モザンビークの世界遺産『モザンビーク島』
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世界遺産
モザンビーク共和国
Mozambique Republic
モザンビークって日本人には馴染みが薄い国で何処にあるのか検討がつきにくいと思うけど、南アフリカの北東、タンザニアの南に位置する国で首都はマプト、公用語はポルトガル語。通貨はメティカル (MZM)で宗教は、カトリック教会、ザイオニスト教会(Zionist Churches)、イスラム教、その他の宗教、無宗教と特に決まった宗教は無く、かなりバラバラ。また、日本に馴染みの薄いモザンビークだが、漫画『へうげもの』などに登場する織田信長の家臣『弥助』はモザンビーク出身だと言われている。
モザンビークにある世界遺産は『モザンビーク島』の一件のみ。
モザンビーク島
英名:Island of Mozambique
1991年に世界文化遺産に登録
モザンビーク島は、モザンビークの沖合い3.5kmに位置するサンゴ礁の島で、ポルトガル植民地時代、モザンビークの中心的都市として機能し、ポルトガルのアフリカ侵略の重量な拠点として発展した。また、交易で栄えキリスト教文化、イスラム教文化、インド文化が混在している文化的価値が高く評価され世界遺産に登録された。美しいビーチや歴史ある建築物が見所。
日本との関わりとしては、九州のキリシタン大名が派遣した天正遣欧少年使節の4人が1586年にヨーロッパからの帰り道で、喜望峰(南アフリカのケープ半島)からモザンビーク島経由して帰国した。
モザンビーク島は、観光客はかなり少なく、のんびりとした雰囲気が味わえそうだ。
モザンビーク島への行き方
モザンビーク島は空港がない為、モザンビーク第二の都市であるナンプラからタクシーか乗合バスで移動。
乗合バスだと約4時間〜5時間くらい
タクシーだと2時間半〜3時間くらい
モザンビーク島の見所
サン・セバスティアン要塞
16世紀にポルトガルが建造した要塞
サン・パオロ宮殿
元はフランシスコ・ザビエルの名を冠したイエズス会の学校で、1610年にポルトガル人司令官の館に改築された。
ノサ・セニョラ・デ・バルアルテ
1522年に建てられたノサ・セニョラ・デ・バルアルテ礼拝堂で、南半球、最古のヨーロッパ建築と言われている。
モザンビーク島の大きさは、長さ約3km、幅200m〜500mと徒歩で移動できそうな小さな島で、ほとんどの見所は島の北端に集中している。
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