シアン・カアン | メキシコで一番最初に登録された世界遺産
11月26日
見所の多いトゥルムで一番最初に行ったのはもちろん、世界遺産であるシアン・カアン生物圏保護区。ここはツアーでないと行くのが大変そうだったので、トゥルムの旅行代理店でツアーに申し込んだ。料金はひとり130USドル、ちょっと値切ったけど119USドルとかなり高い。他の代理店も140ドルとか言っていたし、シアン・カン以外のツアーも大体100ドル越えしていたので、この辺のツアーは高いのかもしれない。
俺たちの申し込んだツアーの内容は、シアン・カアン生物圏保護区をボートトリップで、イルカとかウミガメを見たり、楽園のような場所でシュノーケルをすると言うもので、ガイドと昼飯付き。かなり広い生物圏保護区なので、他のツアーは内容が違ったりするのかもしれない。また、ボートトリップではなく四駆でビーチを走るツアーだと30ドルくらい安かった。
シアン・カンへの行き方は、カンクンやプラヤ・カルメン、トゥルムなどから出ているツアーに参加するのが一般的だが、レンタカーで四駆を借りて自力で行くことも出来るらしい。
シアン・カアン(Sian Ka’an)
1987年、自然遺産に登録
シアン・カアン生物圏保護区は、メキシコで一番最初に登録された世界遺産で、キンタナ・ロー州にある自然保護区。また、シアン・カアン(Sian Ka’an)とは、マヤ語で「天空の生まれた場所」と言う意味で生物圏保護区内には、マヤ文明の遺跡も残っている。
まったくマヤの人々はオシャレな名前をつけやがるぜ。
まずはボートトリップ。なかなか気持ちよいが、マングローブの海なので水は微妙。こんな所じゃシュノーケルしたくない。多分、シュノーケルのスポットは別だろう。
マングローブの隙間からクロコダイルがコンニチワ!
やべぇ!マジもんの野生のクロコダイルだ。この海はマジで危険だな。
鳥さん、こんにちわ!
この日はレンズ選びをミスっていつも付けている18-30mmの明るいレンズしか持っていかなかった。鳥とかクロコダイルとかとるなら18-135mmのレンズも持っていくべきだったと後悔したがもう遅い。
鳥の巣などがビニール袋だらけになってしまっているのはなんとも悲しい。この辺は自然保護区になっているのでゴミとか捨てないはずだが、やはり、近隣のビーチリゾートなどから流れてくるのだろうか?
マングローブの森をボートで進む、まるでジャングルクルーズみたいで楽しかった。
お次はイルカさん、こんにちわ!
イルカを間近で見れて嬉しいと言えば嬉しいが、マングローブの海なので水がちょっと汚い。マリちゃんは喜んでいたけれども、やっぱり俺は、キレイな海でイルカと一緒に泳いでみたいぜ。
イルカを見た後は、ウミガメを探しに外海に出る。マングローブの海を抜けて外海に出ると流石はカリブ海、ターコイズに輝く海はマジで最高にきれいだった。
ウミガメさん、こんにちわ!
まるで宝石のようにキラキラと輝く美しい海からウミガメさんが顔を出してくれた。このツアー、高いだけあって盛りだくさんの内容となっている。
そして最後は、この極上のビーチでシュノーケル。ビーチと言っても島は保護されているので、上陸しちゃ行けないらしい。ただ、水の深さは腰くらいだし、下は白くてサラサラの極上のパウダーサンド。もう言う事は無い。
俺が今まで行ったビーチの中でもマジで1番かもしれない。もちろん、海のよさって場所によって、珊瑚だとか熱帯魚だとか色々あるけれども、俺はビーチとしては波も無く、めちゃくちゃ美しくて透通っていて、極上のパウダーサンドのこう言うビーチが大好き。
いや〜もう、マジで最高だね!
変な生物は居ないし、まさしく、天然のプール。ガイドの人は楽園みたいな場所と言っていたが、まさにその通り!100点満点だね!
取り合えず、泳ぐ!
ここは、マジで最高!!!
陸に戻って、ランチ。この時点で3時近いので既におなかはペッコペコ。
その前に、イグアナさんにもコンニチワしておくか。
マジで、ヤバいくらいいっぱい居た。
ランチはビィッフェスタイルだったので食いまくってしまった。海が近いのでシーフードが美味い!
こんな感じで、朝8時に出発して、トゥルムに戻ってきたのが大体、夕方6時前。シアン・カアンのツアーの値段は、結構高かったけれども内容的には盛りだくさんだったし、俺的には、極上のビーチで泳げたので大満足。動物好きのまりちゃんもイルカやカメ、それに鳥とか一杯見られたので大満足だった。
この後、トゥルム遺跡や、グラン・セノーテに行ってきたのだけれどもトゥルムはマジで面白い!メキシコヤバいぜ!
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