キジ島の木造教会 | ロシアの世界遺産

公開日: ロシア 世界遺産

キジ島

キジ島の木造教会

英名:Kizhi Pogost
1990年、世界文化遺産に登録 / (i)(iv)(v)

キジ島の木造教会

キジ島はロシア連邦カレリア共和国のオネガ湖に浮かぶ島でロシア正教会の美しい木造教会建築群が世界遺産として登録されている。特にムーロム修道院の聖ラーザリ復活教会は14世紀に立てられたロシア最古の木造教会建築となっている。

ちなみに世界最古の木造建築物は7世紀に建てられた日本の法隆寺で、木造建築なら日本が一番だ。

世界最古の木造建築、法隆寺、法起寺 | 奈良の世界遺産『法隆寺地域の仏教建造物』

教会の近くまで行くには入場料がひとり400P。
高速艇が高かっただけに痛い出費となる。

アクセスはサンクトペテルブルクから鉄道で約8時間、モスクワから鉄道で約12時間のペトロザボーツクから高速艇に乗って約1時間半。高速艇の料金は結構高くて往復でひとり2750P(約5500円)。オネガ湖は面積が9,894 km²もありヨーロッパで2番目に大きい淡水湖となっているため仕方ないのかもしれない。

ちなみにこの島は冬になると湖が凍ってしまい行くことが出来なくなる。この島に住んでいる人は60名くらいでそのほとんどが働いている人らしく、本当の住人は数人しかいないらしい。

俺たちはモスクワから三等寝台の列車でペトロザボーツクまで来たのでひとり2294P(約4500円)。
サンクトペテルブルクまでの三等寝台の列車の料金はひとり1056.5P。

詳しくは
三等寝台列車でゼロ泊三日、ウラジーミルからモスクワ、キジ島を経由してサンクトペテルブルクまでの旅

キジ島の木造教会

ロシアの教会に良くあるタマネギ頭のクーポラも木造で出来ている。ちなみにこの教会は釘を一本も使わずに建てられており、更に雨風の影響を受けないようなデザインになっているそうだ。

ロシアは元々、木造建築が主流だったのでロシアの木造建築の技術もかなり素晴らしい。

プレオブラジェーンスカヤ教会

俺は今回のロシアの旅でもっとも期待していた世界遺産がこの『キジ島の木造教会』だった為に楽しみにしていたのだが天気はあいにくの曇天でしかも一番メインのプレオブラジェーンスカヤ教会がなんと修復中。

プレオブラジェーンスカヤ教会 プレオブラジェーンスカヤ教会

ちゃんと調べて来なかった俺が悪いのだけれどもこれには大きなショックを受けた。
なにせここまで来るのに移動費だけでふたりで2万円以上も掛かっているのでなおさらだ。

プレオブラジェーンスカヤ教会

なんとか騙し騙し修復中でもいいような角度から撮影を試みる。
でも、やっぱり真ん中にどーんとプレオブラジェーンスカヤ教会くる構図がいいんだよね。

キジ島

それでもせっかく来たのだからカッコいい写真が撮れるように頑張りたい。

キジ島

曇天だからかなり難しいのだけれども天気ばかりはしょうがない。天気は天から与えられる物で俺たちがどうこう出来るものではない、どうしても晴天が良ければ待つしか無いが日程と資金に限りがある旅ではそれも難しい。であれば与えられた環境で出来る事をするのみ。

キジ島

曇天のキジ島

今まで何度も世界遺産に行ったはいいが曇天や雨に悩まされた事がある。土砂降りの雨は仕方ないとしても曇天であれば曇天なりのいい写真と言うやつが撮れるのでは無いか?何度もトライしたがイマイチだった、全ては俺たちが一眼レフのカメラを使いこなせていないのが原因だ。

キジ島

そんな訳でこれも勉強するチャンスだと思い、色々とカメラの設定を変えて撮ってみた。

キジ島

晴れの日はもちろん最高でオートで撮ってもパキっとコントラストの効いた鮮やかな写真が撮れるけれども曇天だとそうもいかない。でも、暗黒大陸のような天気でもダークでカッコいい写真がきっと撮れるはず。

キジ島

映画やミステリー小説だったら確実に死人が出るような天気だったが実際のところ、現地はそれなりに気持よく澄んだ空気で居心地は良かった。

キジ島の教会 キジ島の教会

キジ島にあった木造の教会。

キジ島の風車 キジ島の風車

キジ島にあった風車。

写真を撮っている時は曇天で全然ダメかなと思ったけれども帰って見てみると暗いが今まで撮った事の無いような写真が沢山撮れていて良かった。これを機にもっと一眼レフの撮影の仕方を勉強したいと思った。

最後に俺の好きな一言

『最大のピンチは最大のチャンスでもある』

By ティナ・シーリング

キジ島に行こうと思われている方は出来れば修復が終わるまで待った方がいいと思う。まだまだ時間が掛かりそうだけれども。

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