ミクロネシア連邦の世界遺産『ナン・マトール:ミクロネシア東部の中心的祭祀場』
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ミクロネシア連邦の世界遺産
ミクロネシア連邦にある世界遺産は2016年に登録された『ナン・マトール:ミクロネシア東部の中心的祭祀場』の1件のみで、登録と同時に世界遺産(危機遺産)リストにも加えられた。世界遺産の暫定リストには『ヤップ石貨地域圏の遺跡群(Yapese Disk Money Regional Sites)』が登録されており、2011年にパラオとともに『パラオとヤップのヤップ石貨遺跡群(Yapese Stone Money Sites in Palau and Yap)』として審査されたが「登録延期」として処理された。
ミクロネシアって何処だよ?って思う人も多いと思うけど、太平洋のミクロネシア地域にあるオセアニアの国家て、マリアナ諸島の南東、パラオの東、マーシャル諸島の西、パプアニューギニアの北東にある。
首都はパリキールで、公用語は英語。通貨はアメリカドルで宗教は主にキリスト教でカトリックとプロテスタントが半々くらい。1979年にアメリカから独立してミクロネシア連邦となった時の初代大統領はトシオ・ナカヤマさんと言う日系人。
ミクロネシア連邦の治安は良好で物価は日本と同じくらい。また、太平洋にある楽園のような島なので海の綺麗さも半端ないらしい。
ミクロネシア連邦への行き方
グアム-ハワイ間をユナイデッド航空(アイランドホッパー便)が就航している。グアムに行ったついでにちょっとミクロネシアへ!みたいな感じが安く済むのかも。
世界遺産のあるポンペイ島へはグアム-ポンペイ (チュークを経由) で約2時間半
ハワイからだとコスラエ経由で約1時間
目的地がミクロネシア連邦なのであればグアムから行った方が安く済みそうだ。
ナン・マトール:ミクロネシア東部の中心的祭祀場
英名:Nan Madol: Ceremonial Centre of Eastern Micronesia
2016年、世界文化遺産に登録
この動画を見ると冒険感に溢れていて超楽しそう!
ザ・遺跡って感じがして凄く良い
ポンペイ島沿岸に築かれた石造建造物群
『ナン・マトール:ミクロネシア東部の中心的祭祀場』は、ポンペイ島にある13~15世紀にかけてつくられた石造遺跡で、大小合わせて約95の人工島で構成されている。この遺跡は、当時、ポンペイ島を支配していたシャウテレウル王朝の都で王や神官の住居や墓地、集会場などが確認されている。
島の大部分がマングローブに覆われ、神秘的な姿が残されているラピュタ感溢れる遺跡なので、凄く行ってみたい世界遺産の一つだ。
ツアーはナン・マドール遺跡のみでUS60ドル、島内一周を含めるとUS80ドルくらいだそうだ。
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