ボリビアの世界遺産、一覧 全7カ所のリスト
ボリビア多民族国は、豊富な天然資源を持つが貧しい状態が続いており、かつて「黄金の玉座に座る乞食」とまで言われたラテンアメリカ最貧国の一つ。首都は世界遺産にも登録されているスクレ(主な首都機能はラ・パス)で公用語はスペイン語。通貨はボリビアーノで物価は東南アジア並みに安い。心配なのは治安だが観光客や日本人も多く場所を選べばそこまで心配しなくても良さそうだが、南米で一番治安が悪いとも言われている。
ボリビアと言えば何と言っても有名なのはウユニ塩湖だが、これはまだ世界遺産では無い。しかし、世界遺産暫定リストには登録されているので将来、世界遺産になる可能性は高いと思う。
ポトシ市街
スペイン統治時代に沢山の人々が犠牲になった負の世界遺産
1987年、世界文化遺産に登録 / (ii)(iv)(vi) / 危機遺産
ポトシ市街は、アンデス山脈中の盆地にあり人が住む都市としては世界最高地点にある(標高約4,000メートル)。この街はかつて日本の世界遺産『石見銀山』と並ぶ世界の二大銀山で、先住民と黒人奴隷たちが過酷な労働を強いられスペイン統治時代に800万人もの人が犠牲になったとも言われている負の世界遺産。
チキトスのイエズス会伝道施設群
イエズス会の宣教師が建てた6つの伝道所
1990年、世界文化遺産に登録 / (iv)(v)
サンタ・クルス県、チキトスに残る6つの伝道所『サン・フランシスコ・ハビエル(サン・ハビエル)』、『コンセプシオン』、『サンタ・アナ』、『サン・ミゲル』、『サン・ラファエル』、『サン・ホセ』がユネスコの世界遺産に登録されている。これらは17~18世紀にヨーロッパから移住したイエズス会の宣教師が建てた。
古都スクレ
コロニアル様式の古い町並み
1991年、世界文化遺産に登録 / (iv)
古都スクレは、コロニアル様式の古い町並みの残る歴史都市で現在もボリビアの首都だが現在の首都機能はほぼラ・パスに移っている。街の名前はボリビア初代大統領アントニオ・ホセ・デ・スクレの名にちなんでいる。見所は『サン・フランシスコ教会』、『サン・ミゲール教会』、『サンタ・クララ修道院』など。
サマイパタの砦
サンタ・クルス県にある宗教的な遺跡
1998年、世界文化遺産に登録 / (ii)(iii)
サンタ・クルス県にある考古学的な遺跡で、人、ジャガー、ピューマ、ヘビ、レアなどの動物、運河や階段などが彫られている。砦と呼ばれているが軍事施設ではなく宗教的な遺跡で別名『エル・フエルテ遺跡』とも呼ばれている。
ティワナク:ティワナク文化の宗教的・政治的中心地
プレ・インカ期の首都だった場所
2000年、世界文化遺産に登録 / (iii)(iv)
ラ・パスの西方にあるプレ・インカ期(500~900年)に繁栄した帝国の首都だった場所の遺跡で、アカパナ(ピラミッド神殿)や巨神像などが残っており、ユネスコの世界遺産に登録されている。
カパック・ニャン アンデスの道
偉大なるインカ道
2014年、世界文化遺産に登録 / (ii)(iii)(iv)(vi)
インカトレイル(インカ道)で知られるカパック・ニャン アンデスの道が2014年にペルー、エクアドル、コロンビア、ボリビア、チリ、アルゼンチンの共同申請によってユネスコの世界遺産として登録された。これは世界遺産認定40年間の歴史の中で初めての事。
このインカ帝国へと続く道は南米大陸を広範囲でカバーする道路網で、その距離は4万キロ以上と言われている。
ノエル・ケンプ・メルカード国立公園
サンタ・クルス県にある国立公園
2000年、世界自然遺産に登録 / (ix)(x)
サンタ・クルス県にある国立公園で、先カンブリア期にさかのぼった生物進化の歴史を確認できるきわめて貴重なもので、セラード、サバンナ、湿地、常緑樹林帯まで、豊富な動植物の生息が見られる。
ウユニ塩湖
世界遺産では無いがボリビアに行くなら絶対に外せない場所
鏡映しの風景で有名なウユニ塩湖はだが雨期の12月〜4月に行かないと水が無く鏡映しの風景を楽しむ事が出来ない。俺は夜の星空を鏡写しで眺めたいので行くなら時期を調整しなければならない。料金はツアーだと大体1600円程度で、車をチャーターした場合1800円くらいで行く事が出来る。
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