ポツダムとベルリンの宮殿群と公園群 | ドイツの世界遺産

11月29日
ベルリンから日帰りで世界遺産『ポツダムとベルリンの宮殿群と公園群』へとやってきた。ベルリンからは電車で一時間ちょっとで行けるので気軽に観光出来る。
ポツダムとベルリンの宮殿群と公園群
Palaces and Parks of Potsdam and Berlin
1990、1992、1999年に世界文化遺産に登録 / (i)(ii)(iv)
1745年、フリードリヒ大王が夏の離宮としてサンスーシ宮殿を建造させ、後に出来た150余りの建築物が結びついて、他に類を見ないレベルの文化財となった。
なかでも有名なのがサンスーシ宮殿やポツダム会談で使われたツェツィーリエンホーフ宮殿で、俺たちはこの2つをメインにまわる事にした。
ベルリンからはA、B、C区間共通の一日券を購入して行けばベルリン市内はもちろんポツダム市内のバスやトラムも乗り放題でとてもお得だった。チケットは地下鉄などの券売機で普通に購入出来る。特にポツダムでは電車やトラムに何度も乗る事になるので絶対に買っておいた方がいい。
サンスーシ宮殿と庭園 (Schloss und Park von Sanssouci)
天気はあいにくの曇り空で今にも雨が降り出しそうだった。前日に雪がふったせいで気温もかなり低い。

サンスーシ宮殿

薄暗い空はまるで暗黒大陸。それでもこの天気なら空が白飛びしないのでダークな感じの写真が撮れるからまだいい方。

サンスーシ宮殿

サンスーシ宮殿にあった、なんだかイカしているマーク。

近くには風車もあり、曇天がよく似合う。

サンスーシ宮殿の奥にあるNeues Palais、遠くに見えているのだが歩いて行くとなかなか辿り着かない。

Neues Palais

Neues Palais

サンスーシ宮殿から行ったNeues Palaisの裏側。もしかしたら正面?

ここはかなり立派な建物のオンパレードでなかなか見応えがある。しかし、雨が降ってきた為にテンションはだだ下がり。
ツェツィーリエンホーフ宮殿 (Schloss Cecilienhof)
Neues Palaisからはバスを乗り継いでポツダム会談が行われたツェツィーリエンホーフ宮殿へ向かった。幸いな事にNeues Palaisにツアリストインフォメーションがあったのでそこでツェツィーリエンホーフ宮殿までの行き方を教えてもらう事が出来た。

雨の中、何時来るのか分からないバスを待ってようやく辿り着いたツェツィーリエンホーフ宮殿。

ふむふむ、ここでポツダム会談が行われ、ポツダム宣言に繋がるのか『その時、歴史は動いた!』みたいな気分になるのかと期待していたけれども実際は雨が降っているわ、寒いわで相当テンションが低く、早いところ写真だけ撮って宿に帰りたかった。

今にして思えばベルリンの世界遺産をまわっている頃が一番、テンションが低かった。寒いし、観光にも飽きてきた頃で、世界遺産があるから仕方なくまわっていると言った方がいいくらいに疲れていた。
正直、冬のヨーロッパはめっちゃ寒いし天気も悪いのでおすすめ出来ない。完全防寒で雪化粧されたヨーロッパの街並を見に行くのならいいかもしれないけど。
俺たちがベルリンで泊まった安宿
アムステル ハウス ホステル(Amstel House Hostel)
一泊30ユーロくらいだったのでベルリンにしてはかなり安かった。若い人たちが多いので夜、うるさい事がネックだが値段を考えれば我慢出来るレベル。
スタッフの人もフレンドリーだったのでおすすめ。
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