カルヴァリア・ゼブジトフスカ:マニエリスム様式の建築と公園の景観複合体と巡礼公園 | ポーランドの世界遺産

公開日: ポーランド 世界遺産

カルヴァリア・ゼブジトフスカ:マニエリスム様式の建築と公園の景観複合体と巡礼公園 | ポーランドの世界遺産

カルヴァリア・ゼブジトフスカ:マニエリスム様式の建築と公園の景観複合体と巡礼公園

Kalwaria Zebrzydowska: the Mannerist Architectural and Park Landscape Complex and Pilgrimage Park
1999年、世界文化遺産に登録

カルヴァリア・ゼブジトフスカ:マニエリスム様式の建築と公園の景観複合体と巡礼公園

1600年にゼブジトフスカが礼拝堂を造り、シトー会修道士のすすめでポーランドにおけるキリスト教徒の巡礼の聖地となった。マニエリスム建築と自然の景観が融合した文化的景観として、ユネスコの世界遺産に登録された。

アクセスはクラクフから電車かバスで約1時間〜1時間半。
俺たちは本数が多そうだったのでバスで移動、料金はひとり6PLN。

カルヴァリアのバス停に着くと辺りには何も無く、俺たち降りる場所間違った?と一瞬不安になる。この日はやけに霧が濃く、50m先も見えない白い世界でホワイトアウトしたのかと思ったがバス停には一応、世界遺産の地図が出ていたので一安心。だがこの地図が全く意味が分からなくて何処に何があるのかさっぱりわからない。

仕方が無いので街の中心にある教会を目指す事にした。

街の中心にある教会

街の中心にある教会。ここがスタート地点かと思ったがどうやらこれは世界遺産ではないっぽい。霧が凄すぎてこの先、大丈夫かなと不安になる。

バス停から教会までは普通に歩いてこられたけれどもここから先、何処に向かって歩いて行けば良いのかさっぱりわからず教会に来ている方に方角を教えて頂いてその方向を目指す事にした。

ヴェリチカ岩塩アウシュビッツ収容所はクラクフからツアーが出ているくらいの人気の観光地だがこのカルヴァリア・ゼブジトフスカはマイナーなのかネットで調べても観光している人があまりいないので情報があまりない。

事前に調べた情報によるとこの世界遺産は約6kmの巡礼路があり、それを3時間〜4時間くらい掛けて歩いてまわるそうだが何処からまわるのか、さっぱりわからず心が折れそうになる。

濃い霧

行き先の見えない真っ白な世界、あっているのかどうかもわからない道、正直な話、スタート地点に辿り着くまでに何度か引き返そうかと考えたが運良くスタート地点でゴールでもあるZgromadzenie zakonne Ojcow Bernardynowに辿り着いた。

Zgromadzenie zakonne Ojcow Bernardynow

これ、雪じゃなくて霧。すぐ近くまで来ているのに霧が濃すぎてこんなにでっかい教会が全く見えないとは・・・
おとぎの国に紛れ込んでしまったのかと思うレベル。

Zgromadzenie zakonne Ojcow Bernardynow

この距離でこれだからちょっと離れたら真っ白で何も見えない。これじゃなかなか見つからない訳だ。正直、ここに辿り着いた時も、もうメインの建物に着いたから今日の世界遺産ハントはこれで良いかな?ってすこし考えた。

Zgromadzenie zakonne Ojcow Bernardynow

教会の中。

取りあえずスタート地点に辿り着いたは良いがこの先、何処に向かって歩いていいのか良くわからない。道もわからないし霧が濃くて全然見えないし、この日は本当に心が折れる寸前まで追いつめられていた。

カルヴァリア・ゼブジトフスカ:マニエリスム様式の建築と公園の景観複合体と巡礼公園

ようやく見つけた道案内。
取りあえず一番下のインフォメーションを目指したがオフシーズンなのかやっていない。しかもトイレも使えなかった。ちなみにこの先の巡礼路はレストランはおろか売店すら無く、トイレも無い。

仕方が無いので一番上にある教会っぽいアイコンの矢印に向かって進んで行く。

カルヴァリア・ゼブジトフスカ:マニエリスム様式の建築と公園の景観複合体と巡礼公園

先の見えない、何処まで続いているのかすらわからない道を進んで行く。正直、もう帰りたいと思ったがせっかく来たのだから周辺の建物だけでも見て行くかと思い、白い世界へ向かって進んで行く。

それっぽい道を歩いてくと山道に向かってジーザスのアイコンが書いてある看板を発見。取り合えず舗装されていない山道を登って行く。遭難とかしないだろうな?と少し不安になるがすぐに建物を発見。

カルヴァリア・ゼブジトフスカ:マニエリスム様式の建築と公園の景観複合体と巡礼公園

建物自体は大した事ないが幻想的な霧と紅葉が美しく、なかなか良い風景になっている。

霧の中にそびえる十字架

霧の中にそびえる十字架、ちょっとかっこいいじゃないか!霧の世界も悪くは無い。

十字架の奥にも建物があるらしく、どれくらいの距離なのかわからず不安だったが向かってみるとすぐに見つかった。

カルヴァリア・ゼブジトフスカ:マニエリスム様式の建築と公園の景観複合体と巡礼公園

これで昼の12時前後とはとても思えない天候。

カルヴァリア・ゼブジトフスカ:マニエリスム様式の建築と公園の景観複合体と巡礼公園

来た道を戻り、今度は聖母マリアのアイコンの青いルートに向かう。相変わらず霧は濃いがどうやら赤色のジーザスルートと青色のマリアルートがあるようだ。俺たちは最初ジーザスルートを通っていたがマリアルートに変更になった。まぁどちらでもいい、右回りか左回りの違いだろうきっと。

