜マラケシュのバス
所要時間は、約5時間、料金はひとり70+荷物代が10dh、全部で大体1000円位。
マラケシュのフナ広場でオススメの屋台
ここはかつて公開処刑場であった『ジャマーア・エル・フナ広場』、ユネスコの無形遺産に登録されている。
今は巨大なフードコートとなっており魚のフライなどを楽しむ事が出来る。バスの長旅でおなかを空かせていた俺たちは早速食事タイム。モロッコの肉料理に飽きてきていたので久し振りに食べる魚はとても美味く、調子に乗って食べまくったら料金はなんと240dh(約3000円)!
畜生!
早速・ボ・ラ・レ・タ・ぜ・・・
こう言うのは旅の基本中の基本なのだが呼び込みが激しいところには行かない方がよい。わかっちゃいるが背に腹は代えられない。それにフナ広場はめちゃくちゃ沢山の屋台が出ているのでマジで迷うし、どれがいいのかさっぱりわからない。
空腹で行くとじっくり選ぶなど無理。なんせ美味そうな物がそこら辺に溢れている。
そこでネットなどで調べた上に、俺たちが食べた中で一番オススメだった屋台を紹介しておく。
98番の屋台がマジでオススメ
二人でたったの60dhで腹一杯になった、しかもちゃんと美味しい!
初日の1/4の価格。マジで初日の屋台は高かった・・・
この屋台の売り物の写真撮っていいかと聞いたら中に入って撮れ!と言われてこうなった。モロッコ人はフレンドリーな人が多い。マリちゃんもご機嫌。
ちなみにフナ広場はゲテモノも売っており、カタツムリのスープとかあったけど流石にあれは無理だった。マラケシュで再会したしんしょーハイドはカタツムリを食ったとか言ってて、若いってすごいなと思った。(多分、彼がタフなだけだけど)
マラケシュの旧市街
Media of Marrakesh
写真はクトゥービヤ・モスクのミナレット
マラケシュとはベルベル語で「神の国」を意味する。アトラス山脈山麓の丘陵地帯にあるモロッコ第4の都市で郊外にはオアシスが点在し「南の真珠」と呼ばれてきた。迷路のような路地が入組んだマラケシ旧市街(メディナ)が世界遺産として登録されている。主な見所は『王宮』、『バイーヤ宮殿』、『サード朝の大廟墓群』、『バルアベ陵』、『アグダル庭園』など。
サハラ砂漠から絶景続きで久し振りにやってきた賑やかな街マラケシュはどうにも落ち着かなかった。2日もいたがほぼ観光もする気になれず、街をウロウロしていただけだった。
マラケシュが悪い訳ではないのだけれども、タイミングが悪かったのか、疲れていたのか、ほとんど写真を撮る事も無かった。どうもモロッコの旧市街はやる気が出ない、今思えばもう少し、写真を撮っておけばよかったかなとか、もっと探せば見所はあっただろうなと思うのだが、この時は文化遺産系はちょっと飽きてしまっていた。
しかし、俺たちは限られた日程の中でモロッコの世界遺産をすべてハントすると言う目的があったので次に進まねばならない。モロッコはかなり面白い国だったのでもう少し、長く日程をとれればよかったな。
こして、俺たちはろくに観光もせずマラケシュを後にした。
写真は朝のフナ広場。夜の活気的なイメージが強烈だが朝は祭りの後みたいになっていた。
パノラマのフナ広場
マラケシュで泊まった安宿 ホテル アデイ(Hotel Aday)
ホテル アデイ(Hotel Aday)
料金は一泊15ユーロ。場所はフナ広場の近くで結構いい場所にあるが部屋が狭い。
料金が料金なので値段相応かもしれない。物価の高いこの辺りでは値段が安いので日本人がよく使っているそうだ。
1日、2日宿泊するにはいいが長く泊まるにはおすすめ出来ない狭さ。
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