ジョジョの奇妙な冒険、シンガポール編を旅する | ジョジョの聖地巡礼
昔々
スマトラという国の王子が
新しい領土を求めて
航海に出た時
白いたてがみの獅子(シンガ)の
住む島をみつけた
世界中の船やタンカーが
いきかう海峡の国・・・
自由貿易によって
西洋と東洋がとけ込む多民族国家・・・
シンガポール!
王子はその島をシンガブーラと名づけた
(ジョジョの奇妙な冒険 15巻より)
シンガポールにいく前に『ジョジョの奇妙な冒険 15巻』を読んで復習だ!
ジョジョの奇妙な名シーンを実際に歩く
まずはシンガポール定番のマーライオンのシーン、そしてその近くにあるビクトリアメモリアルホール(上のマンガの左端のコマ)から物語は始まる。
貴様!ゴミを捨てたな!罰金!
500シンガポール$(約4万円)を課する!
俺には!
自分の荷物のほかには!
なーんも見えねーけどーーーーっ
ゴミってどれか・・・
おしえてもらえませんかね!
って言う定番のあれは、このビクトリアメモリアルホール近辺だ。
とりあえずシンガポールに来たらフレッシュココナッツジュースを飲もう!
このシーンだ。
4シンガポールドルもするじゃん
観光用にぼってる値段かよ
2ドルならのんでやるぜ
ちなみに俺の飲んだココナッツジュースは4.5ドルもして観光客用にぼってる値段だった!(でも、このマンガのシーンは20年も前なので今4.5ドルならそんなに高く無いかもしれない)
承太郎 vs イエロー・テンバランス
シンガポールでもっとも行きたかった場所と言えばココ!貿易センタービルからのケーブルカー。ここはあの有名な花京院レロレロ事件が起きた場所だ!
貿易センタービルから丘の上のマウントフェーバーを目指す。
ケーブルカーに乗って丘の上を目指していたはずなのに、なぜか海に落ちると言う矛盾を抱えているが細かい事は考えないようにしたい。
承太郎が飛び降りた柱。実際にケーブルカーに乗ってみるとかなりの高さで、いくらスタンド使いと言えども、ここへ飛び降りるのはかなりキツい。(まぁ命が掛かっているからしょうがないか)
この時点で承太郎はイエロー・テンバランスから逃げているので反対方面、つまりセントーサ島へ向かうケーブルカーに乗ったと思われる。
そうするともう一度、貿易センタービルをケーブルカーで通過しないと海の上に出ないのだけれども細かい事は考えない方が良いような気がした。
俺たちはケーブルカーから飛び降りて、反対方向に乗り換える訳にはいかないので一旦、マウントフェーバー(丘の上)に行き、折り返しのケーブルカーに乗ってセントーサ島を目指す。
そしてココがイエロー・テンバランスが承太郎にボコられた場所。(上のマンガの右側のページ)
貿易センタービルを過ぎて、すぐ海に出るのでこの辺りがバトルが行われた場所だと思う。これで大体の場所は抑えたのだけれどもどうしてもわからない事がある。
彼らは一体、なぜケーブルカーに乗ったのだろうか?
シンガポール駅に行くのに貿易センタービルからマウントフェーバーいく必要は全く無い。きっとケーブルカーに乗った方がバトルが面白くなると荒木先生が判断したのだろう。実際、すごく面白かったし、マンガの中の細かい出来事をいちいち検証するなんて野暮な事だ。
ドゥー ユー アンダスタン?
でも、それでも、ついつい行ってしまうのがジョジョベラーと言うものではないでしょうか?
