チェスキー・クルムロフ歴史地区 | チェコの世界遺産
11月16日
俺たちはチェコでもっとも有名な観光地のひとつ世界遺産『チェスキー・クルムロフ歴史地区』にやってきた。チェコでもっとも美しい町はプラハかチェスキー・クルムロフとまで言われており、かなり楽しみにしていた場所だ。
チェスキー・クルムロフ歴史地区
Historic Centre of Český Krumlov
1992年、世界文化遺産に登録
チェスキー・クルムロフは南ボヘミア州の小さな都市で、クルムロフ城をはじめとする建築物や歴史的文化財で有名。チェスキーとは、チェコ語で「ボヘミアの」という意味。見所は『クルムロフ城』、『聖ヴィトゥス教会(15世紀のフレスコ画がある)』で、かつてこの町に住んでいた画家のエゴン・シーレにちなんだ美術館もある。
アクセスはプラハから日帰りのバスも出ており片道約3時間。
俺たちはチェスケー・ブジェヨビツェからバスで向かったので40分くらいだった。料金はローカルバスでひとり32コルナ。(スチューデントエージェンシーの場合40コルナ)
チェスキー・クルムロフ歴史地区の町並みは噂どおり素晴らしく、日本人がよくイメージする中世のおとぎ話の中に紛れ込んでしまったかのような町だった。
クルムロフ城と聖ヴィトゥス教会
俺たちはここに来るまでに結構な数の旧市街を見てきたが都市としての旧市街ではなく町としての旧市街の中ではダントツで1番素敵な町だった。(都市は都市でまた違った良さがある)
観光地なので程よく賑わっており、お土産物屋さんや飲食店もそれなりにある。チェコの世界遺産をずっとまわってきたが殆どの世界遺産は閑散としており殆ど観光客が居なかったけれどチェコに来たらプラハとチェスキー・クルムロフだけは抑えておけと言われるだけあって沢山の観光客がいた。
チェスキー・クルムロフ歴史地区の町並み。
お土産もおしゃれで素敵なものが多かった。
クルムロフ城
小さな町に不釣り合いなほど大きなお城で町の中心にドーンと構えている。
門を潜ると素敵な廊下が。
クルムロフ城の場内。
廊下を抜けるとお城の通路から町を見下ろせる。
お城の上から見下ろす町並みがまた綺麗でとても良い。晴れている日にこれて本当によかった。
チェスキー・クルムロフ歴史地区はとても小さい町だけれども中世の雰囲気がとても良く残っておりまるでおとぎ話の世界に紛れ込んだような気持ちになれる素晴らしい町だった。
俺たちはチェコの世界遺産は全てまわる予定だったので最後の方にこのチェスキー・クルムロフとプラハを残しておいて大正解だった。
こう言う何気ない町並みもすごく絵になる。チェコの世界遺産で何処がオススメと聞かれたら俺は間違いなくチェスキー・クルムロフ歴史地区は入れると思う。
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