トルクメニスタンの世界遺産、一覧 全3カ所のリスト
公開日:
世界遺産
トルクメニスタンはカラクム砂漠が国土の85%を占めている国で永世中立国。首都はアシガバートで、公用語はトルクメン語だがロシア語も広く通用する。宗教はイスラム教スンナ派(スンニ派)が大多数をしめる。通貨はトルクメニスタン・マナト。
国立歴史文化公園“古代メルフ”
英名:State Historical and Cultural Park “Ancient Merv”
カラクム砂漠にある中央アジア最大の遺跡
1999年、世界文化遺産に登録 / (ii)(iii)
国立歴史文化公園“古代メルフ”(メルブ)は、カラクム砂漠の中にある、中央アジア最大の遺跡でトルクメニスタンではマル(またはマルイ、マリイ)と呼ばれている。ここは紀元前6世紀からアケメネス朝ペルシアの都市として盛衰を繰り返し、最盛期(11世紀頃)にはシルクロードのオアシス都市として100万人が住んでいたと考えられている。この世界遺産には紀元前6世紀〜後13世紀までの約2000年にわたる遺跡群が残っている。
クニヤ-ウルゲンチ
英名:Kunya-Urgench
12~13世紀初頭に栄えたシルクロード最大の都市
2005年、世界文化遺産に登録 / (ii)(iii)
クニヤ-ウルゲンチ(クフナ・ウルゲンチ)は、トルクメニスタン北東部にある12~13世紀初頭に栄えた中央アジアの歴史的都市。クニヤは「旧」という意味で、現在のウルゲンチは新ウルゲンチと呼ばれる。1221年にチンギス・ハンが中央アジアへの進出してくるまではシルクロード最大の都市として栄えた。
ニッサのパルティア要塞群
英名:Parthian Fortresses of Nisa
旧ニサと新ニサとから構成される2つの遺丘
2007年、世界文化遺産に登録 / (ii)(iii)
紀元前3世紀半〜後3世紀に栄えたパルティア王国の都市遺跡で、ニッサは新旧二つの丘状の遺跡となっている。旧ニッサは40もの塔に囲まれた王の城砦跡で、新ニッサは高さ9mの城壁で囲まれた市街地跡となっている。
公開日:
:
世界遺産
関連記事
-
カルヴァリア・ゼブジトフスカ:マニエリスム様式の建築と公園の景観複合体と巡礼公園 | ポーランドの世界遺産
カルヴァリア・ゼブジトフスカ:マニエリスム様式の建築と公園の景観複合体と巡礼公園 Kalw
-
リトミシュル城 | チェコの世界遺産
11月10日 オーストリアからチェコのブルノに戻った俺たちはブルノを起点に3つの世界遺
-
パオアイにあるサン・オウガスチン教会 | 世界遺産『フィリピンのバロック様式の教会』の一つ
ホテルの朝食の絶望的な不味さに挫折して朝食はコーヒーと目玉焼きのみとなった。フィリピンの食事
-
ネパールの世界遺産、一覧 全4カ所のリスト
ブッダ出生の地にして登山家達の聖地でもあるネパール。人々の性格は温和でインドからネパールに行
-
ボリビアの世界遺産、一覧 全7カ所のリスト
ボリビア多民族国は、豊富な天然資源を持つが貧しい状態が続いており、かつて「黄金の玉座に座る乞
-
フランスの世界遺産、一覧 全39カ所のリスト
2014年、世界遺産の多いい国ランキングで弟4位のフランス。4位タイのドイツと肩を並べ、イタ
-
イラクの世界遺産、一覧 全4カ所のリスト
イラク共和国は2003年にフセイン政権が崩壊して以来、混沌としており現在も内戦中でとても旅行
-
ウラジーミルとスーズダリの白い建造物群 | ロシアの世界遺産
ウラジーミルとスーズダリの白い建造物群 White Monuments of Vladim
-
グルジアの世界遺産、一覧 全3カ所のリスト
グルジアは北にロシア、南にトルコとアルメニアがあり、1991年に旧ソ連より独立した。首都はト
- PREV
- ウガンダの世界遺産、一覧 全3カ所のリスト
- NEXT
- シリアの世界遺産、一覧 全6カ所のリスト
トラックバック用URL