ちなみにケーブルカーの料金は完全に観光客用にぼってる値段で、往復29ドル。セントーサ島内のケーブルカーも乗れるチケットが33ドル。
俺たちは33ドルのチケットを2人分購入したのでなんと66ドル(約5300円)もした。たったこれだけの写真を撮る為に・・・
今回のシンガポール旅行で一番、お金が掛かったのはなんと!このケーブルカーの料金だった。
ポルナレフと呪いのデーボの死闘が繰り広げられたシャングリ・ラ ホテル
ここは一泊、安くても2万円以上する高級ホテル。
流石はジョースター御一行、リッチな所に泊まっていやがるぜ。
長期旅行中だった俺たちには手の届かないホテルだが、実は俺、このホテルに泊まったことがある。
まだ、小学生だった頃、従兄弟の家族と婆ちゃんと一緒に初めて海外旅行に連れて行って貰った時に多分、このホテルに泊まった。
あの時はバブル絶頂だったし、ツーアーの海外旅行と言えばこう言うホテルに泊まるのが一般的だった。
『ジョジョの奇妙な冒険』14巻 参照
ジョジョの第三部、連載当初も、シンガポールは当時の俺としては唯一、行ったことのある国だったし、なんかこのホテル、俺が泊まったホテルに似ているなと思っていた。
この特徴的な屋根は見覚えがあった。
で、改めてGoogle Mapでシャングリ・ラ ホテルをチェックしてみるとこの緑色の屋根、間違いない!
玄関とかもストリートビューでチェックしたけど俺が泊まった所だった。
如何せん、30年以上も昔の話だから確かじゃないが、ほぼ間違いなく俺の泊まったホテルだったのでテンションが上がる!
よくよく考えてみれば、荒木先生も多分、視察とかでシンガポールに行ったのだろうけれども旅行代理店などを使ってシンガポールに行けば俺たちと同じようにこのシャングリ・ラ ホテル泊まると言う可能性はかなり高いんじゃないかな?
最近じゃ、マリーナベイサンズとかもてはやされているみたいだけれども硬派なジョジョベラーだった迷わずここに泊まるべき!
シャングリ・ラ ホテル シンガポール(Shangri-La Hotel Singapore)
このホテルは小泉純一郎、ジョージ・ウォーカー・ブッシュ、バラク・オバマ、ドナルド・トランプなどの超VIPが泊まるホテルなので間違いなし!
問題は、庶民には値段が少し高いと言うことだけだ。
因みにシンガポールにはもう一つ、シャングリ・ラ ラサ セントーサ リゾート & スパ (Shangri-La’s Rasa Sentosa Resort & Spa) と言うホテルがセントーサ島にあるがこちらのホテルが開業したのは1990年代なのでジョジョ第3部の時代には無かった。漫画の展開から推測すると承太郎と花京院(偽物)が列車のチケットを買うためにケーブルカーに乗るシーンがあるので位置的にはこちらのシャングリ・ラ ラサ セントーサの方が正解では?と悩むが当時、このホテルは無かったのでシャングリ・ラ ホテルが正解だろう。
かく言う俺も2016年にシンガポールを旅した際にはわざわざシャングリ・ラ ラサ セントーサの写真を取りに行ってしまったが無駄足となった。
ポルナレフとアブドゥルが戦ったタイガーバームガーデン
ポルナレフとアブドゥルが戦ったタイガーバームガーデンは、香港にあるのだが残念な事に2000年に閉鎖されてしまい、今、行くことが出来るタイガーバームガーデンはシンガポールと中国の福建省のみとなっている。また福建省のタイガーバームガーデンは庭園よりも博物館が多くを占めるそうなので、ジョジョファンとしてはシンガポールのタイガーバームガーデンがオススメだ。
実際にタイガーバームガーデンに行って思ったのは、マジでぶっ飛んでいて面白い!はっきり言ってシンガポールで一番面白い観光名所だと思う。
しかも入場無料!
なんか、アブドゥルのマジシャンズレッドが埋まっていても違和感が無い雰囲気。
ここは本当に、凄い場所だったのでぜひとも行って欲しい。
マジでシュールなシーンがいっぱいで超たのしかった。
タイガーバームガーデンについては乗せたい写真が沢山あるので次回、詳しく紹介したいと思う。
タイガーバームガーデン(Haw Par Villa)| シンガポール
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シンガポールで泊まった安宿
シャングリ・ラ ホテルに泊まれなかった俺たちがシンガポールで泊まった安宿
セントラル 65 ホステル(Central 65 Hostel)
一泊ひとり25ドルのカプセルホテル風のドミトリー。冷房が効き過ぎで寒かったのと水回りが少し汚かった。シンガポールでは安い方で、立地はまあまあ良い。素晴らしい点はWi-Fiが激早で最高に快適だった。
実際に泊まったセントラル 65 ホステル(Central 65 Hostel)
一部屋にこのような押し入れみたいなベットが8個くらいある。快適とは言いがたいが、物価の高いシンガポールでは仕方がないのかもしれない。
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