カルヴァリア・ゼブジトフスカ:マニエリスム様式の建築と公園の景観複合体と巡礼公園

マリアルートの建物はこんなの。

カルヴァリア・ゼブジトフスカ:マニエリスム様式の建築と公園の景観複合体と巡礼公園

ジーザスルートはこんな建物の中に

カルヴァリア・ゼブジトフスカ:マニエリスム様式の建築と公園の景観複合体と巡礼公園

色なシーンの模型がある。
巡礼値だからキリストの色々な場面を見ながら巡礼するのだろう。マリアルートとジーザスルートはほぼ一緒だが所々分かれている。俺たちはマリアルートをまわったが寄り道して逆回りだがジーザスルートも一通り見学して来た。

カルヴァリア・ゼブジトフスカ:マニエリスム様式の建築と公園の景観複合体と巡礼公園

最初はどこからまわってよいものか標識も無く全然わからずに苦労したけれども一回、この標識さえ見つけてしまえば後は矢印に向かって進むだけで良いので簡単だった。

カルヴァリア・ゼブジトフスカ:マニエリスム様式の建築と公園の景観複合体と巡礼公園

こんな感じの建物がルート沿いに沢山あるが、あまりにも沢山あるので割愛。

カルヴァリア・ゼブジトフスカ:マニエリスム様式の建築と公園の景観複合体と巡礼公園

ルートは基本的に舗装されていない道をひたすら歩くのでハイキングのようで結構面白い。最初は適当に建物を見て帰ろうかと思っていたが道案内もしっかりされているし楽しくなって来たので最後まで歩く事にした。

巡礼完了

ほぼノンストップで歩き続けて大体3時間でゴール。後ろにある教会は霧のため全く見えないけれども巡礼完了の記念撮影。

バスを降りてから迷いながら来た時間も合わせると大体4時間くらいぶっとうしで歩いていたので流石に少し疲れた。最初は挫折しかけたけれどもこんなに深い霧の中を探検出来る機会もあまりないだろうし、幻想的な雰囲気も味わえたのでとても楽しかった。

ポーランドの世界遺産、一覧

公開日: : ポーランド 世界遺産

関連記事

ボロブドゥール寺院遺跡群(インドネシアの世界遺産)

ボロブドゥール寺院遺跡群(インドネシアの世界遺産)| Young Age Vol.34

プランバナン寺院群を散歩をしていると不意に 『写真をとりましょうか?』 と流暢な

記事を読む

インドの世界遺産

インドにある世界遺産一覧 全35カ所のリスト

インドは世界遺産の宝庫で世界遺産の多いい国ランキング、第6位。まぁこの国はデカイからね。

記事を読む

マラケシュの旧市街 | モロッコの世界遺産

マラケシュの旧市街 | モロッコの世界遺産

2016年1月4日〜6日 世界遺産『アイット-ベン-ハドゥの集落』の見学を終えた足でワ

記事を読む

アラブ首長国連邦(UAE)の世界遺産

アラブ首長国連邦(UAE)の世界遺産

アラブ首長国連邦は、1971年にアブダビ、ドバイ、シャールジャ、アジュマーン、ウンム・アル=

記事を読む

エクアドルの世界遺産、一覧

エクアドルの世界遺産、一覧 全5カ所のリスト

エクアドル共和国は、ダーウィンの進化論で有名なガラパゴス諸島(世界遺産)を有する国で、首都は

記事を読む

世界遺産、東寺(教王護国寺)

東寺(教王護国寺)| 世界遺産『古都京都の文化財』その5

京都ゆるチャリ倶楽部で自転車を借り、すぐ近くにある西本願寺へ行ったのだが本願寺は18:00ま

記事を読む

アルジェリアの世界遺産、一覧

アルジェリアの世界遺産、一覧 全7カ所のリスト

アルジェリア民主人民共和国はアフリカ世界、地中海世界、アラブ世界の一員でアフリカ大陸で最も領

記事を読む

ムルシ族

エチオピアの世界遺産一覧 全9カ所のリスト

エチオピア連邦民主共和国は、モロッコと並びアフリカ大陸でもっとも世界遺産の多い国で、アフリカ

記事を読む

南アフリカの世界遺産、一覧

南アフリカの世界遺産、一覧 全8カ所のリスト

南アフリカ共和国は、アフリカ大陸最南端にあり、1994年までアパルトヘイトがおこなわれていた

記事を読む

ガーナの世界遺産、一覧

ガーナの世界遺産、一覧 全2カ所のリスト

ガーナ共和国は西アフリカにあるイギリス連邦加盟国で公用語は英語、首都はアクラ。ダイヤモンド、

記事を読む

トラックバック用URL

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

PAGE TOP ↑