コロンビアの世界遺産、一覧 全8カ所のリスト
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コロンビア共和国の首都はボゴタで、公用語はスペイン語。現地の白人であれば英語も通じる事が多いらしい。通貨はコロンビア・ペソで物価は南米では高い方、幸い宿はドミトリーで千円程度である。心配なのは治安で一昔前はとても旅行したい雰囲気ではなかったらしい。最近では大分落ち着いているとは言え、南米なのでかなり気を引き締めないと行きづらい。
カルタヘナの港、要塞群と建造物群
コロンビアでもっとも美しい港街のひとつ
1984年、世界文化遺産に登録 / (iv)(vi)
『カルタヘナの港、要塞群と建造物群』は、ボリーバル県の港町カルタヘナにある建造物群と要塞群でスペイン植民都市時代の要塞と美しい建造物群が残っている。主な要塞群は『城壁の牢獄跡』、『旧市街の城壁』、『城壁の砲台』、『城壁の塔』、『サン・フェリペ要塞』、『サン・フェルナンド要塞』などで中でもサン・フェリペ要塞が見所となっている。
旧市街には『カルタヘナ大聖堂』、『旧宗教裁判所』、『サン・ペドロ・クラベール修道院』、『サント・ドミンゴ教会』などの見所が残っている。
サンタ・クルーズ・デ・モンポスの歴史地区
ノスタルジックなコロニアル様式の街並み
1995年、世界文化遺産に登録 / (iv)(v)
サンタ・クルーズ・デ・モンポスはマグダレナ川上流にある18世紀に栄えた町で、白壁の家が連なるコロニアル様式のノスタルジックな街並になっている。サンタ・バルバラ聖堂、サン・アグスティン教会、サント・ドミンゴ教会や修道院などの建造物が残っている。
ティエラデントロの国立遺跡公園
6~10世紀のプレ・イスパニック時代の地下墓室
1995年、世界文化遺産に登録 / (iii)
ティエラデントロの国立遺跡公園は、カウカ県にある国立遺跡公園で、サン・アグスティンに次ぐコロンビア第2の考古地区となっていて、先住民の地下墓室が残っている。現在はパエス先住民が暮らす地域となっている。
サン・アグスティン遺跡公園
南米で最大規模の宗教遺跡
1995年、世界文化遺産に登録 / (iii)
ウィラ県南部、マグダレナ川上流に独特な石彫りで有名な多数の墳墓と石像が点在していて、おもな遺跡だけでも約30ヵ所もある南米で最大規模の宗教遺跡。
コロンビアのコーヒー産地の文化的景観
100年以上もコーヒーの生産が続く世界を代表するコーヒーの産地
2011年、世界文化遺産に登録 / (v)(vi)
『コロンビアのコーヒー産地の文化的景観』は、100年以上もコーヒ―の生産を続けている世界を代表するコーヒーの産地帯で、コロンビア西部、アンデス山脈の西側と中央部の麓の7県にまたがっている。この地方の農村の6つの景観が、ユネスコの世界遺産として登録されている。コロンビアに行った際には是非ともコロンビア・コーヒーを楽しみたい。
カパック・ニャン アンデスの道
偉大なるインカ道
2014年、世界文化遺産に登録 / (ii)(iii)(iv)(vi)
インカトレイル(インカ道)で知られるカパック・ニャン アンデスの道が2014年にペルー、エクアドル、コロンビア、ボリビア、チリ、アルゼンチンの共同申請によってユネスコの世界遺産として登録された。これは世界遺産認定40年間の歴史の中で初めての事。
このインカ帝国へと続く道は南米大陸を広範囲でカバーする道路網で、その距離は4万キロ以上と言われている。
ロス・カティオス国立公園
自然環境の保存を目的とした国立公園
1994年、世界自然遺産に登録 / (ix)(x) / 危機遺産
ロス・カティオス国立公園は、チョコ県とアンティオキア県にある国立公園で、自然環境の保存を目的とした世界遺産で、国境を挟んでパナマ側に隣接しているダリエン国立公園も世界遺産に登録されている。ここにはカピバラ、アルマジロ、ナマケモノ、ヤマアラシやジャガー、ピューマなども生息しているほか、昆虫類は太古の種も多数、生存している。
この辺りは俺が幼少の頃に憧れたキングオブカブトムシ『ヘラクレスオオカブト』の生息地なのでもしかしたら見つける事が出来るかもしれない。今となっては然程、興味がある訳では無いのだがやはり子供の頃に昆虫図鑑で憧れに憧れた夢のカブトムシなので、一度くらいは捕まえてみたい。
マルペロの動植物保護区
大型の魚類が多数生息している世界屈指のダイビングスポット
2006年、世界自然遺産に登録 / (vii)(ix)
太平洋上にあるマルペロ島とその周辺、8571.5km2わたる自然保護区で、ユネスコの世界遺産に登録されている。この辺りにはシュモクザメ、クロトガリザメ、ジンベイザメ、ノコギリザメなどの沢山のサメが棲息している。
また、島周辺は海中洞窟などがあり世界屈指のダイビングスポットとなっている。
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