ジョジョ第2部聖地巡礼の旅　まとめ

公開日： 2018/12/20 漫画の旅ジョジョベラー

『ジョジョの奇妙な冒険 Part2 戦闘潮流』5巻から12巻を検証して実際に旅する事の出来るジョジョの聖地をまとめた。

第2部は全部で7巻にも満たないが個人的には小学生の頃より熱狂した大好きなシリーズの一つ。特にジョセフ・ジョースターは全てのジョジョに出てくるキャラクターの中でも1、2を争うくらいに好きなキャラクターなので思い入れが深い。因みに俺の好きなキャラクターはジョセフ、承太郎、ジャイロがトップ３で甲乙つけがたい。次点で徐倫、ブチャラティと続く。

第2部の主人公であるジョセフ・ジョースターは恐らくジョジョ史上最弱の主人公だ。ジョナサンは最終的に力でディオをねじ伏せたし、承太郎はジョジョ史上最強だ。仗助やジョルノ、徐倫もスタンドに恵まれている。ジョセフの場合、産まれながらに波紋が使えたとは言え、その実力は精々、シーザーと互角かちょい上でリサリサの足元にも及ばない。

それなのに、敵はジョジョ史上最強最悪のカーズ。
ここまで弱いジョジョの主人公は居ただろうか？　いや、居ない。
しかし、圧倒的な実力不足を知力と詐欺まがいのテクニックのみで、ごまかしながら戦っていくその戦闘スタイルはとても魅力的だ。そして、ジョセフの敵は常に自分よりも圧倒的に強い。第2部は短かったけれどもかなり特徴的で面白かった。

そして、ジョセフ・ジョースターはかなり魅力的な主人公だった。

第2部に出てくるジョジョの聖地

実際にあるジョジョ第二部の聖地をマッピング。
Google Mapで見てみる

第2部の舞台は、第１部『ファントムブラッド』から約50年後の1938年、メキシコの奥地にある架空の遺跡から始まるが場所が不確定すぎるので俺たちの旅はニューヨークから始めよう。

第3部の時と違って第2部の舞台となるジョジョの聖地はイタリアとメキシコ以外行った事が無いので確かな事はわからないが可能な限り正確な場所をリサーチした。

自由の女神ニューヨーク

『ジョジョの奇妙な冒険』5巻参照
一番最初の聖地は世界遺産にも登録されているニューヨークの自由の女神

3部で承太郎が出てきたときにジョジョもグレたよなぁとか思ったけれどもジョセフはグレてるとかそういう次元じゃなかった。ニューヨークに来て早々、警官をぶちのめしてる。

「図にのるんじゃあないッ！このアメ公がッ！」
いきなり俺の大好きなジョセフの名言を頂きました！

ブルックリン橋　ニューヨーク

『ジョジョの奇妙な冒険』6巻参照
ニューヨークにある有名な橋の写真を見比べまくった結果、これはブルックリン橋だと思われる。
ここで第1部にて生き残った唯一の波紋使い、ストレイツォとの死闘が繰り広げられた。

メキシコ

『ジョジョの奇妙な冒険』6巻参照
第2部のメキシコ編は残念ながらどこも場所が確定できない。
スピードワゴンとストレイツォが居た遺跡も架空の遺跡だし、石仮面発祥の地なのに手がかりが少なすぎる。

しかし、メキシコは石仮面が発掘されたり、本物のアステカの祭壇などがあるジョジョの聖地なので行く価値はある！
『ジョジョの聖地巡礼』メキシコで本物の石仮面を発見！

ローマ　イタリア

ローマは第2部と第5部の舞台となるジョジョの聖地の中でも特に重要な都市だ。俺の予想だと荒木先生はイタリアが好きなんじゃないかな？と思うくらいに見所がバシバシと登場する。実際に行くことの出来る聖地が一番多い国はおそらくイタリアだろう。

『ジョジョの奇妙な冒険』7巻参照
ローマでまず最初に出てくるのはトリトーネの泉。ここでジョジョが初めてシーザーと出会う。
俺はローマにあるジョジョの聖地は一通りチェックしてまわったのだけれどもこのトリトーネの泉は気がつかず見過ごしてしまった。ジョジョベラーとしては痛恨の極みだ。なにせ旅中は世界遺産をまわるのに忙しく、特にローマは見所が多すぎて毎日、8時間くらい歩いてたので余裕が無かった。悔やんでも悔やみきれない。

正直、第2部を読み返しながらチェックしてた時はショックのあまり呆然としてしまった。
俺のこの悔しさを後に続くジョジョベラーに味わって欲しくないのでイタリアへ行く人は是非、俺のブログを読んでくれ！

『ジョジョの奇妙な冒険』7巻参照

これはローマのもっとも有名な遺跡であるコロッセオ。5部でポルナレフが登場し、ボスと戦うもっともテンションの上がるシーンでもあるが実はこの地下にカーズ、エシディシ、ワムウが眠っているのだ。

そして、その入り口はなんと真実の口である。
ここから地下道に繋がっているぞ
ゴォゴォゴォゴォー

ローマを旅した時の記事
史上最強の世界遺産『ローマ歴史地区、教皇領とサン・パオロ・フオーリ・レ・ムーラ大聖堂』

ヴェネチア（ヴェネツィア）

ヴェネツィアと呼ばないとギアッチョさんに怒られるのだけれども第2部での表記はヴェネチアなんだよね。だからここではヴェネチアと書く。

ヴェネチアもローマやエジプトのカイロと並んでジョジョ史上、最高峰の聖地となっている。当然、見所が多いのだがここでは第2部の聖地に限定して紹介して行く。

『ジョジョの奇妙な冒険』8巻参照
リアルト橋
ジョセフとシーザーがヴェネチアにやってくるシーンで背後にさりげなく登場している橋がこの橋だ。

実際のリアルト橋
ヴェネチアはそんなに広くないので歩いて見てまわる事ができる。

サン・マルコ広場
『ジョジョの奇妙な冒険』8巻参照
世界でもっとも美しい広場と言われているこの場所で、シュトロハイムの部下がリサリサから赤石をすろうとするがバレて『フフフ・・・・おれのスリテクをみやぶるとはなかなかいいカンしているじゃねーか・・・』とイキがるがジョセフにカラシまみれの刑にしょされる。俺の大好きなシーンだ。

実際のサン・マルコ広場
洪水の時にはここが完全に水没する事でも有名。

ヴェネチアに行ったら波紋の修行をしよう。
この写真だとよくわからないと思うけれどもこれは、水面を片手で逆立ちしている写真だ。

詳しくは
ジョジョの舞台を旅する、ヴェネツィア編（ベネツィア）

サンモリッツスイス

『ジョジョの奇妙な冒険』9巻参照
エシディシとの死闘の後、スージーQが赤石の手紙を送った場所がスイスのサンモリッツ。この後、シュトロハイムが復活し、カーズと死闘を繰り広げる。
スイスには行った事がないのでなんとも言えないがこの時計台の場所とか実際にありそうな気がする。だれか知っている人がいたら教えて欲しい。

ピッツベルリナ山山麓

漫画だとピッツベルリナ山とあるがピッツは山と言う意味。この山麓にある骸骨の踵石と呼ばれる古代サークルストーンでワムウ vs ジョセフ、カーズ vs リサリサの死闘が行われるのだが恐らくこの遺跡は架空の遺跡。ただし、ピッツ・ベルリナ（Piz Bernina）は実在する山で標高4049mもある。この山麓にはいけないことはなさそうだが道路などはなさそうなのでハイキングなどで行かないといけない。一般のジョジョベラーはこの山を見るだけで良しとするするのが無難。