ヴロツワフの百周年記念ホール | ポーランドの世界遺産
11月24日
ヴロツワフの百周年記念ホール
Centennial Hall in Wrocław(wroclaw)
2006年、世界文化遺産に登録
ヴロツワフの百周年記念ホールは、1911年〜1913年にかけてライプツィヒの戦い(諸国民戦争)の百周年を記念する展示会のために、マックス・ベルクの計画に従って競馬場跡に建造された。内部の直径69m、高さ42mの鉄筋コンクリート製の丸屋根構造で、当時のコンクリート建築物としては最大を誇ったそうだ。
内覧の料金はひとり12ズロティ(約370円)
内部は美しいドーム状になっている。残念ながら俺たちが行った時にはエキスポみたいな催しをやっており幕張メッセの小さい版みたいになっていた。妻のマリちゃんはこれを見て、幕張の方が凄くない?って言うけれども俺には『造られた年代が違うからね』としか言いようがなかった・・・
内覧と言ってもちょろっと入ってちらっと見学したらすぐ終わってしまうレベルの建物なので少々拝観料がもったえない気がした。
とは言えこの世界遺産はこの建物だけだし、わざわざチェコから寄り道してまで寄ったのだから内覧しない訳にはいかない。
外には前日に降り積もった雪がまだしっかりと残っている。冬のヨーロッパはマジで寒いから本格的な冬が来る前に南に行かないと大変なことになる。
ヴロツワフの旧市街
ヴロツワフの世界遺産は百周年記念ホールだけなのだけれども何気にこの街は旧市街もすごい。
この町並なだけでマニアックな世界遺産『ザモシチ旧市街』を越える。
この教会はヴロツワフで有名な教会で、大きくて見応えがある。
町はちょうどクリスマスシーズンなのでお祭り状態だった。
これで一通りポーランドの世界遺産もハントしたので心置きなくベルリンへ向かう事が出来る。
ロシアから始まったヨーロッパの旅も既に三ヶ月近くたつ。近くにある世界遺産を片っ端から見てまわって既に40件近い世界遺産をハントして1つ分かった事がある。
マイナーな世界遺産は見てもあんまり面白くない
実はうすうす気がついていたのだけれども気がつかない振りをしていた。でも、はっきりと気がついてしまった。有名どころだけ行っても旅している感じがしない、マニアックなところまで攻めるのが俺たち旅だと自分に言い聞かせてきたけれども、やっぱりメジャーな観光地の方が10倍くらいすごいし歩いているだけで楽しい。
世界遺産を見る為に普段、人があまり行かないようなところに頑張ってバスとか乗り継いで行くのも楽しいし、やりがいはあるけれども流石に毎日毎日マニアックな世界遺産に行くのにはつかれてきてしまった。
そして、この三ヶ月掛けてもうひとつ分かった大事な事。
このペースでまわっていたら4、5年はかかるであろうと言う事。
ポーランドだけでも合計1ヶ月くらいいたと思う。
このペースでは時間的にも金銭機にも無理。
これからはもう少しペースを上げてメジャールートをまわる事にする。
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